日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

">「芦原池での釣りを禁止にする!?」公園と池の清掃整備で、市民の憩いの場をまもろう

2016年07月26日 23時56分00秒 | 地域活動
7月26日(火)
「芦原池での釣りを禁止にする!?」
公園と池の清掃整備で、
市民の憩いの場をまもろう


釣りの禁止で
池に近づけないように

 芦原公園の芦原池で釣りをしている市民の方から「釣りをすることを禁止しようという動きがあるので何とかしてほしい」と声が寄せられました。市の公園緑地室の説明では、「釣り餌などで池が汚れる」などと、池を管理している「水利組合の方からも釣りの禁止の声が出されてきた」など説明されてきました。また、釣りの禁止とあわせて池のふちに降りられる降り場をなくして、フェンスを高くして市民が池に近づけないようにしようとしています。



釣り人は
池と公園の「助け人」

 これに対して、釣りをしている市民の方から「釣りの禁止を
やめてほしい!」と声があがっています。また池の周辺をボランティアで清掃をされている市民の方も、「池で釣りをしている方は、まわりで市民が転倒した人を助け、池に落ちた子どもを助けたり、困った人を助ける役割を果たしている」といいます。また、「市に、水草の除去を要請したが、職員が清掃にきたが、水草の繁茂が激しく、少し作業しただけで手に負えない状況になったようだ」ということでした。

10年以上、
浚渫作業をしていない

 今年も芦原池は、水草の繁茂が目立っています。しかし、釣りを禁止し、池に近づけないようにすることが「水の汚れ」の解決になるでしょうか?池の汚れが出ているなら、市が予算を確保して、池の清掃や浚渫(しゅんせつ)作業をしていたでしょうか?(浚渫作業=水底の土砂を掘取り、運搬処分する作業)
担当課の話では、「H16年以来、浚渫作業はしていない」とのことでし
た。職員の
記憶では「
その前は
H5年だっ
た」といい
ます。

公園維持管理の予算を確保して

 つまり、10年単位で、池の浚渫、清掃をしてきたのがこの間の予算取りだったと言えます。だとしたら、昨年もしくは今年、つまり今が浚渫作業を行う時期なのです。
「1回の芦原池の浚渫には400~500万円程度かかる」といいます。公園維持管理の予算をしっかり確保して、池の周りを清掃されている市民の方や釣りをする市民の方などとも協力いただき、芦原公園の整備をすすめるべきではないでしょうか?

憩いの場をなくし、
市民のための公園から離れてゆく

 釣りを禁止し、高いフェンスをつくることは、結局は、公園整備の予算の削減にはなっても、市民の憩いの場所をなくして、芦原池に親しんできた市民を池に近づけないようにすることになるのではないでしょうか?
市民のための公園からかけ離れてゆくことになるのではないでしょうか?

公園と池の清掃整備で、憩いの場をまもろう
 名手ひろきは、市が池の浚渫作業をおこない、市民の憩いの場として公園の整備を行い、釣りも続けられるようにすべきだと考えます。担当課、公園緑地室には釣りの禁止をやめて公園整備予算の確保を申し入れました。