hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

離島ショップでショッピング

2022-07-21 05:00:00 | 日記
『アンテナショップ巡り』その37。今回は日本橋にある『離島キッチン』日本橋店にお邪魔した。離島キッチンは島根県海士町(隠岐)が運営する日本の離島40の産物を置いているショップと離島の新鮮な魚で作った海鮮丼を中心とした料理を食べさせるイートインが合体したお店。

今までその存在を知らなかったが、入口を入るとジャムが並んでいる。愛媛県岩城島の桜ジャム、グリーンレモンマーマレード、はれひめマーマレード。沖縄県石垣島のパイナップルジャム、広島県因島のはっさくしらっぶ漬、はっさくマーマレードなど色々な島の名物が並ぶ。悩んだ末にグリーンレモンマーマレードを購入。

海産物も豊富で奥尻島のツブ貝やぬかほっけ、藍島(あいのしま・福岡県)のたこめしの素、隠岐のアラメや塩ワカメ、壱岐島のいりこ。珍しいところでは奥尻島のギンナンソウなどもある。



甘味も石垣島や喜界島の黒糖を使った飴、久米島のちんすこう、岩城島の芋菓子、奄美大島のおからかりんとうなど、多様な品揃えがある。

調味料も豊富で石垣島のラー油、久米島の唐辛子、八丈島の唐辛子醤油など個性的な物が豊富。因みに私が購入したのは奄美大島の醤油、これは関東の物と違い、ねっとりしていて甘味が強く、青背(とびうお、サバ、イワシ、アジなど)の刺身にはよく合う。

他のアンテナショップは地域で括られているが、この店のコンセプトは島産のもの。簡単にはいけない場所の特産品も多く、店を歩いて回るだけでも楽しくなる。

次回は魚を食べさせてくれるイートインにも是非お邪魔することに致したい。






銀座でワイン〜銀座グルメ

2022-07-20 05:00:00 | グルメ
友人3人との飲み会を銀座でやることにした。店の名前が『銀座でワイン』まんまの名前。かつては銀座1丁目の京橋との境にあったのだが、今は銀座3丁目のガラス張りのビル2階にある。

階段を登ると天井の高い店内は壁にびっしりとワインの瓶が並んでいて圧倒される。

あらかじめ値段と種別(赤、白、スパークリングなど)、葡萄の種類などを言うとそのニーズに応えたワインを2、3本持って来てくれるので人数がある程度いればボトルがおすすめ。

料理は3500円のコースとアラカルト。面倒だからコースにする。前の店はカウンターや椅子が高く、ご婦人の評判は悪かったが、今はそんなことはない。

まずはビールで乾杯。前菜はキノコのエスカベーシュ、鶏のパテ、ロースハム。暑い中を歩いて来たため、ビールが美味い。



続いてヒラメのカルパッチョ、野菜サラダが登場する。ここでまずは白ワイン、銘柄はよく分からないがコクのあるカベルネと頼んだら3本出され、ラベ買で決定。



よく冷えた白ワインに次に登場のアヒージョがよくマッチ。下には沢山のアサリの剥き身が忍んでいて、残り物には福があった。

名物の串焼き、最初はトマトと鶏を串に刺して、炭火で焼く。トマトの甘さが堪らん。ワインはあっという間に空となり、赤ワインにシフト。赤ワインは軽めのサンチョベーゼを使ったイタリアワイン。3種類のチーズも供され、ますますワインは進んでしまう。



ここでシェフのスペシャリテ、牛頬肉のキャンティ&マデラ酒煮込み。じっくりと煮込まれた牛肉の旨味を堪能。

イベリコ豚とズッキーニの串焼き。塩胡椒の味のみでイベリコ豚の脂を食べさせてくれる。素材を生かした料理である。



さいごにジョージア産のオレンジワインをチョイス。初めての人が多かったが、味は大評判。赤ワインと白ワインのいいとこ取りの味であった。ただ、円安の影響もあり、今後ワインの値上げは必至との話である。

〆は4種のチーズの焼きリゾット。石焼ビビンバ風に登場、鍋にこびりついた米とチーズの旨さ。ガリガリ言わせながら最後まで鍋を離しませんでした。

最後にコーヒーを追加。これが苦くて嬉しいイタリアンコーヒー、口の中をさっぱりとさせてくれた。
銀座でワイン
中央区銀座3ー9ー6
05055702181

宿場町を行く⑩〜杉戸宿③

2022-07-19 05:00:00 | 宿場町
『宿場町を行く』その10。杉戸宿③、旧日光街道を元に戻る。中心街である本陣跡付近には古い商家が残っている。2軒並んでいて左側が提灯屋さん。他に花輪や傘なども扱っているが、こちらは現役。



お隣は保健事務所らしいのだが、『◯本◯険事務◯』と看板の字が落ちてしまっていてわからない。こちらは青いシャッターが降りていた。

本陣前交差点に面している銀行の前には『明治天皇小休所跡』、行幸の際にここで一休みしたのであろう。



このあたりに問屋場があり、その先には脇本陣・本陣が並んでいたと思われる。ただ、私有地のために中に入ることはできない。

角には花崗石で作られた道標、関宿方面・粕壁方面と彫られた字は読むことができる。その先が本来の高札場、街道が交差するこの地点に本来はあった。



またまた、古民家が現れたが、隣には小さく『板ガラス』の看板のついた部分がある。なかなか珍しいタイプである。建物横に説明板があり、『渡辺金物店跡』とある。ここでは月に1度地域交流会が開かれている。

反対側に2軒。手前は『園芸用資材、農業用資材』の看板がある。お隣は看板からお米屋さんだろう。どちらも渋い造りで現役またはつい最近まで現役だったと思われる。



街道が少し右にカーブするところに大きな蔵を併設した古民家。説明板によると『角穀跡・小島定右衛門邸』と書かれている。昔は表の蔵以外に2つ蔵があり、元は米穀問屋で日本橋の商家とも連携していた。



蔵も立派なものであり、しげしげと見入ってしまった。



さらにその先には渡辺勘左衞門氏の邸宅。庭も広く、規模の大きさに圧倒された。向かいに古民家があるが、この辺りまでが杉戸宿だった。



宝性院という立派なお寺の横を入って行き、次の道を左に曲がると『愛宕神社』、説明板によると創立は1705年、杉戸町の鎮守の一つでまた火伏せの神として信仰されている。



この前の道を左に歩いて行くと東武動物園前駅から来る通りにぶつかる。その交差点にはレトロな洋品店。子供の頃にはどの町にもあった店だが、UNIQLOやしまむらなどにより、今では珍しい存在である。ここから駅までは歩いて5分とかからない。




小諸そばで穴子天せいろを食す

2022-07-18 05:00:00 | グルメ
夏の風物詩といえばアサガオ、うちわ、蚊取り線香、花火。食べ物では鰻、鱧、鱸の洗い、水ナス、トウモロコシと沢山あるが、立ち食い蕎麦の『小諸そば』でもちゃんとある。7月(今年は8日から)供せられる『穴子』である。

メニューは3種類、穴子天せいろ(590円)、穴子天丼セット(630円)、穴子海老天丼セット(690円)である。街中の蕎麦屋さんでも穴子天せいろは1000円は取られるメニューで私は必ず食べに行く。

今回は『穴子天せいろ、大盛』(620円)をお願いする。ちょうど蕎麦を茹でるところで茹でたてを食べることができた。


せいろに蕎麦がこんもり盛られ、蕎麦つゆに備え付けとワサビとネギを投入、まずはかけそばで頂く。茹でたて麺は喉越しも良く、立ち食い蕎麦のチェーン店ではレベルが高い。本当ならば天つゆと蕎麦つゆは別々が好きなのだが、立ち食い蕎麦ではそこまでの贅沢は言えない。

大きな穴子天は苦労して箸で4つに分け、ツユに付けて頂く。もちろん揚げたてというわけには行かないが、カリッと揚がっていて中々美味い。さらに添えてある獅子唐を頂くがこちらは先祖返りしていてかなり辛い。



大ぶりの穴子は大盛蕎麦でも十分、大根おろしを付けながら味わう。普段なら梅雨明け近くだが、ちゃんと戻り梅雨の雨の日に美味しく頂きました。ご馳走さまでした。
もちろん、そば湯も頂きました。


小諸そば小舟町店
中央区日本橋小舟町14ー12
0336673077

宿場町を歩く⑨〜杉戸宿②

2022-07-17 05:00:00 | 宿場町
『宿場町を歩く』その9。杉戸宿②、近津神社から少し歩くと左側に再現された『高札場』がでてくる。



高札場とは幕府や諸藩のお触れを一般民衆に知らしめるために屋根のついた木製の掲示板に貼り出したものでこれを往来の激しい地点などに設置した。この高札は日本工業大学の学生などが再興したものでよく見ると英語で書かれたものもある。



隣には『豊嶋屋』という造り酒屋があり、屋号は関口酒造と名乗る。メインは豊泉という銘柄だが、この日光道中を記念した『杉戸宿』という清酒も発売されている。



次の角を左に曲がった所に杉戸町役場がある。杉戸町は明治22年に杉戸宿、清戸村、倉松村が合併してできた町で埼玉県北葛飾郡に属する。市町村合併では春日部市、北埼玉郡宮代町と交渉はしたが、実ってはいない。



お茶の販売店、『お茶のいとや』は明治10年創業の老舗であり、カフェを併設していた抹茶を使ったメニューが色々とある。暑いので抹茶かき氷や抹茶オレなど入りたい衝動に駆られる。入口近くにあるカエルはお客様に帰ってきてもらいたいという思いを込めたものだとか。

向日葵の花が咲き乱れている咲きの民家の中に『三本木一里塚跡』の説明板がある。板の説明書きによると、このあたりに縦横9mかという大きな一里塚があり、さらにその上に榎が植えられていたが。



しかし、残念ながら明治中頃に交通の邪魔になると言うことで取り壊されてしまい、説明板が残るのみであった。(以下、次回)

餃子の店 三幸園〜神保町ランチグルメ

2022-07-16 05:00:00 | グルメ
神保町で食事をする時はどうしてもカレーライスか洋食屋になってしまうのだが、今日は少し急ぐので地下鉄の出口から近い中華料理店『三幸園』にお邪魔した。11時50分だというのにもう列には4人ほど並んでいる。店員が喫煙席ならすぐにご案内できるのですがと聞かれ、OKを出す。

2階に案内されると1階より広く、お客さんもバラバラいる程度。この店の喫煙席は紙巻きは禁じられていて香りも気になる程でもない。4人掛けの席に1人座り、メニューを見る。

ランチは名物の『餃子定食』(750円)、『肉野菜味噌炒め定食』『ラーメンと半チャーハン』(850円)。これ以外ではニラそばが人気があるが、とにかくメニューは多い。チャーハンだけでも、チャーハン、カレーチャーハン、海老チャーハン、蟹チャーハン、五目チャーハンとたくさんある。あまり考えるのも面倒なので『ラーメンと半チャーハン』にしてしまう。



定食を頼むとすぐ出てくるのだ。お隣のテーブルの人が『餃子定食、タンメン』と頼んだが、餃子定食はすぐに登場、しかし、タンメンは時間がかかる。

これを頼んだ人も心得ていて驚きもしない。私のランチもすぐに登場。

胡椒を振ってまずはラーメンから。メンマがたっぷり、これが味がいい。麺は細めの縮れ麺、懐かしい醤油ラーメン、いわゆる東京ラーメンである。ナルトは入っていなかったが、シャキッとした小松菜、厚めのチャーシューも中々良かった。



スープを残して半チャーハンに移る。作り置きだろうと思うが、チャーシュー、ネギ、卵のシンプルなもの。老舗中華でゆっくりとランチを頂くことができた。



本当は餃子が美味いのだろうが、どうも澱粉をおかずにご飯を食べるのは苦手であり、つぎはビールでも飲みながら餃子を頂くことにしたい。餃子は6個入りで560円である。ご馳走さまでした。

餃子の店 三幸園
千代田区神田神保町1ー13
0332918186

小金井市の坂④〜前原坂、妙貫坂、金蔵院の坂、白伝坊の坂

2022-07-15 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その160、小金井市の坂④。たどり着いた前原坂は他の人のブログを読むとそれほど古い坂道ではなく、旧志木街道である質屋坂の方がはるかに古い。大正〜昭和初期にかけて小金井街道ができた際に勾配を緩くしたのでは、と記述があった。

薬師通りとは立体交差しており、ただ、バス停には前原坂とある。また、不思議なのは『まえばるさか』という読み方も。



九州地方によくある『原』を『ばる』と同じなのである。ただ、ネットだけでは由来までは辿り着けなかった。



前原坂から左手に降りていく坂が『妙貫坂』という階段の坂道。左手は墓地となっているが、一段高いところにある墓石には星野家の名前。

星野家は周辺の名主だったようだ。坂の名前は坂下にある金蔵院の前身である観音寺の坊の一つとも、大正まで住んでいた墓守の名前とも言われている。



坂の上まで戻り、右に曲がる。その先、右に弓形に下る坂となっているが、これが『金蔵院の坂』である。坂下にある金蔵院の正面に出る。
坂上まで戻り、細い道を歩き、連雀通りに出る。右に曲がると大きな農協の建物がある。その先、左に下っていくのが『車屋の坂』らしい。こちらの車屋の坂も坂の下に水車小屋があったのであろう。崖のところは狭く、石段となっている。



再び連雀通りに出て右に曲がる。次の信号を左に曲がろうと上を見ると『傾斜12%』『うねうね道』の黄色の警戒標識。確かに細く、くねくね。下からの一方通行だか、交通量も多く、特に子連れ自転車が多い。この坂が『白伝坊の坂』、白伝坊は墓守として住んでいたお坊さんの名前らしいが、異説としては金蔵院の寮の名前というのもある。





坂の途中には『月待板碑(つきまちいたび)』という石碑がある。月待供養は毎月23日に集まり、月王子を祀り、後生安楽を願う供養のこと。この石碑には天文7年(1538年)とあり、もう一枚は1309年のもので小金井市郷土資料に指定されている。

小金井市の沢山の坂を登り降りしたが、まだまだ坂道は残っていて主に小金井市の南東部及び中央線を挟んで北部は改めて周ることにしたい。

亀鶴庵(再訪)〜日本橋ランチグルメ

2022-07-14 05:00:00 | グルメ
日本橋に勤務しているからか証券取引所がある兜町を通ることが多い。かつては証券会社の本社が立ち並んでいたのだが、中小証券会社の廃業や合従連衡、ネット証券の台頭などで風景も変わってきた。特に昨年完成した『KABUTO ONE』などはその象徴のようである。

証券会社がいなくなり、さらにコロナ禍は周囲の飲食店への影響も大きく、有名鰻店が廃業するなど変化も大きい。そのなかで証券取引所の向かいのビルB1にある『亀鶴庵』は健闘している一軒だろう。

以前にお邪魔した際にも気になったのだが、普通は『鶴亀』の順番。しかし、この店は『亀鶴』、不思議に頭に残るネーミングである。



ちょうど昼前(12時10分前)になったので暖簾をくぐると店のフロア係の女性が『奥の座敷ならば空いてます』と言われ、店の奥に向かう。細長い部屋に2人用と4人用の掘り炬燵の席が4つずつ並ぶ。まだ、この部屋には先客はいないが、奥の2人用の席に座る。



メニューを見るが、季節のそば『鱚天せいろ』(1000円)をお願いする。ボリュームを追及するならば丼+そばのセット『親子丼+もり・かけそば』(980円)あたりが狙い目であろう。ランチサービスでは大盛り無料なので余計である。

フロア係の女性はお茶とおしぼりを持ってきてくれてサービスも悪くない。揚げたて天ぷらが提供される割には7、8分で到着。
まず天つゆと蕎麦つゆが別になっていることに感動。天ぷらの鱚は2尾、小ぶりだが、他にししとう、椎茸天も乗っている。

蕎麦は二八蕎麦、角もあり、ツユもそれほど辛すぎない。まずは一箸、喉越しが最高。鱚は小さめではあるが、2尾。揚げたてで海老と違ったさっぱりとした風味であり、香り高い。ししとう、椎茸も言うに及ばず美味い。



予想通り蕎麦の量はやや少なめだが、茹でたてであり、天ぷらも揚げたて、言うことなし。あっという間に完食、頂いた蕎麦湯をゆっくり頂きました。



帰る頃には座敷もいっぱい、店は地下にあるが階段を超えて地上まで列が伸びていた。ご馳走さまでした。



亀鶴庵
中央区日本橋茅場町1ー6ー17
0366675506

小金井市の坂道③〜念仏坂、なおい坂、質屋坂

2022-07-13 05:00:00 | 坂道
『東京の坂、日本の坂』その159。小金井市の坂③新小金井街道に沿って少し歩き、薬師通りを右折する。木馬公園手前を左に登って行くと左側に『念仏坂』の標識がある。ここから先は坂道なので多分この坂と検討を付けるが、細く頼りない坂道。



ただ、昔坂巡りをした人たちのブログを見ると坂の下から見て左側は竹藪だが、既に開発が始まり、更地となっていたので雰囲気も変わっている。但し、道端に墓地があり、念仏を唱えながら歩いたのが名前の由来らしい。(坂の案内標識の場所が坂上に移動していて探すのに苦労した)

幡随院という大きなお寺の前を通過、次の道を左に登る坂が『なそい坂』。バス停もあるから間違いないが、実は平成10年に市政施行40周年を記念してつけられた名前。なそいとは『ななめ』の意味。しかし、この道はほぼまっすぐなのだがと私は疑問に思った。(昔は幡随院坂と呼んでいたらしい)



因みに幡随院は徳川家康が京都知恩院住持幡随意を呼び寄せ、東京神田に作らせた由緒のある寺院。その後、度重なる火事で堂宇を焼失、関東大震災後の1940年にこの地に移転したものである。

さらに薬師通りを歩くと『質屋坂』が左側に出てくる。長い坂道で左に少し曲がりながら登っていく。



幕末から明治にかけて当時の下小金井村の星野家の質屋があったことからこの名前がついた。坂の案内板があるのは中腹の古く大きな屋敷の玄関、ここが星野家の屋敷だったのかもしれない。坂を登り切ると小金井街道前原坂上交差点に出る。(以下、次回)

アルポルト・カフェ〜日本橋ランチグルメ

2022-07-12 05:00:00 | グルメ
高島屋日本橋店の地下には『鼎泰豐』『洋食屋麦星』『レストランローズ』と『アルポルト カフェ』の4軒が入っている。このうち『アルポルトカフェ』は初めて。

長年お世話になったYさんがご退職という話を聞き、お礼も兼ねてランチにご招待した。

店の入口にはオーナーシェフの片岡護氏の写真が飾らせている。もちろん、予約して入る。中は落ち着いた雰囲気でフォーマルより少し気軽なランチ会に使う人が多いようである。

ランチコースにはパスタと飲み物がチョイスできるが、何しろパスタ9種類・ピザ2種類・リゾット1種類、計12種類から選ばなくてはならない。かなり悩んだが、今回は『揚げなすとリコッタチーズのミートソース』、飲み物は流石に白ワインはやめてジンジャーエールにした。



飲み物とパン2個がまず到着。すぐに前菜が運ばれてくる。3品は『冷製コーンスープ』『生ハムメロン』『カプレーゼ』である。いずれも小さいが、いい味。特に生ハムメロンは小さくとも存在感溢れる逸品。

いよいよメイン。ミートソースに絡めた細いパスタの上に揚げなすとリコッタチーズが乗せられている。

揚げなすはふわふわ、少し甘いリコッタチーズと甘みを抑えたミートソースのバランスが絶妙でこの味はさすがアルポルト。
家庭では決して出すことのできない味。

デザートはチーズケーキにクリーム、さらにアイスクリームにベリーのソース。なぜに欧風料理を頂くとこのドルチェが欲しくなる。最後の苦味の強いコーヒーとバランスが抜群。



もちろん、サービスにも文句なく、大変美味しいランチを1時間かけて頂きました。楽しい会話と美味いランチ、十分に満足できた。ご馳走さまでした。
アルポルトカフェ
高島屋本館B2
05055938385