ブログの更新が一か月空いてしまった。写真は8月下旬以来まったく撮っていない。チョウやトンボ、自然風景も被写体となるものは多くあったが、その多くは、撮影しても過去に写したものと同じような写真になってしまう。新たな目標もあったが、週末の天気に左右され、結局、この週末まで一切出掛けないままでいた。気が付けば、猛暑の夏からようやく秋の気配を感じる気候となり、季節は確実に進んでいることを感じる。
この一か月以上は、ブログに掲載済みの写真を見直し、特に星景写真においてノイズが目立つもののRAW現像のやり直しを数多く行った。これまで星景写真のRAW現像は、まず Dxo PureRAW というソフトでRAWの最適化を行ってから、Adobe Lightroom Classic で作業を行っていたが、今年4月にアップデートされたLightroom Classic(バージョン12.3)に導入された「AIノイズ除去」を使用し、RAW現像することも多い。両方でRAW現像して良い方を掲載するようにしており、
今回、以下の投稿記事の写真を「AIノイズ除去」に切り替えて再現像し、差し替えた。写真は、差し替えてしまったので、Dxo PureRAW と Lightroom Classic を比較することはできないが、他の投稿記事においては Dxo PureRAW の方が良い場合もあった。写真そのものの良し悪しは別として、所持する機材でノイズの少ない結果を得られることは嬉しい。
今回の記事では、過去撮影のRAWデータを保存しているファイルの中から、再現像する星景写真を探している時に見つけた2枚と今年撮影した紅葉の2枚を掲載した
1枚目は、朝霧漂う真夏の高原の朝の光景である。今年の夏は、全国的に猛暑が続き、特に7月下旬以降は38℃以上の危険な暑さも相次いで観測され、1898年から統計を開始した日本の平均気温偏差は過去最高を記録した。それでも標高1,500mを超える高原の朝は涼しく、まさに避暑地であった。2枚目は、少しずつ色づき始めた高原の草原である。フランス印象派の画家が描く絵画のような色彩に、秋の艶やかで寂しい雰囲気を感じて写したものである。3及び4枚目は、今年、山梨県のトンボ池にて撮影したカエデである。緑色の葉から徐々に色付く色彩が美しい。
気温差に体がついて行かない今日この頃であるが、今年の秋は、美しい「紅葉」に感動したいものである。
以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。
![高原の朝(夏)の写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9d/6c4417c81aa1380bc07f7df4f651a206.jpg)
![高原の草原(初秋)の写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4b/eebd62ff6de55c56d50a96a3f3d0c560.jpg)
![カエデの紅葉の写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/50/146e8f9f6c889fb679f4da6a217246c4.jpg)
![カエデの紅葉の写真](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/dc/6ff93dfc1bb19ae224beb6f002fae87e.jpg)
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