散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

東京研修7(1)

2006年01月19日 22時12分14秒 | 飲み歩き・東京
1日目。
足の痛いのを押して、東京出張。
飛行機は少々遅れたが無事に到着し、早速夕食を取りにでかける。
銀座4丁目交差点からちょっと東に行ったところに、
戦後初めて出来た地下街「三原橋地下街」というのがある。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&nl=35/40/02.805&el=139/46/11.820&grp=all&coco=35/40/02.805,139/46/11.820&icon=mark_loc,0,,,,&
メインの通りからは見えにくいが、晴海通りと直角に交差するように
半地下の通路があるのだ。



地下街には居酒屋、映画館、アダルトショップ等があり、その中の「牛かつM」
という店へ。
店名の通り(←伏字の意味がない)だが、松坂牛を串かつで出す店である。
なぜ、こんな変な所にある店を知っているかというと、
某・酒マンガに書いてあったのを読んで非常に興味を持ったのである。

ビール、とっくり(もも)、めがね(ひざ)、カルビ、タン串かつを注文。
肉は確かに全て柔らかい。中ではタンが一番厚みがあり、
タンの風味とジューシーさが感じられる傑作であった。
それから多少野菜も食べなくてはと思って頼んだナスが、熱々・トロトロに
揚がっていて実に旨い。
ウーロンハイともつ煮込みを追加注文。
もつも松坂牛だろうか? 嫌味のない脂がかなりのっている。
店は宇梶剛士の父といった感じの寡黙なオヤジさんが一人でやっている。
中々満足感があった。また来てみたいと思う。



続いて、ホテル方向に戻りつつ、銀座「S」へ。
関西方面ではもの凄く有名なスタンディングバーである。
(足を痛めているのに、スタンディング・・・)
カウンターは2人、しかし後ろに席があり数名で飲み会をしているのが
意外であった。
「S」といえば、ウィスキーソーダを早速注文。
カウンターに新聞があったので、活字がなければ収まらない私はそれを手に
取る。
2杯目はマティーニ。しっかりした味で旨い。

新聞に熱中していたためか、バーテンダーの方とは会話なく、
何かもう一軒と思い、近くの「R」へ。
(ここのマスターも「S」で修行経験があるはず)
ウィスキーソーダを1杯だけ。
ちなみに「S」もここも、ウィスキー量はダブルだから結構酔う。
カウンターにおいてある無料おつまみ(クラッカー、胡桃など)を
ちょっとつまんで終了。ホテルへ。

20060119最近読んだ本

2006年01月19日 12時44分50秒 | 読書
「心とろかすような」宮部みゆき
犬が語り手でありながら違和感なし。上手い(再読)。

「東京下町殺人暮色」宮部みゆき
家政婦のバアちゃんとかキャラクター作りが上手い(再読)。

「スナーク狩り」宮部みゆき
ノンストップジェットコースターノベルというか、展開が素晴らしい。
映像化できそうで、できない感じもするが(再読)。

「長い長い殺人」宮部みゆき
財布が語り手の小説。
現在、片っ端から再読している宮部作品だが、もっとスィートな話が
多いと思っていたら、意外に酷い人間の登場が多い。
「模倣犯」の原点を思わせるような作品も多いのだな(再読)。

「鳩笛草」宮部みゆき
ワンアイディアを加える事で、効果がぐっと出ている(再読)。

「死神と雷鳴の暗号」本格ミステリ作家クラブ
漫画作品が一本入っている。原作のムードを活かしつつ、画ならではの効果も
ある快作と思う。
他の短編もそれなりに楽しめた。