昨日舵の軸から侵入する海水を止める為に舵回りの部品をすべて外しました。
特に問題があったのはグランドパッキンを締め付ける12ミリの真鍮製ボルトと色々なパーツを取り付ける土台になるベースが錆て腐って今にも折れそうになっていました。
舵を油圧で切るアームも随分腐っていました。
これらを持ち帰って新しいのを作ったり買ったりの為に今日は鳴門に行かなかったわけです。
朝一にした事は近くの鉄工所に行って材料を仕入れる事。
できれば鉄工所で作って貰いたいと思っていたんですが・・・職人が現場に出ていてかなわず・・・
それで材料になる鉄板だけを買ってきました。
本当は6ミリが欲しかったけど4.5ミリしかなくて・・でもそれでも大丈夫と思います。
家に戻って・・・・工作場でまず元付いていたのと同じようになるように買ってきた鉄板に印をしてガスで切断
73歳仕事を辞めて30年以上なる無職の人の家にアセチレンガスがあるのもすごい事だと思います。
しかし・・・歳の所為で手が震えて思ったような円や直線には切れませんけど・・・一応免許持ちですから・・・
切れたのをサンダーで削って奇麗にしてからボルトが入る穴を開ける事に
ところが我が家のボール盤は安物でパワーが足りず8ミリまでは開きましたが12ミリのボルトを入れるのに余裕を持って14ミリを開けたいのに開きませんでした。
仕方なく知り合いの「県南自動車」へ行ってボール盤を借りて無事穴あけ完了
また倉庫ハウスに戻って・・・今度は歪まないように帯鉄を溶接することに。
電気溶接機があるのもすごい事だと思いますし、溶接も出来るんですから・・・大したもんだと自画自賛
そしてなんだかんだで終日掛かってしまいましたが、錆止めを塗ってそれが乾いてからシルバーの上塗りをしました。
これが完成品です
これらの下にグランドパッキンがあるんですが・・・そのパッキンを交換した後締め付けて海水の侵入を防ぐんですが・・・うまく止まってくれるかどうかが心配です。
これが完全に止まれば常にドライに保てるのでこれらのパーツが錆びることはありません。
またこの部屋や周りの部屋もドライに保てるので非常に快適になります。
明日の結果がどう出るか??
締め付けるネジは新品にしたけれど・・・メスの方が少し頼りないので・・・場合によっては他の方法を考える事になるかもしれません。
いずれにしても明日が正念場と言えると思います。
話は変わって・・・
幸有丸の名義変更ができて、完全に私の船になりました。
そんなんで今日から大手を振って五人まででは漁に出る事ができます。
ただしレジャーで使うには天下り機関の「小型船舶検査機構」で検査を受けなければならずこれは22日に受ける事にして、今日申請書を送りました。
しかし改造その他にまだまだ20日以上は掛かるので・・・すべてが終わって安心して釣りに行けるのは来年からですね。
今回のこれが片付いたら・・・途中で釣りに行ったりしながらボチボチ改造しますけど・・・