ふとしたことから最近、キャロル・ケイというアメリカLAのベーシストを知りました。
ドアーズのLight my fireやビーチボーイズのPet sounds、フィルコリンズもカバーしたシュープリームスのYou can't hurry love などのモータウンサウンズも、彼女がレコーディング時のスタジオミュージシャンだったという事実にびっくり。恋はあせらずの、独特なイントロのベースが彼女だったなんて。
カッコいいなあ。
5/7、5/8と久々に仕事に行ったら、無性にプラモデルが作りたくなりました。
逃避場所であり、癒しなんだなあ。
さてGTOの小物製作です。
ボンネットフードのピンから。
0.4mmの洋白線で作ることにしました。
0.3mmの方がスケールに近そうですが、キットのパーツはもっと太いし、存在感が欲しかったので。
心金代わりに0.8mmドリルのシャンクと、洋白線とを一緒にバイスプライヤーに咥えて、手で巻きつけます。
SUS線と違ってほとんどスプリングバックが無いので簡単です。
4個作って、3個目と4個目がそっくりにできました。
もう1本の軸を半田付け。
2本のピッチは、キットの孔に合わせて、中心間で1.5mmにしました。
ピントが合ってなくてすみません。
実物を見ると、曲げたq字の部分よりも、ボディ側の軸がかなり太いんですが、0.4mmの上は0.7mmしか持ってなかったので、同じ0.4mmを付けました。
実物のフード側にはピンを受ける円形の座があります。
これはアルミテープを1.5mmのポンチで抜いて作りました。
厚みが欲しかったので、2枚重ねで抜いた試作品はアップで見るとこの通り。
ズラがずれて2枚重ねがバレバレ。
なので1枚でこんな風にしましたが、0.04mmしかないのでやっぱ薄いかなあ。
硬い金属材料にすると、外径抜きは問題ないですが、中心の孔が明けづらい。
ワインの口金のアルミは厚みは程よいものの、柔らかくコシが無さ過ぎです。
でも、実物はピンが円盤を貫通しておらず、凹みに先端を載せてるだけなんです。
同じように、円盤の中心に置くだけにしようかしら。
プラバンを抜いてシルバーに塗っても良いかな。
他の小物を作りながらいろいろ考えます。
素晴らしい意気込みです。
材料選びも適切ですし、半田付けも凄く綺麗にできています。
流石です!
慎重に頑張ってください。
応援してます。
苦手なスジ彫りとかは嫌なんですが、こんなのは簡単ですから。
今回も、なんでも基本通りにやればかえって早いと再確認できました。線材をニッパーで切りっぱなしじゃなくて、端面をヤスるとか、原寸図を描いて位置決めするとかね。
ところでいきなりですが、以前精密プレス加工の会社にいたので記事中にあるSUSとかスプリングバックなどの単語が懐かしいです。SUSはSUS304-CSPのバネ材、C7701(洋白)、C5191(リン青銅)、C2680(黄銅)とかの材料手配をしていました。
実物がメッキかSUSでシルバー色なら、模型表現では洋白が一番使いやすいと思います。半田も付くし塗らなくても良いので。
私はエッチングパーツの扱いがチョー下手なのですが、あれはSUSだからだと思うんですよ。エッチングパーツが洋白製だったら扱いやすいと思うんですけどね。