天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

最飛びヒレ家 馬喰一代 名古屋 EAST

2023年03月10日 | グルメ


【最飛びヒレ家 馬喰一代 名古屋 EAST】
  名古屋市中村区名駅2-41-10 アストラーレ名駅2F
   TEL:052-582-0896

すんごい久し振りに来た。BLOG調べたら前回は2018年だったわ。5年振りね。
でもその後同じく馬喰一代の名古屋栄店にも行ってるんだよなーソッチは2021年に行ってた。だからこの店と栄店の記憶がちょっとゴッチャになってたなw
今回は高校時代の友達グループ(前回も高校時代の友達とも行ってるんだけど、その子とはまた違うグループ)、自分入れて4人で突入✨
選んだのは毎回一緒だけど「プレミアム馬喰ランチ@3500円(税抜)」



突き出しにブルスケッタ持って来た!コレチーズ超濃厚でお肉とも相性抜群だったービール進むやつぅ~!
それからもろ味噌に付けて食べる野菜スティックも。これまたビール進む!うふふ!



自家製豆腐は最初は岩塩をちょこっと付けて食べて。その後お店オリジナルのタレを掛けて。
…我々先ず何も付けずにイッたね!「いやこの豆腐めっちゃ大豆の味濃いよー何も付けなくても全然イケるー!」



一品ずつ撮影するの面倒で(←既に軽くヨッパ)お料理集めて撮影。
右下から飛騨牛握り、左上厚切り牛タン、そして真ん中上はプレミアムユッケです!
いやぁ~肉質がいいからさー、どの部位も、どの調理法でも美味いもんは美味いのよーおほほほほー😊
ところでユッケは前回来た時は確かキュウリの細切りと海苔が添えられていて一緒に巻いて食べるルールだったんですが、今回はユッケONLYでした。
ただ、前回に比べてタレの味がより深くなって、より「ヅケ」っぽくなっていた気がします。当然ですが悶絶レベルに美味いです(キリッ



このお店の看板「最飛びヒレ」と「ミスジ」
ちな撮影し忘れましたが焼き野菜も結構なボリュームで持って来てくれます。すいません肉に夢中で肉にしか目がいかなくて(滝汗)
ココで自分、「確か前回はメインの肉3種来た記憶なんだけどなー」って友達にアナウンスしたんですが、コレは名古屋栄店限定のプレミアムランチの事で、EAST店で前回食べた時もやっぱりメインのお肉は2種でした。大嘘申し上げて大変申し訳ありません💦(高校時代の友人の皆様)
ま、でもね、名古屋栄店は「2切れ×3種」だったの。コチラは「3切れ×2種」だから量的には同じなのよ!色んな部位を数多く食べたい人は栄店向きかしらね。



ココでお食事が…なんかすげー丼キター!…ぢゃねーわw
本来のコースではフツーに白いご飯とお味噌汁が来るんですが、ココに追い金+780円すると…こんな豪華な薄切りロース丼に変更して貰えるんでーす!!
コレって前回はなかったサービスなんじゃないかな?(自分が気付かなかっただけ?)でもこのサービスはいいですねー♪
ちな単品で注文する事も出来ますが、その際はお値段ちょっと上がります(確か1200円しない位だったかな?)どうせならプレミアムランチのお食事として食べたいわよね😊
…って、実はコレ自分は注文しなかったんだわお腹一杯になっちゃって。で、友達が注文したヤツを撮影だけさせて貰った。友達曰く激ウマーだそうです当たり前かw



最後にデザート。「ほうじ茶プリン」
見た目真っ白ジャンって思ったらークリームが載せてあって、中ほじくるとちゃんとほうじ茶色のプリンだったよ!デザートまで手を抜かなくて美味しいな♪

今色んなモノが値上がりしていて飲食店って本当に何処も大変だと思う。でも馬喰一代さんまだプレミアムランチのお値段上がってなかった…ホントありがとう!
もしかしたら今後値上げしていくかもしれないけど(それもまた当たり前の流れだと思うけど)、でもこの質とこの味だけは守り続けて欲しいわ。
本当に美味しかったです!今度はここまで間開けずにまた再訪したいです~ご馳走様でした!
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【映画2023】「フェイブルマンズ」@12作目

2023年03月08日 | 映画感想
「フェイブルマンズ」

スティーブン・スピルバーグ監督最新作&今年のアカデミー賞で7部門だったかな?ノミネートされていてかなりの有望株らしい…のでアカデミー賞授賞式前に急いで鑑賞。
なんでもご本人の自伝的作品だそうで…鑑賞後家に帰ってからWikiで調べたらマジのガチでほぼほぼスピルバーグの生い立ちそのものの内容だったらしい(滝汗)

あらすじ
初めて訪れた映画館で映画に魅了された少年サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)。その後彼は8ミリカメラを手に、家族の行事や旅行などを撮影したり、妹や友人たちが登場する作品を制作したりするなど、映画監督になる夢を膨らませていく。母親(ミシェル・ウィリアムズ)が応援してくれる一方で、父親(ポール・ダノ)は彼の夢を本気にしていなかった。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを経て成長する。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ずね、コレは常識の範疇?自分は長らく知らなかった情報なんだけど(10数年前?にたまたま教えて貰って知ったんすけど)
苗字の最後が「~マン」で終わる人、高確率でユダヤ人なんですって。だから本作でも名前聞かれて「サミー・フェイブルマン」って答えたら直ぐに同級生が「お前ユダヤ人か」って突っかかられていましたよね。俳優さんでも何人かいらっしゃいますよね…例えば「ポール・ニューマン」とか「ナタリー・ポートマン」とかさ。
それにしても、1950~60年代のアメリカでユダヤ人差別があったのは知りませんでしたよ。そもそもアメリカは移民が集まって出来てる国なのに何故ユダヤ人差別?むしろユダヤ人が一番大手を振って生きていける国なんちゃうんか!位に思ってたんだけどな。劇中でも同級生から「イエス・キリストを殺した事を謝れ」とかイミフな難癖付けられていて、それに対してサミーが「自分は2000歳でもないしローマ人でもないから(謝る理由がない)」と答えるシーンがあるんだけど、なかなかウィットに富んだ返しで洒落てるなーと思いましたね。

そんな訳でサミー少年~青年が如何にして映画(映像)の世界にのめり込んで行ったのか、そしてどういう生い立ちで「スティーブン・スピルバーグ」という人物が出来上がっていったのかというのが…あ、一応フィクションだからスピルバーグじゃなくてフェイブルマンなんだけど、もうどうでもええやんスピルバーグの事だもんどう考えてもw

で、まあ家庭環境が若干特殊というか…とりあえず「おかんが破天荒系」、そして「おとんがお人好し?過ぎて若干引くレベル」
父親が技術者系(理系)で、母親が世界的ピアニストを目指していたけど多分結婚や出産云々で自分の夢を諦めた感じ。でも時々TVで演奏したりもする位は出来るレベル。まるで畑違いな業界の夫婦なんだけど、割と自由奔放な妻を大らかに全て受け入れて何なら崇めているレベルの夫、という夫婦関係。そして夫の親友(仕事も同業)が常にこの夫婦に絡んでいて夫がステップアップ転職する度にちょっと仕事出来ないけど愉快な仲間みたいなこの親友を引っ張って連れて行く、みたいな奇妙な関係。
その奇妙な関係を夫ではなく妻の方が積極的に望んでいたのだ、何故なら…と、子供ながらにしてある日あるきっかけで知ってしまったサミー少年の葛藤する姿が痛々しい。そしてその後はっちゃけた破天荒おかんに対して怒るでもなくキレるでもなく、ただ諾々と受け入れておかんの好きなようにさせるおとん。お前頭大丈夫か?(コラコラ

で、つらつらと観ていくとサミー少年の気質も何となく見えてくる。
劇中でも妹から指摘されているけど、明らかに才能方面は母親譲り(芸術系)なんですよね。だけど気が小さいオドオド系なのは父親譲りという感じ。でもいざという時にドカーンとぶちかましちゃったりする大胆不敵な気質はやっぱり母親系の遺伝情報が色濃く受け継がれているんだろうなぁと。
プロム(高校の卒業記念パーティみたいなもん)のクライマックスの出し物としてサミーが撮影+編集した、学校行事で訪れた海水浴の動画を流すんだけど、その動画でヒーロー扱いされていた同級生(サミーを虐めていた筆頭のクソ野郎@だがイケメン)との遣り取りは面白かった。サミーとしては多分おべんちゃら状態で良かれと思って編集した動画だったけれど、ヒーロー扱いされた当の本人は自分の(精神的)実像との乖離に苦しんでいるという…あの遣り取りでサミーが「映像は事実を写しているだけだから」みたいな台詞を言うんだけど、それもまた面白いなと。その後「映画」という【究極の虚飾の世界】に身を置く彼の言葉だと思うと含蓄深いというか、そもそも明らかにサミーの編集技術でヒーローに仕立て上げられている訳で。お前は敢えて錯誤誘導している自覚はないんかい!みたいな。それもまた生まれ持った才能なんだろうなぁと思わされたり。

映画が好き、映像が好き、編集が好き、色んな物がごちゃ混ぜになって最後の最後でジョン・フォードと出会うんだけど…あの最後のシーンが最高にオシャレだった!!
「あれ…このシーン、地平線が真ん中なんだけど」と思った瞬間、カメラワークがグッと上を向いて空を大きく取って地平線が下に来る。シビれました✨
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スキー2023・18日目@妙高杉ノ原スキー場

2023年03月05日 | スキー


3月5日、今回の新潟遠征最終日。
昨日の赤倉温泉スキー場で散々肩透かしを食らって消化不良気味の我々、この日は早め移動でなんとしてもコブを滑りたい!という訳で宿を朝8時過ぎには引き揚げて目指したのはプリンスホテルグループ経営の「妙高杉ノ原スキー場」、コチラは3人共初めてのスキー場です。
以前からこのスキー場は管理コブが作ってあるという噂があって…でも昨年もこのスキー場に行こうとして旦那が事前にスキー場に直接電話して確認したトコロ「管理コブは作っていない」との返事が来たので諦めた経緯があり。今回も念の為朝イチでスキー場に電話をして確認すると今回は「管理コブ作ってありますよー♪」との事だったので安心して突入!

 

先ずはゴンドラに乗って山の中腹まで移動しないとこのスキー場は始まらない。
ゴンドラ駅降りると↑記念撮影用?に立て看があったのでお約束通り旦那とツーショットで撮ってみた。



どうやら条件が揃えばココから富士山も見えるらしい?富士山までは直線距離で190kmあるそうです。よっぽど天気が良くて空気が澄んでないと見えないだろーな…

 

更にリフトに乗って頂上まで行くと「杉ノ原」らしいシンボルツリーがあって、やっぱり記念撮影スポットになっていたので今度はA嬢も交えて3人で記念撮影✨
最初は頂上から迂回の中級林間コースを滑って管理コブが作ってあるという「コブ道場」を探す…



発見~♪^^
でも朝イチはまだそんなに掘れてなくて…それよりも、思ってたよりも斜度がない場所に作ってあって…レベル的に言うと「きそふくしまスキー場」の管理コブと同レベル。
いつも練習してるめいほうの「弧舞道場」の方がまだ斜度あるし掘れてるよなーって感じ。正直ちょっと消化不良^^;

 

そこで、頂上リフト降りたら右手の非圧雪「スーパーモーグルコース」に突入してみた。
このコース、先ず眺めがめっちゃいい!真正面に野尻湖が見えてその向こうに山並みが延々と続いて本当に美しい!!
そして…「スーパーモーグル」と名付けられているだけあって、朝イチこそまだルートが弱めだったけど段々いい感じに皆同じルート滑って掘れて来て、お昼前後辺りになると日が高くなって雪が緩んで来る事もあってガチのいい感じのコブルートがいくつか出来上がって来ました!



その頃になると緩斜面に作ってあったコブ道場の管理コブもいい感じに掘れて来て(↑画像)、非圧雪「スーパーモーグルコース」→管理コブ「コブ道場」のルートが確立✨
この組み合わせ、最強だったなぁ~!もう本当にコブを滑るのが楽しくて楽しくて♪雪質もコブやるのに丁度いい感じで、もしかして今シーズン最高の1日だったかも!!



【苗名の湯】
   妙高市杉野沢2030 TEL:0255-86-6565

スキーを楽しんだ後はスキー場の山麓にある杉野沢温泉にある日帰り温泉施設。入浴料が大人500円。イマドキ500円って安くない!?
多分だけど妙高杉ノ原で滑った日帰りゲストの多くはココに立ち寄るのではなかろうかと思われ。
休憩所が広くて使い勝手が良さそうなんだけど、残念なのは肝心のお風呂の浴槽が小さめで女性はともかく男性は混みっ混みで「のんびり風呂に浸かってられない」そうだ^^;
まあ女性もカランの争奪戦状態になってたもんなーもーちょっと浴槽広いとゆったり楽しめるんだろうけど…次回は妙高杉ノ原を目的地に宿探すしかないかな。
でも、遠征最終日にして最高に大満足なスキーが滑れて本当に楽しい遠征になりました😊
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スキー2023・17日目@赤倉温泉スキー場+宿情報(赤倉ホテル)

2023年03月04日 | スキー


【赤倉ホテル】
  新潟県妙高市大字赤倉486 TEL:0255-87-2001

ココで敢えて宿情報先に出しておく。
今回お世話になった宿。昨年のイベントの際にも1泊だけお世話になったんだけど今回は2泊で宿泊。



先ずはチェックインした後、ホテルロビー隣にある「シャドルルーム」で「ウエルカムお手製おはぎ+梅昆布茶」を頂く。ココのおはぎ甘過ぎずにマジうめぇ♪^^
前回もおはぎは頂いた記憶があるんだけど、お茶はフツーの番茶だったような?今回は何故か梅昆布茶だったんだけど…その理由は後ほど分かった。

 

前回は別館のすんげートリッキーな作りの部屋だったんだけどw、今回は本館の純和風のお部屋だった。個人的にはコッチの方が好みかも♪
さて、先ずは初日の夕飯画像からザザーッと。



何か…凄くゴージャスな設えなんですが!最初からお食事まで出てる?と思ったら「お食事とは別で…本日お雛様(3/3)なのでちらし寿司をご用意しました」との事(画像左)
あーそういう事か。だから最初のウエルカム~のお茶が梅昆布茶だったのか。



前菜盛りがお雛様のお祝い膳仕様になっていて…よーく見ると小さなお雛様とお内裏様が飾ってあって、食器もお雛様の絵柄のモノを使っている。このおもてなしは凄い…



お造りは甘エビやブリのタタキや鮪など…器がやはりお雛様のお祝い膳仕様



お雛様らしく、椀物もハマグリのお吸い物…ハマグリ出汁めっちゃウマー♪



蒸し物は「目鯛のチンチン蒸し 銀あんかけ」とメニューに書いてあった。チンチン蒸し?ご当地メニューですか?
まあよく分からないけど目鯛を美味しく味付けて蒸して出汁あんかけ仕立てにしてあった。見た目通り優しくて美味しい。



ソフトクラブのグリエ
足も挟みも身も殻もなにもかもまるっと食べられるソフトクラブ。マージーでーうーまーいー♪コレはアレだよ激ウマーな「えびせん」食べてる感覚^^
私もA嬢もペロリと頂いたけど、旦那はこういうの苦手なんだよね。「殻ごとまるっと食べられるよ!」って行ったけど中の身だけほじくってた。アホかと^^;



デザートはイチゴとババロアだったけど…よーく見るとババロアが「菱餅」のカラーリング。とにかく細部まで気を遣っていて素晴らしい!
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翌日の夜はフツーに和風な設えの前菜盛りと洋皿はローストポーク。画像左の固形燃料で温めてる鍋物は…



開けて見たらペンネ入りのクラムチャウダーだった。美味かった♪



クラムチャウダーと被るけど汁物は汁物で出て来た。すり身の真丈入りで優しいお出汁。

 

お造りはホッキ貝や光り物のコハダ、ブリ等を合わせて。煮物は目鯛と信田巻を添えて。



デザートまで手を抜かない。このお宿、前回も思ったけどちゃんとした温泉旅館なんだよね。スキー目的だけで来た人は面食らうレベルのクオリティ✨
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朝食アーカイブw
朝はバイキング仕様になっていて、和食と洋食どちらのメニューも豊富に揃っています。
自分も1泊目の朝はご飯+味噌汁こそ取ったもののサイドメニューは割と洋食っぽい物をチョイス、2泊目の朝はガッツリ和食メニューを取りました。
代わりに2日目は「朝カレー」を貰ってみた。この宿のカレー、かなりクオリティ高いと思います!
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部屋から見えた風景↑
このホテル、何度も書いてますがちゃんとした温泉旅館なんですよね。お風呂も大浴場(露天風呂付)と3つの湯温を持つ小浴場、アネックス館にある源泉掛け流しの岩風呂、貸切家族風呂等ニーズに応えていくつかのお湯を用意していますし、食事も上記のように非常に手が込んでいて味も◎
そしてイマドキ珍しく夕食時や朝食時に女将さんと旦那さんご夫婦によるご挨拶(各席を丁寧に巡回して挨拶して回っている)も未だに健在。でもね、そのご挨拶よりも感心したのは朝食バイキング時で会場がごった返していた時、宿の女将さん(激セレブ仕様なマダム)が自ら従業員と一緒になって率先して空いた席の片付けやお膳運びをしていた事。気取ってニコニコしながら席の間を練り歩いて挨拶しているだけだったら従業員も着いてこないだろう、この女将さんだったら誰もが尊敬するんではないだろうかと。
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さて、先に宿情報を出したのには訳がある。
昨日アカカン(赤倉観光リゾートスキー場)で楽しんだ翌日、本日は「赤倉温泉スキー場」にやって来た訳ですが…

旦那もA嬢も赤倉温泉スキー場は生まれて初めて来たんだそうだ。自分は実は30年以上前に一度だけ友達と来た事があるんだけど…そんな昔の記憶はほぼないと言っていい。
事前に調べたトコロ、赤倉温泉スキー場ではコブの大会も開催しているようなので多分何処かには管理コブのコースはあるだろう、なくても非圧雪にはコブルートはあるだろうと目論見、先ずは一番可能性の高そうな頂上ゲレ直下の非圧雪「モーグルチャレンジコース」を目指す事に(画像は頂上へ行くヨーデル第5トリプルリフト入口)



頂上ゲレから撮影。この段階ではまだお天気はいい感じだった。
ところでいざモーグルチャレンジコースに行ってみると非圧雪のゴロ雪は重たいだけで板が回し難い事この上ない。そして余り人が来ていないようでコブも何もなかった。
ガッカリしてとりあえず他のゲレにコブがないか片っ端から滑って探しに行こう!と滑り出すも…その後急速に天候悪化してガスガスで視界不良になって一旦休憩



↑どこぞのカフェの入口に作ってあったベイマックス君

その後も断続的にガス+雨交じりの雪でテンションは上がらず、それよりも…何処滑ってもコブがない!
ネットで「この辺りに管理コブが作ってあった」という記述のあったゲレもくまなく滑ったけど結局この日コブルートは1つも見つけられなかった。
それだけでもテンションだだ下がりなんだけど…このスキー場、とっても歴史のあるスキー場なんですよね。まあそれはいいんですわ…ただ、歴史有り過ぎて(謎)リフト設備が古過ぎてめちゃくちゃスピード遅いんですよ。ぶっちゃけるけど大した斜度もないコブもないつまんないゲレをザザーッと流してリフト乗るとめっちゃ時間掛かって身体が完全に冷え切ってしまう。全く面白味がない。←ハッキリ言ったなヲイ^^;

旦那は「もう一生このスキー場に来る事はない」と断言していた…せめて管理コブ作ってマジでーこんなド初級者ゲレで何すりゃいいんだよーもー💢
…という訳で、宿情報でも熱く語らないとこの日はネタがなさ過ぎて(トホホ)
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スキー2023・16日目@赤倉観光リゾートスキー場

2023年03月03日 | スキー


3/3~5の3日間で赤倉・妙高のスキー場を3ヶ所楽しんできました。以降しばらくそのスキーネタになります。(+宿情報)
興味のない方には1mmも有益な情報はないので絶賛スルーで、多少興味のある方はユルッと画像斜め見しながらよろしくです^^

と言う訳で先ずは3月3日(金)
朝イチで車すっ飛ばして訪れたのは…昨年GWに北京五輪モーグルメダリストにレクチャーしてもらえるイベントに参加して以来の「赤倉観光リゾートスキー場」
あのイベントは今思い返しても散々だったが(私に付き合わされたオリンピアン達がw)、あのイベントに参加したお陰で何となく意味不明な自信が付いたのも確か。何と言うか…ある意味良くも悪くも「物怖じしなくなった」という感じなのかな?アレだけのメダリストを前にあのズッコケスキーを晒した事で自分の中で吹っ切れた、と言うのかw



↑ゴンドラの中から撮影
先ずは勿論昨シーズンイベントで滑ったあの悪夢のような頂上からの非圧雪ゾーン「ホテルAコース」へ向かう…と、その前にー



ゴンドラ降りて頂上へ向かう第5クワッドに乗る前に軽く腹拵えなんぞ…第5クワッド前にある「めいぷる」さんで「スタ丼@1200円」を頂く。
スタミナ付けたトコロでいよいよ昨シーズンの悪夢よ再び!←ナニコレw



頂上非圧雪ゾーン「ホテルAコース」入口から撮影。
トップシーズンのホテルAコース、めちゃ景色キレイでちょっと感動しちゃいます✨
前回はシーズンラストのガレ雪コースでしたが、今は言うてもコブ専マニアにとってようやくトップシーズンに入った「新雪(重ため)の非圧雪」、しかも後から聞いた情報によると自分達が行った日の前日には結構たっぷり新雪が新たに降ったそうで、ゲレコンディションとしてはかなり状態が良かった模様。
実際、午前中入ったらまだコースらしいコースは完全には出来てなくてアチコチをコブ好きさん達が模索しながらルート確保している、という感じで余りコブも掘れまくってはいなかったので、自分も割と気楽に突っ込んで行けました。



天気がイマイチで光が少ないのでコースが見え難いんですが…昨年のイベントの最後で滑らさせたホテルAコースの最下段↑
なんだかんだでこのコース、最下段が一番斜度がエグくって(案外上段~中段は滑り易い斜度なんですよね)前回本当に四苦八苦したんですが…今回結構フツーに滑れました。



ホテルAコースばっかりでは絶賛コブにボーゲンで突っ込みまくっているA嬢にはいささかしんどいので(苦笑)、第3クワッド直下の「ホテルBコース」にも行きました。
と言うか、前回はGWでゴンドラから上しか営業していなかったので、今回全コース滑走可能だったという事もあって「他にももしかしたら管理コブとか作ってないのかな?」と思って自分一通りのコース滑りに行ってみたんですよね…まあ結果から言うと少なくとも今回はまともにコブ滑れるのはホテルAコースの非圧雪だけでしたね^^;



たまたまですが、行った日にチャンピオンBコースを使って何かスキーの大会をやっていました。スラローム系かな?

個人的な事ですが、昨シーズン初めてこのスキー場でイベント絡みとは言えコブコース滑って…まあ散々な状態で(苦笑)
それで今回リベンジでやって来たんですが…今回はコブやるのに割とベストなゲレコンディションで滑れたというのもあってか、前回全然滑れなかった場所も割とすんなり滑る事が出来て少なくとも今回はホテルAコース全て一度も転ぶ事なく(流石にノンストップではありませんよ!)コブを滑り切る事が出来ました。
コレは…間違いなく昨年のイベントに参加出来た事が大きく寄与していると思います。あのイベントに参加していなかったらきっと今回このコース滑り切る事は出来なかった。
あの夢のようなヒトトキ…オリンピアン達の直接の指導が自分にとって確実に大きな財産になっていると、改めて感じさせて貰えました。

またアカカンに戻って来れて、昨年のあのイベントでの赤っ恥のリベンジが勝手に出来て(苦笑)、個人的には大満足な1日でした!
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【映画2023】「湯道」@11作目

2023年03月02日 | 映画感想
「湯道」

『おくりびと』等の脚本を手掛けた小山薫堂氏企画・脚本×鈴木雅之監督という豪華な組み合わせ、更に主演は生田斗真君×濱田岳君×橋本環奈ちゃん
他にも邦画界の重鎮から中堅、タレントから演歌歌手まで超豪華演者を取り揃えていて…こんなん観ない理由がない!

あらすじ
建築家の三浦史朗(生田斗真)が、「まるきん温泉」を営む実家にある日突然戻ってくる。彼は亡き父が遺(のこ)した銭湯を切り盛りする弟の悟朗(濱田岳)に、古ぼけた銭湯をマンションに建て替えると伝えるために帰省したのだった。ある日、悟朗が入院することになり、銭湯で働く秋山いづみ(橋本環奈)の助言もあって、弟の代わりに史朗が店主を数日務めることになる。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ず、映画の内容でなくて…映画ラストのスタッフロール観てたら最後の最後で「湯道文化振興会」というテロップが出て来てさ!
え?「湯道」って映画のネタじゃなくて世の中にガチであるヤツなん?その…「茶道」「華道」「書道」的な?マジで???
…と思ってググったら、なんと「湯道文化振興会」の公式サイトがありましたわ!そして…湯道の初代家元が小山薫堂氏だったwなるほどなるほど…って、いやマジか!^^;
つーかガチで広めようとしてんのね。て事は本作は「湯道文化振興会のプロモーション」という立ち位置だと考えればいい…という事ですかねやっぱり。いやいいんじゃないっすかー自分公式サイト結構ガチで今読み散らかしましたわ。更にPCにブックマークしておいたよなかなかいい情報取れそうなサイトだから皆もチェックしてみてちょー♪

ま、そんなこんなで本作。
主人公チームに色んな大物ゲストを噛ませて繰り広げる群像劇的なヤツはそれこそフジテレビ系お得意なヤツですよね。その系譜をガッチリ当て込んでます。
でも一応柱ネタが2本あって、1つは上のあらすじに書かれている「まるきん温泉」という古びた銭湯をどうするか問題から主人公兄弟の確執だったりのヒューマンドラマ。もう1つがこれこそもしかしたら小山薫堂氏がメインに据えたかったのか!?の「湯道」のしきたりや正しい入浴の極意を見せる「湯道家元によるレクチャーコーナー」
窪田正孝さんがさー、湯道の一番弟子?具合が悪くて床に伏せっている家元の代理として湯道を取り仕切ってるんだけど、もうめっちゃくちゃカッコイイんすわ!すんげー下らない事やってるんだけどさー(コラコラ)窪田正孝さんのあの凜とした居住まい、キリリとした所作、そしてあの美麗なお身体…ご馳走様でしたぁぁぁぁーーーーー!(絶叫)

話自体はね、ぶっちゃけそんなにピンと来るものはなかったんだよね^^;
だけど色々琴線に触れるアイテムが出て来る。例えばあの瓶詰めの甘いコーヒー牛乳やフルーツ牛乳(懐かしいなぁ!)、もっと根本的なモノから言えば風呂屋の富士山の壁画もそうだしタイル張りの床や浴槽だって…本作の銭湯って何処かでロケってんのか?何処だ(行ってみたいわ!)と思って映画の公式サイト調べたらなんと銭湯からご近所の街並みまで全部オール撮影所でセット組んでた…いやあの銭湯ガチでセットとして作ったんかいっ!凄過ぎるだろーよ^^;

小粒なエピをゴチャッと繋げているだけの話で、1つ1つはまあそれ程立ってなくて「あのシーンに涙したぁ!」だの「あのシーンで心震えたぁー!」というレベルのものでもなかったんだけど(お前相変わらず言いたい放題だなw)、ただね、だらぁ~っと観てるとじわじわ温かくなるんだなぁ。コレって正にお風呂に入ってる感じなんだよなぁ。
ナニがどーした、とハッキリとアピールはして来ないんだけど、全体でふわっと温まってる感じなんですよね。
あともう1つ個人的に良かった点なんだけど、唯一のヒロインとしてハシカン(橋本環奈)ちゃん使ってるけどエロ方向や恋愛方向に1mmも持って行かなかった。コレは素晴らしい!そしてハシカンちゃん使うとやたら顔芸させたがる向きあるけど、本作ではそういうの一切封印していてしかも彼女の立ち位置も割と控え目でとても好感の持てる起用だった。

小山薫堂氏、本気で「湯道」を普及させたいんですね。だから本気で丁寧に「お風呂の素晴らしさ」を本作で説きたかったのだろうと。ええ、じわじわ伝わりましたよ!
お友達でガチの「銭湯マニア」の人が居て、日本中の廃れゆく銭湯を日々巡っているんだけど…町の銭湯、たまには行かなくちゃね!皆でお風呂、育てて行かなくちゃね!!
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【映画2023】「エンパイア・オブ・ライト」@10作目

2023年03月01日 | 映画感想
「エンパイア・オブ・ライト」

『007』シリーズや『1917 命をかけた伝令』等を手掛けるサム・メンデス監督の最新作。なんかこーいう静かでしっとりとしたヒューマンドラマはちょっと久し振りかも。
クレジット見ると脚本もサム・メンデス氏が手掛けられてるんですね。どうやら原作小説等のないオリジナル脚本っぽい?

あらすじ
1980年代初頭のイギリスの海辺の町マーゲイト。つらい過去を抱えて生きるヒラリー(オリヴィア・コールマン)は、地元にある映画館・エンパイア劇場で働いている。厳しい不況の中、ある日、夢をあきらめて映画館で働くことを決意した青年スティーヴン(マイケル・ウォード)が彼女の前に現れる。やがて彼らは心を通わせていくが、二人の前に思わぬ試練が立ちふさがる。(Yahoo!Movieから丸パク)

ちょっとゴタついてた頃のイギリスのある海辺の街にある映画館が舞台。
ザクーッと本作を一言で説明すると「メンヘラおばさんとイケメン黒人青年のラブストーリー」という事になるんですが、この説明では誰も観る気が起きないわな(苦笑)
なんて言うかさ、物凄く雰囲気のいい作品で…上の「一言説明」は色々端折り過ぎているので一旦忘れてもらってだね(ヲイ)、とりあえずは本作が全体にまとっているなんともノスタルジックな空気感と、「海辺の街」というロケーションとその海辺に沿って建つレトロな映画館の雰囲気、そして本作は音楽が実に良かった!調べたら音楽担当しているのはトレント・レズナー氏とアッティカ・ロス氏の共同らしいんだけど、どうやらこの2人で組んで映画音楽をいくつも手掛けているらしい。

で、映画館の支配人役でコリン・ファースが♪^^
結構久し振りに見たかも~わーい♪って思ってたらコリン・ファース、エロジジイの役だった(涙)、カッコイイのにエロジジイだったクッソー

全体的にゆるぅ~っと話が流れてて、なんでもない日常が淡々と繋がっていてそこにある日新しく黒人青年がスタッフとして加わって、職場でちょこちょこ会話したりが続いてなんとなーくいい雰囲気になってなんとなーくウフフキャハハな感じになっちゃって…みたいな、何処にでもある恋愛の風景って感じで。
ただ、この時代のイギリスの不況と失業率の高さから来る国全体の雰囲気の悪さというか、移民である黒人に対するあからさまな蔑視だったりが主人公のヒラリーと黒人青年スティーブンとの間にも微妙な影を落としていく訳です。ある日スティーブンを街で見掛けたヒラリーはウキウキしながら後を追って、今正に後ろから声を掛けようとした寸前にスティーブンが街のゴロツキみたいな不良青年達に絡まれるんですね。それを後ろで隠れてそっと眺めながら、でも怖くてそれを制止する事も出来ずただただビクビクしながら眺めているしかないヒラリー。まあ女1人がそこに立ち塞がったってどうにかなる訳ないから仕方ないんだけど、そういう事の積み重ねが心に澱のように溜まっていくと言うか。

で、ヒラリー自身にも統合失調症の既往症があって入院歴があり現在も通院加療中という側面があって。
彼女がスティーブンに自分の家族の事を語るシーンがあるんだけど、まあ母親が猛毒系でいい家庭環境で育たなかった事から心病んじゃってるっぽい…というのが透けて見える。自分正直言うと病んでる系のキャラとかネタがあんまり得意ではない、むしろ積極的に苦手なタイプなのでこの辺りは結構辟易してしまったんですが…でも自分の思い通りにならない焦れったさだったり、いいようにあしらわれて性を搾取される苦しさや鬱憤だったりは病んでなくても理解出来ます。

スティーブンは多分だけど映画館に就職した時は大学に進学する事を諦めて腐ってたんだと思うんですね。それがヒラリーと出会って彼女と一緒に過ごし、映画館の仲間達と仕事をして行く内に荒んだ心も浄化されて、そしてヒラリーから「諦めちゃダメ」と叱咤激励された事で自己再生して行ったんだろうと。
本作のラストは決してヒラリーにとってはハッピーエンドとは言い難い展開だったのかもしれないけど、でもあの80年代の鬱屈したイギリスのとある街で、こんな再生物語がきっと有ったに違いない…ラストシーンはちょっと切なくて、でも少しだけ爽やかな気持ちにもなりましたね。いい映画でした。
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