
群馬県利根村から皇海山登山口の皇海橋まで続く栗原川林道は

狭く25キロの長さで落石がいたるところで道路を塞いでいた

その石を何度取り除けたことか・・

到着したら7時になっていた

ところが今の季節の7時はまだ明るい。写真のこの谷を見て、慌てて買ったばかりの竿と道具を出し

ミミズを探したところが掘っても掘っても居ないのだ

諦めて毛ばりをセットして静かに投げ入れた

今朝までの雨で少し増水、落石から見て人が入った気配なし、時は夕暮れ

「これで釣れない訳が無い」と思いません?ところが何度投げても気配なしとうとう周りは暗くなって諦めました

「難しい!」尺イワナでなくても良かったんです。たとえ10センチでも一匹くらい釣りたかった

朝になると次々登山者の車が到着。誰もが不思議そうにバスを見ます

中には周りをぐるりと見て回り当たっているところがないか探している人も

団体客を乗せてきたコースターのプロドライバーも驚き「これで一杯なのに・・」

そうなんです誰もが信じられない狭く曲がりくねった普通車でも難儀する

林道を前後左右が1センチあるかなしの隙間を通るなら僕に勝てる人は居ないと自負しているただの命知らずなのです

でも25キロの距離を落石を取り除きながらはほとほと疲れました

皇海山は百名山ながら本来のコースでなく最短の沢沿いを登ったのでそれほどの感激なく終わりました

登山は自分が登る山、登った山を見る楽しみも欠かせません

今回皇海山を見るために隣の鋸山まで足を延ばしましたが皇海山は見えたものの百名山と言われる程の迫力は感じられませんでした

ただ皇海山山頂は殆ど視界が無いのですが鋸山では先日登った武尊山、日光白根山、男体山、太郎山、赤城山や子持山など好展望で満足出来ました

皇海山は13時間余り歩く別コースで登り庚申山から見ると納得の百名山になるそうです

山も釣りもむつかしい・・