心の風景 認知的体験

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今日は花粉に負けた

2008-03-21 | 心の体験的日記
東京で会議
マスクはしっかりしてはいった
しかし、家に帰ってからがひどかった
花粉は排気ガスと混ざると害がひどくなるという話を耳にしたことがある
確かにそうかもしれない
眠れないままもう夜中の9時だー

文九郎君
助けてくれー

コミュニケーション力をつける

2008-03-21 | わかりやすい表現
 2003年に、厚生労働省がおこなった日本の企業へのアンケート結果によると、新入社員に期待する能力は、一番がコミュニケーション力でした。  

大学で演習の授業をしていると、この結果は、納得がいきます。くどいほど、疑問や意見を口に出すように言わないと、学生は貝のごとく、口を閉じたままですから。もっともこれは、コミュニケーション力以前の問題ですが。  

ただ、学生にも同情すべき点があります。15年間も、学校という場でのコミュニケーションに慣れ親しんできています。授業という場での沈黙も、それはそれで素直に先生の話を効けるということならば、コミュニケーション力の一つです。それを、就職したとたん、職場コミュニケーションがうまくできないから、といってとやかく言ってもはじまりません。  

もう一つ、おもしろいデータを紹介しておきます。  日本の大学生に723名に「社会での頭が良い」とはどういうことから尋ねると、次のような項目を挙げます(石田・藤永による)。  
・話し上手 ・積極的  ・皆の話しをうまくまとめる  ・話題が豊富  ・リーダーシップがある ・臨機応変  ・決断力がある  

「リーダーシップがある」「決断力がある」以外は、コミュニケーション力に関係しているのがわかります。学生も、コミュニケーション力の大切さをよく知っているのです。ただ、それの身につけ方、発揮の仕方を知らないということだと思います。本書はそんな大学生にも、役立つようにと思ってかかれました。    

さて、コミュニケーションは、その場にふさわしいものであることが大事です。そこで、本書では、コミュニケーションが重要視されるビジネス現場の「場」として、「接客」「営業」「企画プレゼン」「会議」「会話」「電子メール」を想定してみました。  

そして、それぞれの場で、最適なコミュニケーションをするための指針やスキル(技能)を心理学の立場から考えてみました。  

コミュニケーションには、はからずも自分が出てしまうようなところと、舞台(場)で演技するようなところとがあります。前者が自己表現としてのコミュニケーション、後者がスキルとしてのコミュニケーションです。  本書では、もっぱら後者のほうに重点を置くことになりますが、「自己と一体になったコミュニケーション・スキル」を身につけるのが理想であることは、言うまでもありません。それに少しでも近づけるために、本書がお役に立てれば幸いです。
平成16年8月末日

認知的体験 再掲

2008-03-21 | 心の体験的日記
認知的体験05/2/5海保
「東京はほとんどの場所はいっているが、まだまったく知らないところがある」
東京は広い。だいたいのところは、あーここは一度来たな-という記憶がある。しかし、これが東京か?というような場所もまだまだある。これが東京の魅力の一つ。
バスにのって高いところから見る町並みが好き。地下鉄よりバスに限るが、目的がある時はどうしても地下鉄になってしまうのがしゃく。

時間管理の心理学

2008-03-21 | 認知心理学
プロローグ---時間とともに
1章 時間ってどんなもの 「 1.1 時間のいろいろ 1.2 いろいろの時間との付き合い方

2章 締切りを活用するーーータイムリミットを活かす
「締切りがあるからこれだけの仕事ができた。締切りさまさまだなー」
2.1 締切りを動機づけに 2.2 締切りを言い訳にしない 2.3 締切りのあとにくるもの

3章 締切りのない仕事を持つーーーワークリミット
「時間なんか気にすることはない。セルフペースで納得がいくまでやればよい。周囲にはちょっと迷惑をかけることになるが。」
3.1 もう一つの仕事 3.2 時間を忘れる 3.3 ワークリミットを大切に

4章 品質と締切りのバランス感覚
「 4.1 時間さえあれば 4.2 時間なんてどうでもよい 4.3 締切りがあるからできる

5章 時間と親しむ
5.1 時間は黙っていても過ぎ去る 5.2 時計時間がすべてではない 5.3 時間的展望をもつ

エピローグ---時間となじむ

写真 桜氏提供
当面いらなくとも捨てられないもの
しまっておくと結局、ごみになってしまうもの
でもあると潤いをあたえてくれるもの

PDSとヒューマンエラー

2008-03-21 | ヒューマンエラー
意図-計画-実行-確認の4つステップのサイクルがいつものように一貫して動いていればエラーも事故も無縁なのですが、

○一つには状況の変化のため

  雨がふります  納期が迫ってきます  

  いつも違った状況が発生するほうが普通とさえ言えます

○もう一つは、人の変化のため、

  気分がすぐれません  ちょっとさぼりたい ちょとよそ見

  人の心は時々刻々変化すると考えたほうが自然です


となりますと、いろいろの形で齟齬が発生し、エラー、事故になります。

 たとえば、車が好きな私の体験ですが、

 ・シートベルト不着用サインを故障だと思いこんで修理を依頼

  (赤サインは故障のサインと勘違い)

 ・急いだため、足を入れる前にドアを締めて、足を挟んだ

  (うっかりミス---コミッション・エラー)

 ・発車直前に前を通った人に気をとられギアを入れないままアク  セルを踏んでしまった(うっかりミス---オミッション・エ  ラー)

 ・ガソリン注入口を閉め忘れたまま次の給油まで走っていた

  (やれべきことやらないうっかりミス---オミッション・エラ   ーと、確認ミス)

写真 桜氏提供