PART1「とんねるずのおかげ」はこちら。
「これはお前の作品なんだからお前が決めろ」
ルパン三世のアテレコ現場で、栗田貫一に向かって納谷悟朗さんが。銭形がルパンに説教したわけだ。
山田康雄が亡くなったのが95年、急遽代役に引っ張り出されたクリカンが、なんと山田さんの享年と同じ62才に。そして山田ルパンよりも栗田ルパンの方が長くなったのだとか。なんとっ。
声優とキャラはファンにとって分かちがたいわけなので、声優の交代は騒ぎになることが多い。
わたしは「ルパン三世」のファーストシーズンから見ている世代。そのころからずっとあてているのは次元の小林清志さんぐらいだ。五エ門は最初は大塚周夫さんだったし、次の井上真樹夫さんも亡くなった。
納谷悟朗さんのあとは山寺宏一という切り札まで使っている。わたしにとっての峰不二子は今でも増山江威子さんだけど(近ごろはルパンの新作を見ていないので沢城みゆきがどんなふ~じこちゃんだかは知らないし)。
それにしてもクリカンの起用は大成功。というか、ルパン三世という題材自体がこんなにつづくなんて。
PART3「留美子ちゃん」につづく。