散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20091115最近読んだ本

2009年11月15日 22時13分45秒 | 読書
■「黒と白の殺意」水原秀策
囲碁棋士が殺される事件が発生。その原因がメインテーマなのだが、どうにも頂けない結末である。とはいえ、老棋士の味わいのある描写はなかなか。最後を丁寧に書けばもっと良かったと思う。

■「カラスヤサトシのでかけモン」カラスヤサトシ
全く普通の駅周辺を探索するという、「モヤさま」よりさらに何も起きないマンガ。しかし、東京近郊は駅が沢山あって羨ましいな。

■「εに誓って」森博嗣
高速バスジャック事件の目的は? 小説中の警察がマヌケに書かれていないのが良いところだ。

■「QED御霊将門」高田崇史
将門は怨霊にならなかったというお話。どうやらテーマ的には次回に続くようだ。

■「グインサーガ84~86」栗本薫
そういえば、外伝が22冊あるので、そちらも読むことにしよう。

***
今日、「その本を読む速さはどうなっているのか」と聞かれたが、これほど説明に困ることもない。なぜなら、気がついたときからこの速度(*1)で本を読んでいるため、特に訓練したわけではないからだ(*2)。他の人がどのように本を読んでいるのか分らないので、それとの差異も分らない。

説明難しいなあ。私の本の読み方は、1文字づつ悠長に読んでいる訳ではなく、複雑な曲線を描いて視線を動かしている。多分、ある部分を中心的に読みながら、前後を見て予習復習をしているのではないかと思う。…説明になってないな。

(*1)文庫本の場合、普通に読むと1分間6ページ、集中すると1分間11ページ読めるのである。
(*2)日々の読書がトレーニングと言えるのかもしれない。基本的に手が空いているとき、私は常に読書をしているのだ。一度計算してみたが、「生きている秒数」より「生きている間に読む文字数」の方が多くなるのは確実と思われる。

ハンバーグ

2009年11月15日 12時48分24秒 | 食べ歩き
今週末は天気がパッとしなかった。今日も一瞬晴れたのだが、結局はさえない天気になる。こんな日は、近場で昼食をと二十四軒のビストロ「PE」へ。

本日の前菜は銀杏のキッシュ、牡蠣のブリュレ海苔のソース、くりりん南瓜と柿のテリーヌ、岩手産サラダ鶏とシュークルートのガランティーンの4品。銀杏のキッシュと牡蠣のブリュレは、今年も冬がやってきましたがと思わせる季節の品。南瓜とカキのテリーヌは斬新な味だ。南瓜の甘さだけでは前菜に向かない気がするが、カキの酸味がバランスを取っている。さらに上にはトマトソースと自家製サンマのアンチョビが載っている。これでまた味に複雑度が増すわけだ。鶏は少しスモークしてあるかな? シュークルートがやはり待ってましたの味である。



続いて主菜。万人に評判が良いそうである、道産合鴨のハンバーグスタイルだ。そうだねえ、これを嫌いな人は少ないよね。ハンバーグにたっぷり合鴨のエキスが含まれており、とにかく旨い。上に載っているのはブロッコリーとジャガイモのパンケーキのようなものとエリンギ。ボリュームがある。



最後にデザート。ホワイトチョコレートのブリュレ(容器の下半分)、ローズヒップのアイス、ガトーフロマージュ、チョコレートの菓子。前半はアイスを中心に、後半はチョコレート菓子とコーヒーを合わせる。



今日も旨さ満喫。オニオングラタンスープも食べにこなくてはいけないなあ。