散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080316最近読んだ本

2008年03月16日 23時37分31秒 | 読書
「鬼平犯科帳14」池波正太郎
伊三次死す。この頃から忠吾がぐっとできる男になってきた(再読)。

「アルビンブルノフスキ画集」
まさしく天才のあふれ出るイメージ。近日中に何とか小樽に行きたい(再読)。

「MORI LOG ACADEMY9」森博嗣
後15作書いて小説家をやめるらしい。スパッとやめそうな気もするし、そうでない気もする。

「とっても不幸な幸運」畠中恵
常連ばかりの居酒屋で不思議な事件と謎解き話。最終章で務所入りしていた人が久々に来るのだが、そのシーンは酒飲みの気持ちを良く分かっているな。酒飲みがなじみの店に期待することは「いつも普通にやっていること」なのである。定休日はもちろんあって良いのだが、それ以外はいつも同じ時間に開店し、必ず店のマスターが居て欲しいのだ。

「陽気な幽霊」栗本薫
京都に旅に行きました。伊集院さんファン倶楽部ツアーでした。

「モロッコ水晶の謎」有栖川有栖
犯人はなぜ誰が飲むのかわからないジュースに毒を入れて殺人を実行したのか。動機ではなく、なぜその手段をとったのかが疑問になる表題作は、予想外の結末に。

「θは遊んでくれたよ」森博嗣
困難な謎はまず分解せよ、という推理小説のセオリーを地で行く作品。

「謎亭論処」西澤保彦
これを書店で見かけて、今最も次作を読みたいシリーズ物が何であるかはっきりした。私はタック&タカチシリーズの行く末を見届けたいのだね。

20080315-16ギャラリー巡り

2008年03月16日 14時52分33秒 | ART
15日は時計台→たぴお→アートスペース201の3箇所。
16日は札幌市写真ライブラリー→大通美術館→富士フィルムフォトサロン→スカイホール→さいとうギャラリーの5個所。

■札幌市写真ライブラリー「北海学園大学写真部卒業記念写真展」。伊藤也寸志の写真は街好きの私にとって非常に面白い。札幌市の何気なさを切り取ったようだ。

黒澤智博「見上げる空」「見下ろす空」は空を含めた様々な風景で、色彩が素晴らしい。空は色々な色をしているね。東京・札幌・神戸など、さまざまな都市を3枚の写真にまとめたシリーズ。まさしくその都市のイメージのままの写真で、少々面白くない。1枚くらい「これが東京?」という写真があっていいのではないか。

■富士フィルムフォトサロン「阿部悦子写真展」。野付半島の付近で立ち枯れた木々を撮影した展覧会。色々な形の木、死を思わせたり、その形が生き物を思わせたり。

■さいとうギャラリー「澤丈間 毛利史長 陶二人展」。うわー、お猪口にいくつか欲しいものがある。値段も高くない。しかし、嵌ってはいけない。

その後、髪を切って、図書館に行って帰宅。

東区役所付近

2008年03月16日 13時34分10秒 | Weblog
中華ちらしを食べるためにここまでやってきたのだが、なんだか懐かしいエリアだ。随分昔に1年だけ東区民だったことがあり、その時散歩がてらに何度かこの辺に来たものである(貧乏で時間だけはあったため、徒歩が主要移動手段であった)。

渋い食堂だが、休業しているらしい。



噂の「ショッピングセンター光星」。えっ、日曜日休みなの。



東区民センター。まさに大きな玉ねぎの下で。



区民センター前の彫刻は本田明二「手をつなぐ」




中華ちらし7

2008年03月16日 12時20分12秒 | 食べ歩き
本日は東区の「H」飯店に中華ちらしを食べに来た。地下鉄駅から数分、店構えは小さく古い感じがするが、店内は清潔だ。さっそく中華チラシ(この店はカタカナだ)を注文。出前に出ていたらしいお母さんが店に戻ってきて、渋い大将が大車輪で料理を作っている。

あっという間に私の中華チラシができたと思ったら、それはカウンターの兄ちゃんのチャーハンであった。「お前はチャーメンとチャーハンと両方食うんかい!」と思いながら、待ち時間はさほどなく私の中華チラシも到着。

むむっ、量が多いぞこれは。



豚肉、キャベツ、玉ねぎ、もやし、卵に紅しょうが多目。こんもりと盛り上がった具のおかげで、一口目はスプーンがご飯に届かない。二口目でご飯に到着。たっぷりの野菜とちょっと辛味のある味付け、ご飯の渾然一体となった味を楽しむ

これはなかなかの味だ。さっきからものすごい速度で料理を作り続けている大将が繰り出す、これぞ大衆中華料理という安心できる味だ。かなりのボリュームだったが、何とか食べきりご馳走様。この店も同率1位で、札幌のベスト中華ちらしの一つとなった。

注文時にちょっとだけ餃子に目が行ったのだが、注文しなくて良かったと私は胸をなでおろすのであった。