散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080213最近読んだ本

2008年02月13日 08時11分22秒 | 読書
「扉は閉ざされたまま」石持浅海
倒叙ものであり、犯人は論理のみで追い詰められていくという納得のストーリーだが、動機がなあ…。解説でも触れられていたが、この動機に納得できるかどうかというと、無理であった。

「てるてるあした」加納朋子
親の夜逃げのせいで、一人親戚の老女の家で暮らすようになった主人公。しかも実は親戚ではなかったりする。最初は悲しいことが多いのだが、徐々に色々なことに気づきだしていく前向きストーリー。

「あの日、鬼平先生は何を食べたか 池波正太郎フランス旅日記」佐藤隆介
いくつかの印象的なエピソードを除いては池波本人からは語られることのなかった謎につつまれたフランス旅行が明らかに。2週間の滞在費(飛行機代を含まず)が400万円(多分3人で?)という、豪快な旅だ。

「完全犯罪に猫は何匹必要か?」東川篤哉
非常に良くできたユーモア本格推理。まねき猫への偏愛が事件の鍵になるのだが、その部分の説得力が少々弱いか。

以下、図書館の4冊。
「ハワイ本オアフ2007」
ホノルル美術館にもう一度行ってみたいものである。どうしても遠いので二の足を踏む。

「TRAVEL or TROUBLE?」KAZ MATSUMOTO
オーストラリアツアーガイドをしている人の色々話。

「50歳から楽しむニューヨーク散歩」比嘉良治、宇田夏苗
ニューヨークの思い出というと、グランドセントラル駅の立派さと韓国料理店と自由の女神に登ったことかな? こう書くと世界各国を旅しているかのようだが、アメリカ以外で行った国はない。

「岡崎太郎のニューヨーク旅日記」岡崎太郎
ニューヨークからアリゾナ、ロスアンジェルスへの旅模様。写真がなかなか良い。