散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ちょっとだけよ

2009年11月28日 16時14分31秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
久々に雪の降る中をギャラリー巡り。足元がまだそれほど悪くなっていないので、まあ普通に回れた。雪が降る分には気にならないが、凍って滑りやすくなった道は恐ろしい。

地下鉄さっぽろ駅から、ちょっとだけ立ち飲み「E」へ。黒ホッピーとモツ煮カレー味を注文。モツ煮は味は良いが、もう少し熱々にしてもらえないものか。



残ったホッピーに焼酎を追加して、タコ唐揚げ。



このくらいにしておいて、週末は体調を整えよう。忘年会は未定だが、12月の飲み会は3回ほど確定している。

20091128ギャラリー巡り

2009年11月28日 15時48分38秒 | ART
本日は近美→紀伊国屋→石の蔵ぎゃらりぃ→富士フィルム→大同→たぴお→時計台→HOKUBU→ivory→さいとう→スカイホール→三越の12か所。

■石の蔵ぎゃらりぃはやし「福井優子キャンドル作品展」。きのこ型のキャンドルを買ってみたところ、福井さんから、

「450万円です」

とのオヤジギャグが炸裂し、あっけにとられる。
作品としては、食べられそうに見えるのが好きだ(食べてはダメだ)。

■ギャラリーたぴお「抽象3人展」。作品タイトルが、作品の傍ではないところにまとめてあるのに最後に気がついたので、メモっていない。

風間虹樹:薄い青をバックに、銀色の線が打ちあがっているように見える作品が良かった。銀色の線は絵具のチューブを叩きつけるようにして絵具を出したもので、筆で描いたのではないそう。背景に時間がかかり、「線は1時間位かな」ということだった。

鈴木悠高:前回の時計台ギャラリーの展示では、「外へ開いた窓」のような印象を受けた。今回は白い枠がくっきりとした形を持ち、なおかつ展示壁の白さと親和性を感じる。その辺が、空間を切り取ったような感じを受ける由縁なのか。

石川潤:最近の「トゲトゲホール」は、形の魅力とともに、色彩の美しさ・変化が魅力の一つである。今回はあえてそれを排した、ほぼ黒一色(全部黒のもあった)の作品である。それで魅力半減かというと、決してそうではない。黒の濃淡による表現は、良い水墨画のように、十分見る側に色々な印象を与えていると思う。これまでは形が同心円的で、トゲの向きも規則的であったが、それが多少歪んでいるようにも見える。これも新しい方向性かな?

■HOKUBU記念絵画館「北岡文雄展」。ここにやってくると、年末気分になるなあ。

「霧の琵琶瀬」:湖に浮かぶ小魚の群れの影、煙って見える対岸、美しい景色だ。
「サイロのある風景」:秋の雲とレンガの表現が緻密なサイロが良い。
「阿蘇高原」:手前に水色の沼を大きく配置し、遠くに阿蘇の山頂が見える。
「湾岸芝浦」:ちょいと珍しい高層ビルと高速道路の風景。
「川岸の家」:彼の色使いは結構大胆なものがある。日本家屋なのに、紫の屋根とオレンジの格子、青のすだれがかかっているのが見える。

冒頭写真はHOKUBU記念絵画館から、札幌の中心部に戻ろうとして、豊平川のところで猛吹雪に会った時。

ああ、役立たずだ

2009年11月28日 09時21分20秒 | ART
当ブログがアートを見ている人のブログとして北海道美術ネットさんに紹介されたのだが、金曜日までは全く更新できなかった。

土曜日にまとめて更新したものの、アートのかけらもない飲んだくれ記事…。私は大体、土曜日に美術館・ギャラリーを回って、日曜日にその感想を書くことが多い。かなりの展覧会が土曜または日曜までなので、当ブログを参考に見に行くということは難しいと思う。

しかし、作る側と評論家だけで、普通に見る人がいないのでは成立して行かないと思うのだ。ということで、何にも考えない感想文(駄文)を書いている訳だが、ちょっとでも興味の湧いた人は展覧会に行ってみて欲しい。

20091128最近読んだ本

2009年11月28日 08時18分40秒 | 読書
■「グインサーガ外伝6~10」栗本薫

■「HO 2010年1月号」
今回はB級グルメ特集。この雑誌は札幌に限らず道内各地が登場しているのが良いところだが、なかなか行くことはできない。

■「VOW21」
表紙のイメージがガラリとかわった今回のVOW。内容は変わりなし。単行本のスタートがのりピーのレコードデビューと同じ1987年なのだそうだ。

■「銀天公社の偽月」椎名誠
独自の世界とそれを表現するための造語がちりばめられたSF作品。一般的なSFより入りやすいと解説にあるが、本当か? 結構、自分の中で想像しないと読めない気がするのだが。

■「夜想」貫井徳郎
妻子を失った男が、人の心を読み取る力をもった女性と出会ったときに、新たな人生の目的を見出した。方向性は何となくわかってはいたが…。残念ながら家出した娘を探す母のストーリー側が、生きていないと思う。