散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久しぶりの寿司

2008年03月08日 21時20分35秒 | 食べ歩き
随分久しぶりに琴似の寿司屋「Y」へ。相当歩きこんだので、ビールにしよう。今日の札幌は好天に恵まれ、冬支度で出かけたのだが、早足で歩くとむしろ暑いくらいであった。

通しはイカ酢みそ、生ワカメ。まずは刺身を切ってもらおうとヤリイカ(おまけにさっと茹でたゲソがでる)と平目にした。ヤリイカは山わさびで食べると甘みが引き立つ。平目は縁側つきで、味わいは濃厚。先日ここで開催された日本酒会の時の残りが若干あるということで、その酒を頂いて、アン肝も注文してみた。

やっぱりここのアン肝はなんだか違うんだよなあ。極限までの柔らかさと濃厚な味わい。別皿にポン酢・もみじおろしをもらい、時々つけて食べる。これもよろしい。

続いて鯵の叩き、ミックス酢の物を注文。鯵は薬味とのバランスがよく、さっぱり。後で中骨と頭の唐揚げが出てくるのも嬉しいサービスである。酢の物ではやはりホヤ。これが変な味がせず、日本酒にあうんだよなあ(酒は久保田千寿にチェンジ)。

そろそろ握りにいこうかなあ、どうしようかなあと迷っている時間帯に、身欠き鰊味噌和えが登場した。米のとぎ汁で戻してから、ワインを水で割ったもので煮て柔らかくした鰊はかなり生々しい味。これで〆張鶴を追加してしまう。

さあ、最後は握りだ。しめさば、穴子、イカ、蝦蛄、干瓢巻き。今日は蝦蛄が美味しい。オスなので身の味わいがやはり格別。そうそう、もちろん蝦蛄つめも出てきた。

最後に頼む干瓢巻きを、私はいつもわさびを強めにしてフィニッシュにするのである。今日は一緒に出てきたしじみ汁がまた美味かった。粒が大きくて全然泥臭さがないんだよなあ。普通食べる時には多少の泥臭さと赤味噌のバランスが良いと思っていたのだが、白味噌でここまで洗練された味となると、間違いなくこちらの方が上である。

今日はこれで満足して帰宅。

20080308ギャラリー巡り

2008年03月08日 17時13分10秒 | ART
本日は札幌市資料館→北海道画廊→ユリイカ→アートスペース→さいとう→スカイホール→4プラ→三越→テンポラリースペース→北大遠友学舎→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→STV北2条→時計台→市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリーの18箇所。

■札幌市資料館「ぽんち展5-街」。街写真が大好きな私にとってたまらない展覧会。どこかに行きたくなるなあ。

■4丁目プラザ「佐野妙子 富樫はるか2人展」。富樫はるか「snow field」と佐野妙子「夜の声を聴く」が向かい合わせで好対決。

■時計台ギャラリー「北海道教育大学芸術過程美術コース教員展」。梅津薫「イルミネーション」が面白かった。蛍が飛ぶ様を思わせる作品。時間と動きを表現しているように思う。

■市民ギャラリー「札幌美術展2008」。1階展示は何となく散漫な感じ。「札幌区実業家案内双六」では池内商店、今井呉服店、齋藤薬舗(さいとうギャラリーのビルにある薬屋さん?)の名前が見て取れる(開拓記念館で見たな)。吉田初三郎の鳥瞰図もいいのだが、昨年セラミックアートセンターでぐうの音も出ないほど見たので、あれに比べると展示が寂しい。

2階では藤谷康晴のライブペインティング以外の作品を初めて見た。「殺風景」という作品は遠目には街路に並ぶ建物を製図チックに描いただけの作品のように見える。しかし、近くによって驚くべし。ありとあらゆる線で作品を埋め尽くし、まさに線の魔術師。”点描”という言葉があるが、これはまさしく”線描”と呼びたくなる。普通に物体のラインを線で描くのとは違った意味の”線描”である。特に木目調の線の柔らかいカーブは天才的だと思う。

※追記
そうそう、大丸の画廊にも行ったのであった。今回は片岡球子の作品展で画廊というよりは、お客さまサロン(←入ったことない)みたいな感じだった。次の展示でこの画廊の方向性が見えてくるかな。

中華ちらし6

2008年03月08日 12時02分05秒 | 食べ歩き
先日、日曜日に閉まっていたすすきのの「A」を再訪。今度は無事に中華チラシ(確か、カタカナだった)を食べることができた。

店のおばちゃんが具を豪快に炒め、登場したのがこれだ。



豊富な具は、豚肉、海老、ホタテ、ホッキ!、イカ、卵、白菜、玉ねぎ、キクラゲ、ピーマンという海産物豊富な中華チラシだ。スープはラーメン屋さんのチャーハンについてくるような醤油味である。

今日の中華チラシは海産系・ワイルド派の雄というべき、豪快な品であった。