久しぶりに福島県のアンテナショップ『ミデッテ』内のイートスペースに出店するラーメンを食べに行く。2日間のみ出店するのは会津若松市の『一ニ三家』というラーメン店。地元のお店の営業時間は21時オープン、5時クローズと夜型のお店。しかし、アンテナショップということもあり、ランチタイムに食べることができる。
メニューはシンプルに塩ラーメン(850円)と醤油ラーメン(850円)、大盛は150円増し、ライスもある。券売機で食券を買い、おばさんに渡すと半券を返してくれ、出来上がると呼び出される仕組み。今日は塩ラーメンをお願いした。
麦茶を汲んで席で待つ。お隣にはおじさん3人組、この店はよく来るらしく、「今日は比較的マシだね。この間、まるやが来た時はこの時間でもう満員。食べると少し麺が固くて参ったよ。スープは美味かったけど」「ここはいいね、いろんな店がくるから楽しいよ」
「湯切りを機械でやるのだが、その音が大きくて番号呼んだのに気づかず、取りに行くのが遅れて、麺が伸びちゃった」など話している。すると125番が呼ばれ、ふと気づくと私の食券は120番、まさに私も湯切りの音がうるさくて気づかなかったらしい。
慌ててカウンターに行き、ラーメンを取り、ラー油と白胡椒を振って席に戻る。幸いまだ麺は伸びていない。やや太めの平打ちのちぢれ麺でしっかりスープに絡む。
塩気もちょうど良く、胡椒がよく効いて美味い。具はナルト、メンマ、チャーシューとシンプル。喜多方ラーメン風で透明なスープである。
ネギは白髪風にやや太めに切ってあり、存在感が強い。麺とネギを絡めながら頂く。チャーシューもバラ肉で脂がとろける。チャーシュー麺にしたいほど美味い。
目の前のモニターには雪深い会津や紅葉の美しい柳津虚空蔵尊が映り、秋を感じながらラーメンを頂いた。ご馳走さまでした。
一ニ三家
会津若松市栄町4ー34
0242935656