晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

じょんのびファーム’10秋 11/20

2010-11-20 | 違いのわからん農学士

2010.11.20(土)快晴

 じょんのび園芸部長が仕事出来なくて、ガーデンはえらいことになっている。雑草は生えたまま枯れ始め、木枝は伸び放題で剪定されず、もうこの冬はなるようになれという感じだ。来春からカムバックできればまあいいか。先週訪れたお客さまが「自然の中って感じでいいわねえ」とおっしゃっていた。思えばガーデニングとは超人工な訳だ。今日はチューリップを30球あまり植え付ける。やる気はないのだが、おみやげに戴いたのでやるっきゃない。
 ファームの方も手が回らなくて大変だ。それでも勝手に育ってくるので、収穫はしなければならない。

 生姜の収穫:猛暑の間の世話の甲斐あって豊作、半分の1Kgを紅生姜にすべく加工中。残りの半分はおがくずに保存しながら早急に食する予定。一本だけ土中に残し、ビニールでも掛けて保存実験する。多分駄目だろう。また、生きている種生姜も土中に返し、どうなるか試してみたい。来年生えてきたらびっくりだ。Img_1778

収穫後半戦の生姜、隙間の土は歯ブラシで落とす。 


 大根、白菜、人参:秋冬野菜の三種の神器、大根は適宜収穫中、白菜も結球し始め来週ぐらいから食べられそう。問題は人参だ、人参はここ2年間失敗している。播種が遅かったり、間引きしなかったりでまるで育たなかった。今年こそという思いだが、他家の畑より生育が遅いようだ。Img_1772_2
Img_1773
三種の神器、手前の畝は赤玉葱植え付け。



 ネギ類:九条ネギは毎夏干しネギにし、今年で3年目だ。育ちが悪い上に味が悪い。他家の畑を見ていると全然育ちが違う。野菜名人に聞くと、肥料をどんどんやればいいということだったが、やってもあかん。土もしっかり苦土石灰やって改良しているのだが。最も簡単なはずのネギがうまく行かないのは違いのわからん農学士のプライドに関わる。なんとかクリアしたいものだ。その他のラッキョウ、ニンニク、ワケギなどは順調だ。そして初めて赤玉葱を植え付ける。Img_1777

九条ネギ、なちゃけないったらありゃしない。


 採種:オクラ、プッコチの採種する。鷹の爪の播種が遅くて育ちが悪く、採種できないのが残念。

果樹:一年柚子が三年目に成った。諦めていただけに嬉しいものだ。庭木の剪定は出来そうにないが、梅の剪定だけはなんとかしなければならんだろう。

きのこ:昨秋は化け物椎茸が出て大騒ぎだったが、今年は気もない。猛暑で菌が死滅したのだろうか。代わりに諦めていたなめこが出てきた。よく解らん。Img_1774

なめこ汁楽しみ~。


 今日のじょん:ストーブの加減で、夜は暖かくうらめしじょんとなって寝ているが、朝は鍋ネコじょんになっている。Img_1553


これ、鍋ネコじょん(10.16)







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上林探訪 古和木 11/19

2010-11-20 | 日記・エッセイ・コラム

2010.11.19(金)快晴

 定休日の今日、あれもしようこれもしようと秘かに計画を練っていた。必ずやらなければならない仕事、つまり銀行に行ったり、買い物をしたりが終わるともう正午になっている。朝からもの凄い霧で、好天が予想されていたが、果たしてこの秋一番の快晴で、家の仕事なんかやってられない気分だ。Img_1750

霧の中、走っておりやす。


 と言うわけでかみさんの気分転換も兼ねて紅葉を愛でに行く。じょんのカレンダー用写真を撮る必要もあり、紅葉なら今日が最高で、最後だろう。昨日ヒッキーが「古和木はきれいやで、白山スーパー林道みたいやで」とおっしゃっていたので、白山スーパー林道は行ったことがないのだけど古和木に行ってみることにする。
 昨年7月古和木の地名に関して、古和木=強木説を書いて、自信を持っていたのだけど最近少し疑問を感じている。それは強木説の根拠はくれ屋根、くれ葺きといってかつての上林の家屋の主流であった、くれ(栗板)つまり強木の主産地であったということと、強木谷という谷があるというだけのものだからだ。最近川上のことを調べる機会があり、古和木から川上に抜ける菅の坂を越えたところに小脇谷(こわきだん)というのがあり、その下流に古和清水(こわしょうず)というところもある。そして頭巾山の許波伎権現も若狭の国に関連があるようで、単純に古和木=強木とは言えないような気もしている。ただ、寛政11年の丹波国図には強木村と記述されている。
 それよりなにより、一度も訪れもしないで地名考証をしたのは失礼なことであった。
 八代(やじろ)までは行ったことがあったので、それより奥は初めての体験である。上林の村々の道は相変わらず細い。対向車が来ないかとヒヤヒヤしながら進む。古和木の第一印象は思ったより谷が開けているということだ。古屋や市志の谷に比べ開放感を憶える。そして上林下流域に住まいする者にとってうらやましいことは、川が美しいことだ。これは奥上林、或いは上林川の支流域にとってかけがえのない財産だと思う。
 紅葉は白山スーパー林道には劣るかもしれないが確かに美しい、ただその美しさは全体的なものであって、カレンダーにしようかというポイント的な場所が見つからない。家が途切れたところまで行って、まだ奥に家があるのか聞くと、その場所が最奥だと言われた。このことはとことん奥まで居住している上林の中では意外な感じがした。まだ川幅は広く山は相当深くまでありそうなのだ。ただ、道路は急激に細くなっており、工事のミキサーカーなどが頻繁に行き来しているので、ここまでにしておく。Img_17591
 
ここまで行ってきた。


写真を撮ったり、川に下りて岩石を調べたり、I藤さん宅を見たりして帰路につく。帰りに大岩の滝はいかがなもんかと見に行く。水量もあって紅葉もまずまず、カレンダー候補はこちらかな。Img_1768

大岩の滝

【作業日誌 11/19】
赤玉葱植え付け
生姜残り収穫
紅生姜作り(梅酢漬け)

今日のじょん:本文中につきお休み。

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