監督が「チャイルド44」のダニエル・エスピノーサで、主演が「ミッション・インポッシブル」でいいところを見せるレベッカ・ファーガソンとごひいきジェイク・ギレンホール。
こないだ奥さんの「リズム・セクション」観たばっかりだぞライアン・レイノルズ。それに真田広之が加わるとくれば……どうしてこの映画を見てなかったかのほうが不思議。っていうか庄内で公開されたのかな。
内容は誰でも指摘できるように(だから誰も言わないんだろうけど)あるSF映画そっくり。地球外生命体が宇宙船のなかで制御できなくなり、クルーがひとりひとり……あははは、「エイリアン」ですわね。
この映画の妙味は、徹底して描かれた無重力状態。ワイヤーで吊ってると思いながらも意識することなく見終える。進化してるんだなあ。そして、あのエイリアンでさえラストに希望を持たせたというのにこの終わり方。エスピノーサの本領発揮(笑)。