●チェンジブラインドネス(change blindness)
写真1->ブルーの紙(なしでもよい)―>写真2の順に見せて、2枚の写真の違いを指摘させる。写真1と2は、全体は変化しないが、かなり大きな部分的な違いがあるが、その違いになかなか気がつかない。部分的な変化に対して人はかなり無頓着らしい。2枚の絵の違いを指摘するパズルが成り立つのも、人のこうした知覚特性があるからである。
似た現象に、チョイスブラインドネス(choice blindness)もある。2枚の顔写真を見せて、どちらが魅力的か尋ねる。
右を選んだあとで、写真の左右を入れ替えて、なぜ魅力的かをさらに尋ねると、写真の入れ替えには気がつかず、目がきれいだからなど、と答える。