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朴葉味噌は飛騨高山の名産だが、これは牛肉や厚揚げ、キノコ、長ネギなどを刻み、朴の枯葉の上に乗せ、甘い味噌をかけて炭火で焼きながら食べる料理で甘めの味噌が焼ける香ばしさが酒にもご飯にもよく合う。
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朴葉味噌はホウノキの枯れた葉を使うが、これは10枚で400円程度する。今年も朴葉味噌をしようと朴葉を探すと乾燥しすぎて粉々になってしまっている。これは買わなければと思いながら散歩をしていると偶然ホウノキを発見、特にケチるつもりもないが、思い切って枯れ朴葉を自作することにした。
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まずは適当な朴葉を取り、水で洗う。このまま自然乾燥させてもいいが、丸まってしまうので押し花の要領で新聞紙に挟み、重しを載せて待つ。
約1ヶ月経過したので取り出すが、まだ、緑が残っている。しかし、見た目は十分乾燥しており、最後に天日干しをして料理をしてみた。
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我が家では冒頭に挙げた材料(牛肉、椎茸、長ネギ、厚揚げ)をホットプレート、クッキングシート、水で戻した葉の上に載せて熱し、上から味噌と酒をかけながら調理する。
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しかし、いつもなら葉が焦げていい香りがするが、残念ながらかなり香りが青臭い。やはり、乾燥不足なのか、もう少し乾燥させてから、再挑戦することにして今回は断念。残りの肉は単にクッキングシートの上で調理したが、それはうまかった。やはり、気長に葉が茶色になるまで枯れさせてから焼かないとあの香ばしさは出ないようだ。まあ、冬が楽しみである。
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