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福祉心理学

2008-03-16 | 教育
海保博之 担当
福祉心理学
 福祉についての知識、ケアの技術を学ぶことに加えて、福祉の心
を豊かにすることを願っての講義です。福祉の知識とケアの技術に
心を込めることの大切さを知り、さらに、福祉にかかわる自らの心
を知り、みずからの心をコントロールするすべを知ることができる
ような講義にするつもりです。

心理情報処理法
統計的な情報処理は、人間科学の研究にとって必須のテクニックに
なっています。福祉心理学でも事情は同じです。統計的な基本的技術を
身につけることに加えて、統計的な考え方ができるようになること、さ
らに、数値データをコンピュータ(Excel)で計算できるようになるこ
とも大切です。それは、世界を知るための一つの有力な手段であります。

桜氏提供の旅行写真

大学新入生へ

2008-03-16 | 教育
06/12/11 海保博之
「大学4年間で心がけてほしいこと」
●勉強について
①大学は勉強するところです。勉強を最優先にしてください。
②問題意識を常に頭に2つか3つ、抱え込んでいるようにしてください。それが、ともすると、拡散しがちな大学での学びの核となります。
③大学にある知的資源(教員、図書館、コンピュータシステムなど)を十分に活用してください。
④難しいこと、わからないことに挑戦する心意気をもってください。
●学生生活について
①勉強を最優先する生活にしてください(繰
り返し)。
②大学生活には、リスク(危険)がたくさんあります。その大部分は自己管理に委ねられています。あらかじめ、リスクを予知しながら生活してください。

写真 かもめ
桜氏提供

校長式辞

2008-03-16 | 教育
平成14(2002)年度卒業式 学校長式辞
                                   
2003年3月19日
                                   
筑波大学附属高校学校長 海保博之

できるだけ高く舞い上がってください

  今日ここに卒業することになりました、 237名の第111回生諸君 卒業おめでとう。 また、保護者の方々におかれましては、ここまで立派に成長した我が子をみて、感慨ひとしおではないかとご推察申し上げます。 心より、おめでとうございますと申し上げさせていただきます。

 さて、 先月(03/2/23)の読売新聞に 日本の青少年(5千人)の意識についてのアンケート結果が載っていました。 その中に「日本の未来についてどう思うか」を聞いた項目がありました。 「暗い」「やや暗い」と答えた人がなんと75%もいました。 これからその社会に入っていこうとする若い諸君に、 そんな答えを、させてしまう社会を作ってしまった大人は 反省しなければならないのかもしれません。
 
  しかし、大人も頑張ってきました。 ここまで豊かな社会になってきたのは、大人の頑張りがあったからです。 これからは諸君のがんばりにバトンタッチすることになります。 諸君のような若い世代のがんばりがあれば、 これからはどんどん明るくなるばかりの未来になります。 また、そうしなければなりません。

  今日の卒業式を迎えた諸君は、 その「暗い」けれども「豊かな」社会へと飛び立つ飛行機のようなものです。 恐れず、思い切りよく、元気に、筑波大学付属高校と保護者が敷(し)いてくれた 滑走路を離陸してください。
 
  離陸をしたら、もう大空です。 できるだけ高く舞い上がってください。 高ければ高いほど、遠くを見渡すことができます。 高ければ高いほど、いろいろのことが見えてきます。 そして、どこに着陸するのが自分にとって一番よいかを時折考えながら、思い切り飛び回わってみてください。

  それが、これから20代半ばまでの諸君ができること、 しなければならないことです。 空を自由に自主的に自律的に飛び回るための基盤は、付属高校3年間で充分に身につけたはずです。

 天候不順なときもあります。 飛行機の機体不良もあります。 進路を見失うこともあります。 しかし、地上の管制塔からは、保護者も母校も諸君の飛行ぶりを さりげなくモニタリングしています。 遠慮なく、助けのコールサインを投げかけてください。 いつでも喜んで適切な管制モニタリングをする用意はありますから、 安心してください。

 卒業生諸君、そして保護者の方々にもう一度 「筑波大学付属高校の卒業、おめでとう」と申し上げて 校長の式辞といたします。

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○最も高く飛ぶカモメが最も遠くを見通せるのだ。
○重要なのは食べることではなくて、飛ぶことだ。いかに速く飛ぶかということだ。 飛ぶことの歓びを味わうために、 自由と愛することの真の意味を知るために、 光り輝く蒼穹の果てまで飛んでゆく一羽のかもめ、ジョナサン。 群れを追放された異端のジョナサンは、強い意思と静かな勇気をもって、今日もスピードの限界に挑戦する。
リチャード・バック「カモメのジョナサン」(新潮文庫)


ラップ新兵器

2008-03-16 | 心の体験的日記
サランラップしか使わない
途中で巻きついて困っていたが、
セロテープをつかえばよいと
桜氏が教えてくれた
ところが、新製品が出た
しかも、巻きつき防止策がとられている
これなら、大丈夫そう。
さすが、サランラップ

買い物券

2008-03-16 | 心の体験的日記
カードは高島屋カード1枚に集約
したがって、月の支払いは15万くらい
したがって、ポイントもたまり、それが買い物券になる
ところが、1枚が2000円単位 おつりが出ない
したがって、使い切れないでたまる

昨日も柏の高島屋にいったが、あれこれ小さい買い物を
したが、いずれも1品2000円以下
結局、スーパーで3500円で1枚だけ使えただけ
何か大きな買い物をしないといけないような気持ちになる
これがデーパート側の戦略かも

今日の文子ちゃん
ひとりでお留守番でした

熟達する

2008-03-16 | 心の体験的日記
●熟達の域に到達するために
 上達のための格別の方略を立てたり、教えてもらったりしないで、ともかくやってみる。やってみることで覚える。上達する。しかし、そのままほっておけば、高原状態までは到達できでも、そこから抜け出た熟達の域にまでは到達できない。
 そこで、熟達者の訓練の現場では通常は、学習者がスランプを感得しはじめた頃を見計らうかのようにして、師匠やエキスパートの厳しい教えが入る。そして、その教えがパフォーマンスの向上をもたらすことになる。
 あるいは、自分なりの努力として、課題の内容分析やそれに対応した手を、あたかも数学の問題を解くかのごとくみずから学ぶ。
 とはいっても、そこでの教え学びは、ともかくやってみながら無意識のうちに体得した上達のための方略との整合性がないと駄目のようである。学習者側に「あ!!そうか」と思わしめるものでないと、教えも学びもいたずらに混乱を起こすだけに終わりかねない。
 このあたりは実に微妙で、学ぶ者と教える者との出合いの妙、あるいは学びの知恵としか言いようのないところがある。そんな出合いや知恵を学びの過程のどこかで持てた人は幸運である。

桜氏、旅行先より