事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「チャーリーズ・エンジェル」(2019 SONY)あるいは追悼タニア・ロバーツ。

2021-01-06 | 洋画

わたしの世代にとって、エンジェルといえばもちろんファラ・フォーセット・メジャース。ゴージャスな美貌と特徴的なヘアスタイルで世界を席巻。「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタの部屋にも彼女のポスターが貼ってありました(ブルース・リーのも)。

彼女のイメージが強いので意外に思われるかもしれないが、あの大ヒットドラマ(1977~1982日テレ)で彼女が出演したのはシーズン1だけ。その後釜に入ったのがシェリル・ラッド。サントリーのCMでおなじみ。あめりかぁん

ま、実はさほど熱心に見ていたわけでもないあのドラマ(騒がれるほど面白いわけでもなかったし)で、わたしが好きだったのは「カリフォルニア・ドリーミング」のタニア・ロバーツでした。え、彼女って15才で結婚してたの?

さて、2000年に「E.T.」の子役だったドリュー・バリモアが製作・主演で映画化。大ヒット。何と言ってもキャメロン・ディアスがはじけまくってましたもの。

そして2019年にふたたびSONYが映画化。主演は「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワート、「アラジン」でてっきりフェリシティ・ジョーンズだと思い込んでいたナオミ・スコット。監督は女優のエリザベス・バンクス。

このリブートの結果はどうだったか。そりゃあもう徹底的にコケました。特に北米ではほとんど客が入らなかった。アクションの切れもいいしセリフもおしゃれなのにどうしてだろう。

ひとつだけ指摘できます。トム・クルーズが「スパイ大作戦」を「ミッション・インポッシブル」としてリメイクしたときと同じ失敗をしているの。それは……ああネタバレになるから言えないか。

この興行成績だと、このメンバーによるエンジェルがシリーズ化されることはまずないんだろうなあ。

そんなところへ飛びこんできたのがタニア・ロバーツの訃報。まだ若いのに。わたしの好きな女優がまた逝ってしまった。

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