ホタルの独り言 Part 2

ホタルの生態と環境を52年研究し保全活動してます。ホタルだけでなく、様々な昆虫の生態写真や自然風景の写真も掲載しています

春近し、されど我が身は家の中

2023-03-06 16:07:31 | 風景写真/春

春近し  されど我が身は家の中  書いては丸めて投げるの繰り返し  私の春は遠々しい

 啓蟄を迎え、今週は最高気温が20℃になる日もあるとかで、春の近さを感じる今日この頃であるが、2月6日以来まったく写真撮影には出掛けていない。どこへでも出掛けて行けば、様々な写真は撮れるのだが、こうも出掛けていないと「まぁ、いいか」という気持ちにもなってしまう。ただし、休日は、家でゴロゴロしている訳でもなく、前々回の記事に書いたように、ほぼ一日中、ホタルの本の執筆活動に追われているのである。
 先週末に、一通り書き上げた97,000字の内容をもとに担当者と打ち合わせをしたが、とりあえず書いただけで自分自身でも納得がいかない部分が大半であった。専門書ならともかく、小学生が楽しく、しかも引き込まれるような内容と文章が求められているので、なかなか一筋縄ではいかない。自分が小学生であった45年以上も前の気持ちになるのは、一苦労である。とは言え、昨今問題となっている光害や幼虫の養殖放流などについては、しっかりと伝えたい。大人が読んでも、読み応えがあるものにしたい。
 ドラマで、小説家が書いては原稿を丸めて投げるという描写があるが、今まさに、そんな感じである。パソコンのWordで書いているので、紙ごみが増えることはないが、気持ちは同じである。それでも、全体の構成を考え直し、硬い言葉を優しい表現に変え、72,000字まで減らし、段々とそれらしくはなってきた。もう一工夫である。出版は、ホタルの時期に合わせて、来春を目指しているので、今年中に原稿を完成させればよいので、時間をかけて、よい本を作っていきたいと思う。

 次の投稿は、いつになるか分からないが、今月中旬以降には、撮影予定を組んでいる。これも天候次第ではあるが、これまで撮ったことがない光景なので、天に祈りながら、時を待ちたいと思う。(写真は、本記事とは関係のない過去撮影のものである)
 ちなみに、3月12日(日)20時から、オンラインで日本ホタルの会の談話会が開催される。内容は「ゲンジボタルの遺伝的多様性」を考慮した、東京近郊に由来する種ボタルの確保や飼育講習会についてである。どなたでも参加できるので、興味があればZoomを起動し「ミーティングに参加する」をクリックしていただき、次のIDとパスコードを入力。ミーティングに参加するだけならサインインの必要はなく、アプリも無料である。
https://us02web.zoom.us/j/85319340655?pwd=c2tDRHhoeDZYOUl0OE5tVzk1d1BXdz09
ミーティング ID 853 1934 0655
パスコード     966071

以下の掲載写真は、1920*1280 Pixels で投稿しています。写真をクリックしますと別窓で拡大表示されます。

蒲生の棚田の写真
蒲生の棚田
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F10 1/30秒 ISO 100 +1EV(撮影地:新潟県十日町市 2015.4.25 5:29)
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