「犬はどこだ」米澤穂信
犬探し専門の探偵のはずが、失踪人探しと古文書の来歴を探る仕事を引き受けてしまう。しかもその事件はクロスし始め、最終的には驚きの結末が。ちょっとダークに終わる所が米澤らしく、なかなかの秀作。
「老化で遊ぼう」赤瀬川原平、東海林さだお
70歳を超えていよいよ盛んな同い年の二人。展覧会でのルノワールへの評価が真っ二つで非常に面白い。
「墓標なき墓場」高城高
釧路、根室を舞台にしたハードボイルドもの。私が生まれる前の作品だが、これが結構面白い。一部のハードボイルドにある、”カッコいい”セリフがないのも好感度大。
以下、図書館の5冊。
「四角形の歴史」赤瀬川原平
風景画から四角形へ、さらにそもそも直線はなぜ生まれたのかという所まで美術の歴史を遡る話。
「チルドレンな日本」香山リカ、佐高信
特に得るものなし。社会評論ってのも、どうにもならないなあ。
「トンボとエダマメ論」猪口孝
東大文Ⅱを穴狙いで合格し、周囲の優等生達に負けそうな自分をふるいたたせ、誰もやらない英語以外の外国語にチャレンジ。自分は優等生ではなかったと言いたいようだが、十分優等生だ。
「「超」整理日誌」野口悠紀雄
10年以上前の「日誌」だが、根本的に人間の生活は進歩していないことが良く分かる。
「国売りたもうことなから」櫻井よしこ
当然のことながら賛同できる意見と賛同できない意見がある。
犬探し専門の探偵のはずが、失踪人探しと古文書の来歴を探る仕事を引き受けてしまう。しかもその事件はクロスし始め、最終的には驚きの結末が。ちょっとダークに終わる所が米澤らしく、なかなかの秀作。
「老化で遊ぼう」赤瀬川原平、東海林さだお
70歳を超えていよいよ盛んな同い年の二人。展覧会でのルノワールへの評価が真っ二つで非常に面白い。
「墓標なき墓場」高城高
釧路、根室を舞台にしたハードボイルドもの。私が生まれる前の作品だが、これが結構面白い。一部のハードボイルドにある、”カッコいい”セリフがないのも好感度大。
以下、図書館の5冊。
「四角形の歴史」赤瀬川原平
風景画から四角形へ、さらにそもそも直線はなぜ生まれたのかという所まで美術の歴史を遡る話。
「チルドレンな日本」香山リカ、佐高信
特に得るものなし。社会評論ってのも、どうにもならないなあ。
「トンボとエダマメ論」猪口孝
東大文Ⅱを穴狙いで合格し、周囲の優等生達に負けそうな自分をふるいたたせ、誰もやらない英語以外の外国語にチャレンジ。自分は優等生ではなかったと言いたいようだが、十分優等生だ。
「「超」整理日誌」野口悠紀雄
10年以上前の「日誌」だが、根本的に人間の生活は進歩していないことが良く分かる。
「国売りたもうことなから」櫻井よしこ
当然のことながら賛同できる意見と賛同できない意見がある。