レジに持っていくと「この出版社の本って、面白いのよねえ」と女将が。ミシマ社ってそんなにメジャーなの?
答は朝日新聞の日曜版でわかった。この会社は書店との直取引をだいじにしていて、だからこそ書店員のファンが多いのだとか。大量生産大量消費大量廃棄の自転車操業でかろうじて生き延びている出版界において、確かに異端の存在だ。
この書でも、小田嶋隆はまさか5年も催促なしに待つとは……と驚き、ミシマに感謝している。ミシマ社、要注目ですね。
さて「コラム道」(藤子不二雄の「まんが道」をいただいているのだと思います)。まさかこれほどストレートな文章読本とは。コラムを書くにおいて小田島がこだわっていることを真正面から綴っている。すごく、参考になります。何を書くかよりもどう書くかの評価が優先するなど、なるほどなあ。
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小田嶋隆のコラム道 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2012-05-21 |