2015.11.24(火) 雨
過去の例によると大体このあたり、発症から2週間で痛みは解消というものであった。その日を過ぎても一向に変化は無い、これには落ち込んだ。
まず痛みを取ってから根治にいたるトレーニングをしようともくろんでいたからだ。落ち込んでいても仕方が無い、実際に痛みはあるし、前向きな気持ちを持たないと治りも遅くなる。もうひとつ気になることがある、今回の腰痛が始まって以来腸の調子が悪いことだ。もっとも以前から腰痛の際には腸の調子が悪く、その間下痢気味であった。腰痛が原因で腸の調子が悪いものとばかり思っていたが、腸に原病があって腰痛が起こっているとしたらこれは捨て置けない。いくら鍼灸に通っても、ストレッチや灸をしても良くならないからだ。夜中に目が覚めてお腹がグルグル鳴っていると妙に不安になってくる。意を決して病院に行くことにする。
初診の問診票に「長引く腰痛の原因が腸にあるものか、無いものか調べて欲しい」とはっきり書いた。腸と腰のどちらも看られる総合病院のR病院に行く、17日のことである。T鍼灸をキャンセルすると、結果を聞かせて下さいねと言うお言葉、先生も気になるらしい。
田舎の病院は老人客でいっぱい、特に内科は順番待ちが激しく外科でCT撮ることになる。CTとレントゲン撮って診察室へ、、、、
「椎間板ヘルニアですね、ここが飛び出してるでしょ」
「これは何番にあたるのですか?」「4番と5番の間ですね。これは元に戻ることはありません。牽引をすると腰椎の間が開いて楽になるので、週2,3回通って下さい。足がしびれたりすることはありますか?」
「いいえしびれたことはありません。完治する治療はあるのですか?」
「完治することはありません。完治は手術して切除することですが、あなたの場合その必要は無いでしょう」
「僕もヘルニア持ってるのですが牽引すると楽になりますよ」
「先生、腸の不調についてはどうなんでしょう?」
「腰と腸は関係ありません」
次に内科の検診を受ける。先生例のCTの写真を見ながら、「腸の不調原因はヘルニアですね、腰から腸にも神経が行ってますからね」
「腰が治れば腸も治るでしょう。でもこの場合便秘が多いのですがねえ」
「常にお腹がグルグル鳴っているのですが、、、」
「それも便秘の症状ですがねえ、便秘なら薬もありますが、下痢や軟便には薬もありません、下痢の時は水分をとるようにして下さい」
高額の治療費、いや医者代を払って貴重な時間を費やした結果がこのざまである。
このやりとりの矛盾はわかる人は医療通といえましょう。
【今日のじょん】
2015年のボジョレヌーボが来た。もちろん船便である。
「今年のボジョレはおいしいわよ」という中尾さんの言なのだが、はて、昨年どんな味だったか????じょんはと言えばカンケーねえとばかりカイカイしている。
岩手の鴨肉は美味いのだワン、それにしても小さくなったネー。