晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

九州道路事情 4/8

2007-04-10 | 旅行記

 2007.4.8(日)曇り  道中17度 
   
 8:00 起床 
10:00 神湊スカイホテル発~R495~遠賀川自転車道~中間市~県道48号~
R3~スペースワールド~R199~
15:20 東横イン小倉南口着

  高い宿泊代を払って、憮然として表に出ると、隣の料理旅館の看板に「一客一亭の心でお迎えいたします」と大書きしてある。一人じゃ泊めないくせに何が一客だ。頼まれてもこんなところこねえぞ。
 日曜日の宿泊は東横インと決めている。3月までのサービスだが、3、950円なのだ。
4月からは3割引とか聞いている。値段はともかく、高速インターネットが各部屋で使えることがありがたい。ブログの更新はほとんどここでやっているが、少なくとも7日分はたまっているということである。小倉までの距離だからのんびり出発、のんびり走行となる。国道495号線の垂見峠に至る界隈は、匠ロードといって陶芸家、ガラス工芸家、木工など様々の工芸家がアトリエを構えている。流木アートなどもあって、時間があれば楽しく寄り道できるだろう。Img_4047 日曜日とあって自転車の走行も多く、声を掛けてくれる人も多い。垂水峠を越えて湯川山への登りも良いトレーニングの場となっているようだ。
 やがて遠賀川にぶつかる。真っ直ぐ行ってもいいのだが、右岸に楽しそうな自転車コースがあるので走ってみる。というより山崎君が「中間市は中間君のふるさとだから、酒の肴に寄ってきてよ」などとメールしてきたものだから、中間市にも寄ってみることとする。
遠賀川は大きな川で、ボート、野球、サッカー、野草摘み、ジョギングからフリーマーケットまで大賑わいだ。勿論自転車の走行も沢山いる。Img_4050 あっという間に中間市に着く。
Img_4051

遠賀川自転車道と中間市の証拠写真


 中間市 は30余年前仕事で訪れた街だが、全然面影がない。新しくて綺麗な街だ。もっとも県道48号線沿いしか見ていないが、、、、。なにか立ち寄って面白そうなものはないかと注意するが、何もない。証拠に郷社総社神社の写真を撮って先を急ぐ。すぐに北九州市となり、3号線を東進する。ところが八幡駅のあたりで、トンネルとなり急に自転車、人通行禁止となる。予告も何も無しである。最低、どうすりゃいいんだよ。やむなくバックし、北へ迂回する。すると自然とスペースワールドに到着する。こんなとこ来たくないのに、と思っていたらいのちのたび博物館というのがでてきた。そこで博物館の職員に道を聞く。親切に教えてくれるが、博物館を見る余裕はない。こんな事なら中間になんか寄るんじゃなかった。なんて言ったら中間君に悪いか。今度は国道199号線となり、結構迷いながらも、小倉に着く。今日の目的はブログの更新、夜中の1時まで頑張る。
  九州もあと一日なので、九州の道路事情など記しておこう。九州は道路が広い、南部では車も少ない。ブログの中でもかつては道路と車に対する不満や怒りが多かったと思うが、九州ではそれが影をひそめている。長崎県などは道路も狭く、福岡などは車も多い。私自身がこれらに順応してきたのも有ると思う。少々のことでは腹を立てることも無くなったし、イライラすることも無くなった。九州では歩道を走る必要も少なかったが、福岡県では歩道走行が必要であった。ところが、段差がきついのである。福岡特有のきつさである。ブレーキを掛け、腰を浮かして越えなければならない。3~5cm程度の段差か。目の不自由な方の黄色の誘導帯が設置してあるが、果たして目の不自由な人があの段差を越えられるのだろうか。ましてや車いすでは絶対無理だ、障害者対策もお役所仕事のようだ。
自転車走行については、九州は絶好である。近畿、最悪、自転車道を探せ。北陸、交通量多し、トンネル多し、走行注意。中部、坂道多し、トンネル多し、困難性高い。東北、道路狭し、交通量少なし、快適走行。北海道、道路広し、交通量少なし、快適。関東、最悪、
自転車道探せ。東海、交通量多し、自転車道探せ。沖縄、道路狭し、交通量少なし、快適。九州、道路広し、交通量少なし、快適。と言うところか。

 
走行距離60Km  累計8,422Km  経費15,058円

★峠列伝(39)垂水峠(100m) 福岡県、国道495号線 困難度 2
 風景 3  水場無し

コメント (2)
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