事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「スパイの妻」(2020 ビターズエンド)

2021-01-22 | 邦画

わたしのスマホにはdヘルスケアというアプリが入っている。まあ、健康保持を目的にしているんだけど万歩計として便利。んで、目標をクリアすると日々dポイントがゲットできる。

でもそのポイントを集めて何をすればいいのかよくわからない……イオンシネマで使えるんですよ。55才以上であるわたしは1100ポイントを使えばタダで映画が見れる。だからしばらくイオンシネマにわたしは現金を払ってなかった。

ところが、先日「ワンダーウーマン1984」を見たときに発券機にdカードをかざしても拒否される。なんで?

そして先週。なんといきなり5000ポイントも上乗せされているのだ。なんで?

そのあたりのことも解決しようとイオンシネマ三川へ。妻といっしょ。ちょうど職員が発券機の前でケアしているので

「あのー、ここはdポイントで観ることができるんですよね?」

「はい」

「でもこないだ、この機械から拒否られちゃったんですよ。」

「やってみましょう。なにをご覧になりたいですか」

「『スパイの妻』を。」

「承知しました」

「ほら、やっぱりバーコードを読んでくれない」

「(カードを)貸してください」

あら、彼女がやったら一発でOKだった。なんてことだ。妻爆笑。

どうしてこんな意味のないネタを延々とやっているかというと……「スパイの妻」って実はミステリだったんですよ!以下次号

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「有栖川有栖の密室大図鑑」有栖川有栖著&磯田和一イラスト 創元推理文庫

2021-01-22 | ミステリ

やっぱり書店には行ってみるものだ。かつて新潮文庫から出ていたという有栖川有栖による、内外の密室ミステリだけ41作品を徹底的に解説した本。おまけに磯田和一さんのイラストつき。こんな本があったんだなあ。古書店ではたいそうな値段がついていたそうだ。

推理作家がどうしても書きたくなるか忌避したくなる密室という存在。有栖川は冷静な人だから、密室トリックを思いついちゃったから書きましたというより、犯人にとって密室にすることが必要だったという方が小説家としてむずかしいと。

にしてもねえ、けっこうわたしも読んでいるんだけど、ほとんどネタを忘れてる。高木彬光の「刺青殺人事件」や江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」って密室ものだっけか(笑)

さすがに「本陣殺人事件」や「十三号独房の問題」(磯田さんがよけいな絵を入れてしまっているのが笑えます)はおぼえてたけど……つまりは、小説として面白ければ、トリックそれ自体はわたしにとってさほど重要じゃなかったということかしら。いや単にボケて来ただけかも

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