スピッツ / 春の歌
2019年5月号PART2「あからさま」はこちら。
「民主党政権の負の遺産の尻ぬぐいをしてきた安倍総理に、感謝こそすれ、問責決議案を提出するなど、全くの常識外れ。愚か者の所業とのそしりは免れません。恥を知りなさい」
ご存じ、三原じゅん子議員が参院本会議で首相の問責決議案に反対したときの発言。威勢のいいことだ。こんな発言に喝采している与党議員やその支持者が多数派を占めるというこの国の状況も荒涼としたものではある。昔なら陣笠あつかいだったはずの彼女が、この参院選では応援弁士としてひっぱりだこだとか。
しかしわたしは野党の立憲民主党の福山幹事長も別の意味で苦手なのだ。一種の恫喝的手法で批判をくり返すあの姿勢が。もっと、きちんとした議論をやってくれないものだろうか。
まもなく選挙が行われる。桜田義孝前五輪相がまたしても「子どもを三人以上」などと気が遠くなるような失言をかましたときの、東京新聞の社説に完全に同意する。
「一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である。」
PART2「成り上がった理由」につづく。
本日の1曲はスピッツの「春の歌」。実は近ごろスピッツを聴かないようにしていたのに、もう歯止めがきかない。
PART2「成り上がった理由」につづく。