庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

円通院、三慧殿のバラの絵

2010年08月08日 | お出かけ
かなり暑くなりました、さっきそとの温度計を見たら37度・・照り返しで上がっているようですが。

昨日からきょうにかけてクラス会で出かけてきました。
案内が届いたとき、場所が松島だったので前からぜひ行ってみたいと思っていたところをやっと訪ねることができました。


円通院という臨済宗の寺院で伊達政宗の嫡孫の菩提寺になっているところです。

詳しくはHPこちら
をご覧ください。

バラ寺とも呼ばれており境内の一角にはツゲの木で仕切られたバラ園がありこの暑さの中でもきれいに咲いているものがありました。






こんな説明板も備えてあって見る人を納得させてくれます。

漏れ聞いたガイドさんの説明によればお寺にトゲのあるバラを植えるとはけしからんと怒る人も数の中にはいるそうです(説明を読まない人)。


こんなところをゆっくり歩きながら三慧殿に登っていきます。


建物全体の写真は撮り忘れましたがいよいよなかに収められている宮殿型厨子を見てみましょう。


厨子の中に居るのが19歳で亡くなった光宗の像と7人の家来。
右側の扉の上のほうに紅い花が見えるでしょうか?
これが鎖国時代にヨーロッパに渡った支倉常長が持ち帰ったとされるローマを象徴する洋バラの絵だそうです。

左には水仙、像の上のほうにはガーベラの花、アカンサスの葉、トランプのダイヤ、スペード、クローバー、ハート、十字架の変形した図案など多数西欧文化(またはキリスト教を示す)が描かれ350年間もの間三慧殿の扉は閉ざされていたため公開されるようになったのは最近だそうです。
色褪せることなく厨子の中で咲き続けた紅いバラの花はどんな洋バラがモデルなのでしょうね。

コメント (2)
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