5月14日(火)
阪急バスの路線の再編で
「運賃負担が増え乗り換えも大変になった・・・」
北大阪急行延伸で2つの新駅が設置されバス交通の運行ルートなど再編がなされました。その多くは、これまで千里中央に運行していたバス便が箕面萱野駅へ集中する運行ルートにかわりました。これによって、「バス利用者からバスと鉄道の合計の運賃負担が増え、乗り換えもしなければならなくなり不便になった」との声が寄せられています。
日本共産党は、鉄道延伸よりバス路線の拡充をもとめてきました。また、早くから地域によっては運賃負担の増加になることを指摘し、運賃助成制度をもとめて要望してきました。2023年12月議会でも改めて次のように質問しています。
新たに発生する190円の運賃軽減策が求められる
「北大阪急行線延伸後のバス路線のほとんどは千里中央から箕面萱野駅経由となる。往復バス運賃の460円から往復のバスと鉄道の新線加算運賃と基本運賃で840円になり380円の負担増となる。私たちはこの負担の軽減を求めてきた。市も軽減策を約束してきた。しかし、市の答えは割引乗車券セットだ。これでは全く方向違い。新たに発生する新線加算運賃と基本運賃、190円の運賃軽減策が求められる。北大阪急行線延伸後の運賃助成制度を再考すべき」と質問し、要望してきました。
箕面市・・・1日乗車券とバスの乗車券3枚セットの運賃負担の軽減?
市の答弁は、「箕面萱野駅から千里中央駅の延伸区間で、路線バスから鉄道への乗換えで5分から8分程度所要時間が短縮される。延伸線利用者の需要予測1日当たり4万5,000人のうち、6割の方がバス利用の方で交通費の負担軽減となる。程度が自宅から新駅まで徒歩や自転車圏内、多く一方、箕面萱野駅または箕面船場阪大前駅までバスを利用し、新駅から千里中央駅以南に鉄道でアクセスする利用者、需要予測4万5,000人の約23%に相当する約1万400人は、延伸線開業後、運賃の負担増が見込まれる。利用形態は通勤利用が約6割、通学利用が約1割、一時利用が約3割と想定、会社から通勤手当が支給されているであろう方を除き、学生には増加する通学費用に対して最大50%を補助する通学定期への補助制度で年間最大約2万円の補助を行い、一時利用者には北大阪急行電鉄の1日乗車券と阪急バスの乗車券3枚をセットにして290円お得な880円で販売し、運賃負担の軽減や公共交通の利用促進を図る。」としています。
市の言う「運賃負担の軽減策」をうまく利用できているでしょうか?
千里中央へゆくのに
わざわざ申請して880円のセット券を購入されるでしょうか?
これまで阪急バス230円で
千里中央まで行けたけれど・・北急延伸で
◆千里中央へ(阪急バス箕面萱野まで230円+鉄道千里中央へ190円)×2(往復)=840円
◆江坂駅へ(阪急バス箕面萱野まで230円+鉄道江坂へ 240円)×2(往復)=940円
■箕面市のセット割引を使えば
230円×3=690円分と1日乗車券(江坂まで)=1170円を880円に
(限定10,000セット、箕面交通・観光案内所、キューズモール1階サービスカウンターなどで扱い)。
箕面市地域創造部交通政策室 電話:072-724-6746
北大阪急行延伸後のバス路線の再編での
みなさんのご意見をおよせください
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日本共産党 名手ひろき
事務所電話・FAX 723-4640
メール: jcpminoh@yahoo.co.jp
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