日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

国保の都道府県化で、箕面市では今年も国民健康保険料の全階層の値上げ

2022年06月01日 01時49分54秒 | 日記

6月1日(水)

国保の都道府県化で、箕面市では今年も国民健康保険料の全階層の値上げ

 一人当たり平均で年4,000円の値上げ。上限額、102万円に初めて100万円を超る。

 2018年国保の都道府県化が実施され、箕面市でも毎年のように、保険料の引き上げが進んでいます。政府は2018年度から、それまで市町村ごとに分かれていた国保の財政を都道府県に集約する「国保の都道府県化」をスタートさせました。この制度改変の最大の狙いは、市町村が一般会計から国保会計に繰り入れて行っている、自治体独自の保険料軽減をやめさせ、その分を住民の負担増に転嫁させることです。「標準保険料率」、「保険者努力支援制度」など、自治体独自の公費繰入をやりにくくする、さまざまな仕組みが導入されました。

 6月1日、箕面市から公表された2022年度箕面市国民健康保険料率についてではモデル世帯で、すべての階層で年間1人300円から3万円の値上げになります。

2021年

保険料の総額 29.4 億円(※) 被保険者数 26,674 人

一人当たり平均保険料

 0~39 歳及び 65~74 歳(医療分+後期支援分) 101,407 円

 40~64 歳(医療分+後期支援分+介護納付分) 128,878 円

2022年度

保険料の総額 29.4 億円(※) 被保険者数 25,625 人

一人当たり平均保険料

 0~39 歳及び 65~74 歳(医療分+後期支援分) 105,984 円

                昨年から 4,577円の値上げ

 40~64 歳(医療分+後期支援分+介護納付分) 132,934 円

                昨年から 4,056円の値上げ

 保険料の上限額、年所得約700万円世帯は、今年も3万円と連続値上げで102万円に初めて100万円を超えました。

 また一人世帯では、39才まで65才から74才までで年間所得200万円世帯で872円の値上げなのに、600万円世帯では472円の引き上げで、所得の低い層に負担が重くなる試算です。


箕面ドライブウェイ・才ケ原林道でドライブイルミネーション!?

2022年06月01日 01時25分13秒 | 日記

5月31日(火)

箕面ドライブウェイ・才ケ原林道でドライブイルミネーション!?

 現在、落石事故防止や不法投棄防止のため通行中止になっている才ケ原林道(箕面市道)を様々な大量の電飾を施し、「ドライブスルーイルミナージュ」として、乗用車やシャトルバスを走らせようとするものです。主催は「日本イルミネーション協会」、運営は「イルミナージュグループ」で、箕面市や大阪府が後援しています。観光客を箕面市ドライブウェイに呼び込むことを目的としているようです。

 しかし、箕面国定公園は、「箕面山の大阪府営箕面公園とその周辺の山林を合わせて963haが指定され、箕面市北部の低山岳地帯(標高100m-600m)に当たり、そこは、およそ1,300種の植物と3,500種の昆虫、数多くの野鳥、哺乳動物、両生・爬虫類、魚類などの棲息する自然の宝庫。当公園が東海自然歩道の終点(起点)」とされています。

 大量の電飾は、ドライブスルー観光とそこからの収益を優先し、自然の生態系に大きな負荷をかけ、影響を及ぼすことになることは明らかです。これまでの落石や不法投棄防止対策として一般住民の通行を中止させておきながら、5千円から8千円の通行料金を徴収してイルミネーション設置運営企業を利するものにもなります。落石や不法投棄防止対策はどうなったのでしょうか?