hokutoのきまぐれ散歩

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羽根木公園のせたがや梅まつりに行く

2025-02-25 05:00:00 | 日記
羽根木公園に行く。我が家から井の頭線に乗って東松原駅で下車、しばらく商店街を歩く。細い通りながら昔ながらのお店も多く、美術商、表具屋など珍しい店もある。和菓子屋では美味そうな団子、思わず買ってしまう。



その先に公園の入口が現れる。入口付近にも梅が咲いている。付近に駐車場もあるが、満車のようである。



羽根木公園は『せたがや梅祭り』が開催中で紅梅280本、白梅390本、計670本の梅の木が植えられている。元はこの一帯は『六郎次』という野鍛冶が住んでいたと言われ、『六郎次山』と言われていたが、その後根津財閥の所有となり『根津山』となり、これを1956年に都立公園とした。その後1965年に世田谷区に移管され、1967年より梅の木の植樹が行なわれたもの。



中に入ると野球場やテニスコートがある。使っていなかったが、ここ数週間に雨らしい雨が降っていなかったため、風に土が巻き上げられ、埃っぽい。



その先には売店や子供たちの広場があり、これを右に曲がると梅林が広がる。休日の午後ということもあり、芝生に座り、梅見をしている人も多い。





梅林に入ると南斜面ということもあり、先ほどの梅より開花している。白加賀や八重寒紅、鶯宿、紅千鳥などの名札がついている。やや桃色に見える枝垂れ紅梅が目立っていた。

勾配を降りて行くと左右に梅の木が広がり、大きな白梅が目立つ。飛梅も太宰府から持ってこられたものも今が見頃である。





さらに白と紅の枝垂れ梅も美しい。中村汀女の『外にも出よ ふるるばかりの 春の月』という句碑もある。ただ、この句が詠まれたのが1946年なので羽根木公園の梅林はまだなかった頃に詠まれた句なのだが。

周りでは外国人の家族が写真を撮ったり、シニアカーに乗ったおばあさんが結構なスピードで坂を下ったり、色々なことに巡り合う。

売店を除くと梅ジャムや梅干しなど梅関連の食品は売っていたが、楽しみにしていたザラメのまぶされた『梅かりんとう』は売り切れていた。

先程きた道を戻って東松原駅経由で帰途についた。数日前に松庵梅林公園にも行ったが、羽根木公園の方が規模も大きく、賑わっていた。東京では確かに桜の名所は幾つも知っているが、梅が美しいのは神代植物公園くらいしか思い出せない。



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