日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

12月の市議会一般質問で、公立保育の役割しめし、「新改革プラン」の民営化の拡大の方針の撤回を求める

2021年01月04日 23時44分00秒 | 市議会
1月4日(月)

 日本共産党の名手宏樹は、12月の市議会一般質問で、公立保育の役割をしめし、「箕面市新改革プラン(素案)」の公立保育所の民営化の拡大の撤回を求めました。


 民間保育園は園の理念で保育
 民間保育所は、民間法人の保育園の理念を基に保育しますけれども、園ごとの理念は違います。その方針も変更されることもあります。

 公立保育所は広い住民の意見が反映されるべき施設
 一方、公立保育所は、市町村の住民ニーズに応える保育を行い、入所世帯だけでなく、広い住民の意見が反映されるべき施設です。保育所保育指針の 基本原理を踏まえた保育を進めることも必要です。

 国と市には保育実施の義務がある
児童福祉法第24条1項は、市町村は、保育を必 要とする場合において、当該児童を保育所において 保育しなければならない。2項は、市町村は、前項 に規定する児童に対して必要な保育を確保するため の措置を講じなければならないとあります。国と市 町村による保育実施義務があります。

 公立保育所は市の意志があれば民間より市民ニーズにこたえられる
 公立保育所は、民間保育園とは違い、その財源や運営主体が市にあるからこそ、市の意思で、民間の保育園では対応の難しい福祉ニーズに対する保育が本来できるはずなのです。
 
 市の公的責任を放棄する民営化の拡大の方針の撤回を
保育制度も改変され続け、保育の直接契約や株式 会社法人事業参入により、保育の市場化が一層進められています。直接契約では全く市場化に向かっていきます。市町村に公的保育の責任を残して、地域 の住民に責任を持つ公立保育所の役割が一層重要となるのです。市の責任を放棄する公立保育所の民営化の方針の撤回を求めるものです。