マタマタという亀がいますが、本ブログには出てきません。
マタドールは運転手の準備ができたので、
キャビンを一気に完成させました。
クリアパーツの成型金型は、キャビ表面の磨きこみ度合いが、
ワークの仕上り状態を、大きく左右します。
このメーカーのクリアパーツを見ると、平滑性や表面の傷など、
金型の最終仕上げが低レベルなのが良くわかります。
しかし合いは決して悪くない。
ほとんど調整なしでピタリと決まります。
つまり、センスの良い金型設計者と高精度なNC加工機は持っているので、
寸法精度の良い金型はできるけど、手作業に優れた仕上げの職人が不在、
じゃないのかあ、と想像して楽しんでます。
黄色丸はエッチングパーツを貼るとき、メッシュに瞬着が回ってしまった。
結構目立つ。orz
ドライバードアの窓は開けました。(両側共開閉選択可)
助手席正面のウインドシールドが開きます。(開きがデフォ)
この窓の位置決めがキャビン工作の山場でした。
赤丸のアームはエッチングパーツでペラペラです。
塗装も済んでるし、瞬着で白化させたくないので、急がば回れ。
アームの車体側根元に穴を明けて、0.25mmのリン青銅線を挿しこみ半田付け。
窓枠のアーム回転軸の位置に0.3mmで小穴を明けました。
これで、窓ガラス上辺をプラ接着剤で仮止めし、
開き角度を調整をする時に、アームがスイングできるようになりました。
窓ガラスとアームの接着は速乾アクリアで仮止めです。
位置が決まれば、ガラスの上辺全体にクレオスのセメントSを流してがっちり固定。
アクリア止めの箇所と回転軸は、タッチペイント。
塗料を流して固めちゃいます。
三角形なので、ガラスの角度が固定されてれば、これで取れないと考えてます。
セメントSは使い勝手が良いので大好きです。
すぐ乾くので、塗装後の接着でもほとんど塗膜を溶かさないし、
成分のほとんどがMEKなのでABSでも使えるし。
ドアの前のハメ殺しのガラスに白っぽいものが見えますが、
キズではなく、ニキビのように凸です。
削って磨きなおせば良いのでしょうが、そのままです。
ガラスは表裏ともコンパウンドで磨き、ワックスを塗ってあります。
土曜日深夜まで、飲みながら楽しんで作りました。(気がついたら12時過ぎてた)
日曜日は荷台に取り掛かりました。
最後の難関は幌!