タイマーズ ロックン仁義
PART1はこちら。
大人が投票しない理由として……
1.立候補者にろくなのがいない
まったくだ、と同意したくなる選挙区もあるだろう。でもはたして本当にそうかな。その立候補者を知る努力を有権者の側がしているか?そんなもん向こう(候補者、政党)がアピールするだろう、というのは傲慢な態度というものではないだろうか。だいたい、ろくなのがいないのなら、少しでもましな方を選ぶべきだし、いくら考えても誰にも投票したくないのなら白票を投ずるべきだと思う。
2.政治に関わること自体がけがらわしい
わかるぅ!……じゃないか。投票に行かない理由の最大の部分がこれかな。テレビで国会中継を見れば、汚くて、あざとくて、礼儀知らずなふるまいを、なにしろ人相の悪いお歴々がくりひろげているのに気が遠くなるはずだ。
しかも、国会や地方議会におけるパフォーマンスよりも、それとはまったく関係のない、わたしたちに見えない部分で政治が動いていると思えば、投票などという迂遠な行為になんの意味があるだろうという気にさせられる。むしろ、投票所に行くことは自分を貶めることではないか……
しかしわたしはこう思う。だからこそ、投票すべきだと。政治を薄汚いものだと多くの人たちが忌避することで、それでいったい誰が得をする?低投票率で有利なのは誰だ?
業界団体、宗教団体、労働組合(笑)など、あなたがたがあまり好きではない(んでしょう?)圧力団体のいうがままの政治がくりひろげられ、なおさら政治はゆがみ、密室化するではないか。
第一、政治家が醜悪なのは、投票する側が、そして投票しない側が醜悪だからです。
3.政治ってよくわからない
こういう人ってけっこういる。わたしだってよくわからない。でも、とっかかりとして判断材料はごろごろ転がってるじゃないですか。今回の選挙でいえば……以下次号。
本日の一曲はザ・タイマーズの「ロックン仁義」。清志郎、じゃなかったゼリーの本音が泣かせます。オリジナルと微妙に歌詞が違っているのが笑える。