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40年間代講教師を務める女性の月収は2800円!中国農村の実態に「社会主義って素晴らしいなあ」―中国ネット

2016年01月09日 08時19分44秒 | 海外情報
2016年1月9日、中国メディア・新浪はこのほど、山西省の農村地区で代講教師を務める女性の月収がわずか150元(約2800円)であることを伝える記事を掲載した。

この女性は1975年、17歳の時に小学校での代講教師を頼まれてから40年間、ずっと代講教師を務めている。しかし待遇は非常に悪く、正式採用の教師ではないため、月収は150元で年に1度まとめて1800元(約3万3000円)の給与を受けている。この女性は待遇について何度も上層部に直訴したが、一向に変わっていない。しかし、子供たちのために教壇に立っているという。

この記事が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「この悲惨な話が、人を激励する美談として扱われるんだろうな」
「きっとこの女性はいつでも辞めることはできたと思うが、知識を求める子供たちを捨てることはできなかったんだろうな」

「現地の教育部門の主管は責任を取って辞めるべきだな」
「汚職役人は数億の財を成すのに、教師はその日を食べるにも困る。これはいったいなぜなんだ?」

「わが国には確か、教育部という部門があったと思うのだが?」
「国が出すお金は幾つもの部門を経て一番下に来る。いったい途中でどれだけのお金が吸い取られるのだろう」

「党に感謝し、政府に感謝しないとな」
「これがチャイナドリームですね」
「社会主義って素晴らしいなあ」(翻訳・編集/山中)