下北沢の『1966 DOMANI』が閉店して1年半くらいになる。その後、下北沢で洋食を食べる店がなく、探し当てたのが『EUREKA(ユリイカ)』である。かつては池ノ上駅近くにあったお店が下北沢駅西口から5分ほどのところに移転したとネットにはあった。
下北沢駅西口でおり、下北沢の通りとしては広めの通りを行くとスマホの地図には近くまで来たと出ているが、お店がない。ウロウロ探すと路地の奥まったところに赤いカーテン、18時ちょうどにopenのため、まだ開いていなかった。
店に入り、右手奥の席に案内される。メニューはブリフィクスとアラカルトの2つあり、取り敢えず両方もらい検討する。一皿の量も分からないため、取り敢えずブリフィクス5500円をお願いする。中身はアミューズの後、前菜、メイン、デザートまで含んでいて、前菜1つ追加で1000円増しとなる。
まずはビールで乾杯、暑い日には堪らない。すぐにアミューズ、『玉ねぎの冷製ムースコンソメゼリー』から。しっかりとした味付けとなっていてなかなか美味い。
前菜は2人で3皿、『海老と帆立のサラダ仕立て』『イワシのリエットと鶏レバーペースト盛り合わせ』『田舎風パテ』をお願いした。
いずれもオーソドクスな料理だが、サラダは帆立が美味いし、ソースもちょうどいい。レバーペーストにしても田舎風パテにしてもワインのつまみとしてよくできている。
メインは私が『NZ産仔羊のロースト』、相方が『牛頰肉の赤ワイン煮込み』を注文。まず、羊のローストはランチョップをシンプルに塩胡椒で焼いた一品。2本も乗ってきたが、脂の部分が多いこともあり、もう少しよく焼いて脂を出すか、ソースがあった方がありがたい。ただ、肉自体はかなり美味い。
牛頰肉の煮込みは味付けがやや物足りず、しかも量がたっぷり。私が煮込みにも箸を付けたが、老夫婦にはやや多かった。
普段ビストロでは前菜を何皿も食べ、メインは滅多に食べることがないことを思い出し、アラカルトで行く方が良かったように思えた。
ドルチェは私が『クレームドブリュレ』、相方がメニューにない『プリン』をお願いした。
2つは似た味付けかと思ったが、クレームドブリュレは席まで焼いたコテを持ってきて作ってくれる。プリンはカラメルが大人の味、美味い。最後にコーヒーを戴いたが2人とももう満腹。
次回はアラカルトで行くことを決意。味はなかなかいいし、待たされることもない。雰囲気も良かったが、やや椅子が固かった。ご馳走さまでした。もし行かれるのであればお店を通り過ぎないように注意、嬉しいことにネット予約も可です。
EUREKA
世田谷区北沢2ー28ー7
05054572732