事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

初めて有権者になったあなたへPART3

2016-07-09 | 国際・政治

GHOST IN THE SHELL- Inner Universe (full song)

PART2はこちら

今回の選挙の論点といえばまず憲法改正、TPP。まことにわかりやすいネタが転がっている。これらに、各政党がどんな態度で向かっているかが判断材料になるはずだ。ところが、この参院選はあくまで経済政策の是非を問うものだと強弁する政党もあって、こういうのをミスリードといいますね。困ったもんだ。

4. 投票って、どうやるんだ?

 おいおい(笑)。いや、あるかも。映画館に行きつけない人が、シネコンのシステムがめんどくさくて(めんどくさいように見えて)チケット売り場に行けないとか、スタバのオーダーがわけわからないので行かないとかといっしょか(違うか)。確かに投票という行為は敷居が高いかもしれない。

それも、わかるんだよね。近所の、微妙な顔見知りがたくさんいそうな投票所に行くのは確かに気が重いし、鉛筆でカリカリ書いているのを、地元のお偉いさんに後ろからチェックされてるような気もする。投票が終わったら、えたいのしれない出口調査なんてものにつかまるかも!

……わかるわあ。期日前投票の増加って、こういうことに起因しているんじゃないかしら。だからショッピングモールやターミナル駅で投票できるようにするのは急務なんだけど。そういうことのためにマイナンバーカードを使わざるを得ないというなら、すぐにも作るけどねえ。

5. 投票した政治家に失望してしまう

今なら東京都知事がわかりやすい。前にも特集したけれど、圧倒的な票数で当選した人間が、何をかん違いしたか税金で王侯のような生活を始めてしまい、あろうことか議会よりも先に週刊文春にそれをすっぱ抜かれて辞職。

一連のできごとに都民は失望したし、人気投票的な都知事選がつづいたものだから後任選びも渋い渋い。なんであんなのに投票しちゃったんだろうと思うのは当然だ。

でも、その幻滅を引き受けるのも投票した人間だからこそだ。投票もせずに、傍観者としてすべてをせせら笑っているのは、かっこよさそうに見えて実は全然いけてない。投票に行こう。そしてあなたもこの国の“当事者”になってくれ。

本日の一曲は、アニメソングという枠をはるかに飛び越えた大傑作。「攻殻機動隊SAC」より、inner univerce. 今さらだけど、追悼オリガ。

コメント
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