日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

自民・公明・みんなの党が、秘密保護法案を衆院で可決、反対の世論ひろげ、参議院で徹底審議のうえ廃案に

2013年11月26日 22時48分00秒 | 日本共産党
11月26日(火)
 今日は、午前10時から、先日、耳の不自由な方で、党の活動を共に進めていた方がなくなり、お通夜や葬儀にも出席しましたが、改めて党の中央と地区委員会からの弔慰金をもって、支部の方と訪れ、奥さんにお渡ししました。奥さんも耳が不自由で、ともに訪れた支部の方が、手話でこちらのお話をお伝えしました。ご主人名義の財産分与や今後の、手続きの仕方なども、支部の方々と相談にのりすすめようと話し合いました。
 
 午後からは、毎月の月末の赤旗集金活動に、カレンダーを届けながら庁内、市内を走りました。

 昼過ぎに、特定秘密保護法案が、衆議院特別委員会可決のニュースが飛び込みました。赤旗記事や報道されている文書をもとに、宣伝原稿を作成し、集金の合間に宣伝カーを走らせました。

 自民・公明・みんなの党が賛成し、特定秘密保護法案が衆院特別委員会で今日、可決しました。26日午前、傍聴席からは、激しい抗議の声が上がり、「数の横暴だ」「これが民主主義か」。日本共産党らが委員長席に詰め寄りました。

 秘密保護法案を審議する国会の特別委には、法案に反対する市民ら約100人が傍聴に訪れ、入れ替わり立ち替わり審議を見守りました。予定の質疑が終了し、首相が退席。野党議員が委員長席に詰め寄り、「数の横暴だ」「将来に禍根を残す」などと激しく抗議、傍聴席からも「強行採決反対」「採決は無効」と声が上がりました。しかし、審議は打ち切られ、起立で強行採決で可決されました。 
 自民・公明の与党は午後にも秘密保護法案の衆議院本会議の採決を進め、参議院に送ろうとしています。

 秘密保護法案というのは、政府が持つ膨大な情報のなかから政府が特定秘密を指定して、秘密をもらす人、秘密を知ろうとした人などを厳罰にするというものです。矛先は公務員だけでなく、すべての国民に向けられています。国民には何が秘密かも秘密です。例えば原発事故が心配だといって写真を撮ってブログにのせたら、ある日突然、警察がきて逮捕ということにもなりかねない。国民のあらゆる自由な活動が圧殺されます。
 逮捕されたら、裁判でも特定秘密は開示されないわけで、弁護士はどう弁護していいかわからない。何によって裁かれているかもわからないまま重罪にされる。こんな空恐ろしい暗黒社会を許してはなりません。

 25日の福島での地方公聴会でも、自民党が推薦した公述人をふくめ、すべての公述人が、秘密保護法案に反対や慎重審議をもとめています。
 日本共産党は、何が秘密かも秘密!国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法案は廃案しかないとよびかけます。

 
 知らなければ逮捕されないでしょうか?特定秘密だと知っていたかどうかを判断するのは、本人ではなく、警察です。逮捕されて、勾留されて、自白を強要されるというのがいまの日本の司法警察です。総理もあり得ると国会で認めています。
 逮捕されて勾留されるだけでも、国民の自由な活動は萎縮します。そういう効果がこの法案にはあります。だから、たくさんの人々が反対しています。国民のなかでこの秘密保護法案に対する不安と心配、怒りが広がっていることを国会は受け止めるべきだと 訴えています。

●日本共産党は、国民の自由な活動萎縮させる秘密保護法案は、徹底審議のうえ廃案にせよと訴えています。――国民の不安・怒りを国会はもっと受け止めるべきです
 国会は、秘密保護法案は、廃案に、少なくとも徹底審議、慎重審議を!の声を一層広げましょう。