日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

箕面市新改革プラン、公立幼稚園の廃止は撤回せよ!

2021年01月13日 23時09分00秒 | 市議会
1月13日(水)
 日本共産党の名手宏樹は、箕面市新改革プランにかかわり、公立幼稚園の廃止の方針に反対して改革プランの撤回を求めて質問しました。

 公立幼稚園の全廃について質問 します。
  新改革プラン(素案)では、運営事業の委託化・ 民営化によるコストダウンをめざすとする中に、公立幼稚園の廃止を盛り込みました。さらに、補足資料には、公立幼稚園が、3歳児保育も、預かり保育も、給食の提供も、バス送迎もできていないことを挙げて、公立幼稚園に比べて私立幼稚園のサービス が充実している、公立幼稚園に通園している161 人の子どもが全員私立幼稚園に通うことも可能と結論づけています。

1点目に、3年保育について質問します。 公立幼稚園が入園児を減らしてきた原因・要因についてどう考えているのでしょうか。他市での3年 保育の実施状況はどうでしょうか。
 吹田市は、3歳 児、4歳児、5歳児。3歳児については、市立認定 こども園のみですが募集しており、市立認定こども 園では、午後6時までの預かり保育はもちろん、給食も実施しています。
 茨木市でも公立幼稚園で預かり保育を実施、市立認定こども園で3歳児保育の延 長保育を実施されています。
 池田市では、かつての行政改革で、公立幼稚園は2園となりましたけれど も、その2園で2020年4月から、月曜日から金 曜日の預かり保育では、午前8時から午後9時まで 拡充されています。長期休業期間中においても午前 8時から午後6時まで実施とし、また通園バスまで 運行していますとしています。
 私がホームページで 調べるだけでも、近隣他市では、公立幼稚園でも3 年保育、預かり保育、給食、バス通園などが拡充されていることが分かりました。 箕面市としての把握されている状況を改めてお答えください。


 総務部長 公立幼稚園の入園児減少の原因等についてご答弁いたします。 公立幼稚園の入園児減少の原因等につきましては、さきの大脇議員さんへのご答弁のとおりです。 以上でございます。
 
 名手;大脇議員にお答えされた答弁は、「私立幼稚園の衰退・存続問題に直接つながるとの意見を踏まえて実施に至っていません」ということで、「公立は民間の調整役の役割だった」ということです。近隣 他市は、民間幼稚園があっても、公立幼稚園のままで認定こども園を運営したり、3年保育や延長保育、給食、バス通園を取り入れて公立の役割を残そうとしているのに、箕面では(3年保育など)やらないということでしょうか。再度答弁をお願いします。

総務部長  箕面市は、公立幼稚園を 認定こども園にして、公立の役割を残さないのかに ついてご答弁いたします。 近隣他市の公立幼稚園におけるそれぞれの取組を把握していますが、本市における幼児教育の歩み、公立幼稚園で3歳児保育等をしなかった理由は、さきの大脇議員さんへご答弁しましたとおりで、その上で、今般、公立幼稚園廃止の方向性について、新改革プラン(素案)及び補足資料にお示ししています。 以上でございます。

 名手;新改革プランでは、あくまで 公立幼稚園は要らない、廃止の方向ということです。