6月3日(水)
箕面市議会の第2回定例会、6月議会、文教常任委員会で、名手宏樹は、ある保育園で声が上がっている私立保育園で行われている、「通園児への制服の着用問題」について質問しました。質問で準備した原稿などからやりとりの概要をご紹介します。
保育園での制服の購入、園が説明し、書面で保護者合意が必要、
合意しないからといって施設は差別的な扱いをしてはならない
2015年6月3日 文教常任委員会で質疑
箕面市で制服がある私立保育園 4園 作業服スモッグは別
市内のある民間保育園では、保護者から、「制服一式そろえると 制服、帽子、カバン、靴 6万円から7万円にもなる。負担が大きいので初めは色んな声が出ていた。市役所に納得いかないと言いに行く人もいた。現在は入園する人は全部購入してください。といわれ、購入することになっている。以前から入園していた子ども・保護者には最低限しか購入していない。今でも不満に思っている人がいるが、負担は大変だけど、諦めている。制服の決定も前もって「決定しました」と紙が回ってきただけ」など、声が出ていて、これまでも苦情を言ってきたが受け入れてもらえなかった様子がうかがえます。
・市役所には苦情はきいていないのでしょうか? 実態をつかんでいない?
あまりつかんでいないよう。
・新制度による保育料以外の上乗せ・実費徴収は、私立保育所のみ市町村の同意が必要ではないのか?
必要。
・4月からの箕面市子ども子育て支援条例ではどう規定されている?
14条6 「書面によって明らかにするとともに保護者に説明し、文書により同意を得なければならない」ではないか? そのとおりです。
・実際はそうなっているか?市は把握しているか?
・「保護者との合意」ができているものと思っている。
合意はどんなふうに取っているのか?
保護者会 ある ない 場合でも。
重要事項説明をおこない、利用者負担、盛り込んで説明し、承認した として入園するという流れ。
制服を買わされる保育園を選ばない自由がある?
運営方針 合わないなら入所をあきらめることができるか?
待機児が出ている中で難しいでしょう!
・新制度では公立・私立に関わりなく保育料は同一、しかし、実費・上乗せ徴収の範囲が広がると、実質の保育料に高い、安いが生じる。負担額が高い施設は、負担できる保護者しか利用できないということになる。 さらに体操、音楽、英語・・・など別途のオプション保育の広がりなど。
これでは、保護者の所得でうける保育の格差が生まれることになる。保育の平等性の確保の観点から実費・上乗せ徴収は最小限度にとどめるべきではないか?
・施設・事業者には保育料以外の負担について慎重な配慮が求められているが、市の見解は?
・内閣府令「特定地域・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準」第24条では
「保育の提供に要する費用を負担するか否かによって、差別的取扱いはしてはならない」とされている。
同様の規定が市の条例にあるか?
箕面市子ども子育て支援条例26条に同様にある。
第二十六条 特定教育・保育施設においては、支給認定子どもの国籍、信条、社会的 身分又は特定教育・保育の提供に要する費用を負担するか否かによって、差別的取 扱いをしてはならない。
・待機児が出ているもとで、入園できるだけでもよかったと思ってしまうことが当たり前になっている。施設の運勢方針に合わなければ、負担は大きくても、不満があっても従わざるを得なくなっているのが現状だ。
・市の指導の強化、せめて、費用を負担するかしないか、制服を着用するかしないかで差別的な扱いがされないとはっきりさせたうえで、保護者同意の手続き、説明と同意書をとることの厳密化、厳格化をすべきだ。
箕面市議会の第2回定例会、6月議会、文教常任委員会で、名手宏樹は、ある保育園で声が上がっている私立保育園で行われている、「通園児への制服の着用問題」について質問しました。質問で準備した原稿などからやりとりの概要をご紹介します。
保育園での制服の購入、園が説明し、書面で保護者合意が必要、
合意しないからといって施設は差別的な扱いをしてはならない
2015年6月3日 文教常任委員会で質疑
箕面市で制服がある私立保育園 4園 作業服スモッグは別
市内のある民間保育園では、保護者から、「制服一式そろえると 制服、帽子、カバン、靴 6万円から7万円にもなる。負担が大きいので初めは色んな声が出ていた。市役所に納得いかないと言いに行く人もいた。現在は入園する人は全部購入してください。といわれ、購入することになっている。以前から入園していた子ども・保護者には最低限しか購入していない。今でも不満に思っている人がいるが、負担は大変だけど、諦めている。制服の決定も前もって「決定しました」と紙が回ってきただけ」など、声が出ていて、これまでも苦情を言ってきたが受け入れてもらえなかった様子がうかがえます。
・市役所には苦情はきいていないのでしょうか? 実態をつかんでいない?
あまりつかんでいないよう。
・新制度による保育料以外の上乗せ・実費徴収は、私立保育所のみ市町村の同意が必要ではないのか?
必要。
・4月からの箕面市子ども子育て支援条例ではどう規定されている?
14条6 「書面によって明らかにするとともに保護者に説明し、文書により同意を得なければならない」ではないか? そのとおりです。
・実際はそうなっているか?市は把握しているか?
・「保護者との合意」ができているものと思っている。
合意はどんなふうに取っているのか?
保護者会 ある ない 場合でも。
重要事項説明をおこない、利用者負担、盛り込んで説明し、承認した として入園するという流れ。
制服を買わされる保育園を選ばない自由がある?
運営方針 合わないなら入所をあきらめることができるか?
待機児が出ている中で難しいでしょう!
・新制度では公立・私立に関わりなく保育料は同一、しかし、実費・上乗せ徴収の範囲が広がると、実質の保育料に高い、安いが生じる。負担額が高い施設は、負担できる保護者しか利用できないということになる。 さらに体操、音楽、英語・・・など別途のオプション保育の広がりなど。
これでは、保護者の所得でうける保育の格差が生まれることになる。保育の平等性の確保の観点から実費・上乗せ徴収は最小限度にとどめるべきではないか?
・施設・事業者には保育料以外の負担について慎重な配慮が求められているが、市の見解は?
・内閣府令「特定地域・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準」第24条では
「保育の提供に要する費用を負担するか否かによって、差別的取扱いはしてはならない」とされている。
同様の規定が市の条例にあるか?
箕面市子ども子育て支援条例26条に同様にある。
第二十六条 特定教育・保育施設においては、支給認定子どもの国籍、信条、社会的 身分又は特定教育・保育の提供に要する費用を負担するか否かによって、差別的取 扱いをしてはならない。
・待機児が出ているもとで、入園できるだけでもよかったと思ってしまうことが当たり前になっている。施設の運勢方針に合わなければ、負担は大きくても、不満があっても従わざるを得なくなっているのが現状だ。
・市の指導の強化、せめて、費用を負担するかしないか、制服を着用するかしないかで差別的な扱いがされないとはっきりさせたうえで、保護者同意の手続き、説明と同意書をとることの厳密化、厳格化をすべきだ。