晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

4/12~13 自動車旅行

2007-04-20 | 旅行記

 2007.4.12(木)快晴   
   
 7:00 起床 
 9:00 KKRあさくら荘発~秋芳洞~秋吉台~青海島~金子みすず記念館~ 
16:00 萩小町着

  秋芳洞は20年ほど前に来たことがある。龍泉洞、あぶくま洞、玉泉洞など見てきたためか、秋芳洞はつまらない。見ることができる部分は洞は広いが、鍾乳洞は未発達で、面白くない。早々に切り上げて、秋吉台に行く。前回訪問の際には行かなかったのでどんなところか、実は期待していなかったのだが、予想外に素晴らしいところであった。見渡す限りのカルスト地形は圧巻である。遊歩道がありクイズを解きながら散歩することができる。ドリーネなど学術的に貴重な自然遺産があちこちにある。秋吉台科学博物館は無料で入館できる、カルスト地形の博物館で、動植物から地学など勉強が出来る。突然変異で白色化したシマヘビがいて、ついこの間まで青大将も居たそうだ。秋芳洞は御すすめではないが秋吉台は絶対行くべきだ。Img_4167 Img_4170
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 左:秋芳洞の名物黄金柱 中:見渡す限りのカルスト地形 
 右:白いシマヘビ

 海の景色を見るべく、青海島に渡る。日本の渚百選の浜があり、遊歩道から奇岩探勝ができるのだが、折からの赤潮で、景色は台無しである。瀬叢と言われる岩礁群は東山魁夷の皇居の壁画のモデルとなったそうだ。潮の汚れは残念である。Img_4178 Img_4183

赤潮が発生し、せっかくの海岸も台無し。



 青海島仙崎は童謡詩人金子みすずの生まれ育った地で、金子文英堂跡に記念館がある。
このあたり一体に詩碑や胸像があり、町並み保存がされており、情緒のある通りとなっている。Img_4184
金子みすず記念館

   
走行距離0Km  累計8,541Km  経費10,000円

★はぎ温泉 旅館萩小町の温泉 Ca,Na塩化物冷鉱泉 循環、加温、消毒





 2007.4.13(金)曇りのち雨   
   
 7:00 起床 
10:00 萩小町発~松下村塾~萩城跡~旧厚狭毛利家萩屋敷~笠山~椿群生林~ 
17:00 ペンション津和野着

  萩で松下村塾ははずせない。この小さな塾から日本を変える大きな潮流が生まれたのだ。
吉田松陰は神様となって松陰神社に祭られている。本人は何ともくすぐったいことであろう。次に萩城に行く。山城に登りたかったのだが、時間的に無理で残念である。Img_4188
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左:松下村塾  中:萩城本丸跡  右:この山頂に城跡がある。

 萩には沢山の名所旧跡があるが、笠山という日本で一番小さい火山に行く人は少ない。
高さ112m、火口の直径30m、深さ30mのこじんまりした山だが、釣鐘状スコリア丘単成火山で一万年前の噴火ということである。頂上から萩市が一望でき、展望台もあるが、それは余分である。その麓に椿の群生林がある。花の季節は終わっているが、もの凄い群生で、盛りには道が真っ赤になっている。Img_4207 Img_4218
 

日本一小さい火山の火口と椿の群生


 津和野に入ったところに、道の駅の温泉あさぎりの湯がある。いい温泉だということで訪れたのだが、入った途端大きな雷鳴と光が走り、すぐ近所に落雷する。裸で雷に遭うのはなんとも恐怖で、へそは大丈夫かと気になるところである。停電となるもすぐ回復し、安心してサウナに入っていると再度停電し、ついに回復しなくなった。サウナは真っ暗、シャワーは出ず、お湯も段々ぬるくなる。あがるしかない、済みませんと係の人が来るが、
どうしようもない。せめて料金でも返してくれれば納得するが、その気配もない。
   
走行距離0Km  累計8,541Km  経費10,000円

★津和野温泉なごみの里 あさぎりの湯 津和野県道13号線道の駅内 500円
 単純放射能冷鉱泉  循環、加温、消毒  サウナ、露天風呂、家族風呂有り

コメント (1)
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