散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

最後の締めだったが、大幅に許容量オーバー

2012年01月21日 21時23分43秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
何となく楽しくなって、3軒目はすすきののバー「SL」。

1杯目は「ちょっと珍しいハイボールを」と所望して、ロングジョンのハイボールにラフロイグで風味付け。グラスを口元に近づけると、いい香りが漂ってくる。



2杯目はジン+シェリーのカクテル(いわゆるサウダージだ)。使っているシェリーは特に高いものではないらしいのだが、香りが良くて、ティオペペよりも美味しいサウダージになってしまうかも。ビンもちょっとしゃれた感じがする。



という所で、本日はベロベロに酔っ払って(見た目はそれほどでもない)帰宅。いい飲みだった。


強力なカクテルを飲む

2012年01月21日 20時13分37秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日の2軒目は恒例のバー「N」。1杯目は前回からの宿題、アップルカー。サイドカーのブランデーをカルヴァドスに変えたカクテルである。ちょっとドライになるせいか、私にはこちらの方が合うかもしれない。


→写真がピンボケなので、色だけお楽しみください。

2杯目は前回から試そうと思っていた弧拳というカクテル(北森鴻の「蛍坂」掲載。実際に飲んだことがある人は、あまりいなさそうだ)。レシピが強力で、ウォッカ60ml+ライウィスキー20ml+ベルモット10ml+ビタース。これをステアして、ロックスタイルで飲むのである。



アルコール強度はもっと強いカクテルもあるのだが、これはなにぶん量が多い。しかし飲んでみると、非常に調和が取れていて、キツイ感じが全くしないのだ。これは危険極まりないとも言える。

Nさんの東京みやげ第2弾、ドラえもんカステラ焼きから、スネ夫をいただく。



最後はこれも私にはちょっと珍しい、エクソシストを注文。テキーラ+レモン+ブルーキュラソーのカクテル。色がきれいで、味も結構爽やか。



ちょっと店が込んできたので、移動することにした。いくら客の自由だとは言え、バーに7人で来てはいけない。

懐かし酒場 第2回

2012年01月21日 18時27分23秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
約1か月ぶりの「懐かし酒場」シリーズ2回目。今日はすすきのの北側にある焼鳥「N」へ行ってみることにした。ここは3年半前に来たことがあり、久々の来店となる。開店と同時にカウンターに座り、燗酒を注文。通しは浅漬けとセロリの漬物。



最初にタンが到着。不思議な食感で、噛みしめるに従い、ジワジワ味が染み出してくる。これは中々の味だ。



続いて鳥精。これもベーシックながら味わいがある。



続いてナンコツ。肉部分も結構あり、ちょっと強めの塩気が絶妙だ。



タレも食べてみようと、鳥もつを注文。砂肝+レバ+心臓だったかな? レバの所、とろけそう。3種類の食感を撮り合わせた意味があるね。



野菜にもチャレンジ。椎茸は傘の裏にうっすら水分が浮いているのが分かるだろうか。そのエキスをこぼさないように口に運ぶと、口中椎茸だらけという感じだ。



海産物にもチャレンジ。つぶ串は非常にソフトな歯ごたえ。



続いてネギ&鶏皮。



焼鳥の最後に、豚ロースを注文(鳥じゃないが)。脂身の少ないあっさり肉に、ちょっと変わった風味のするタレが絶妙にあう。



酒が少し残っているので、にしん切込み(これがまたいい味なのだ)、焼きおにぎりと怒涛のたたみかけをする。焼きおにぎりは表面がパリパリすぎない所が良い。付け合わせの大根醤油漬けは実山椒も使われており、爽やかな味。





いやあ、久々に来たのだが、焼鳥メインで長年(50年以上とか)やっているだけのことはある。昔ながらの雰囲気、美味しい焼鳥、ちょっとしたタイミングで声をかけてくれるお母さんと、何点もそろった店であった。


20120121ギャラリー巡り

2012年01月21日 17時34分55秒 | ART
本日は時計台→道新→三岸→資料館→エッセ→大丸→紀伊国屋→大同→たぴお→STV→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→ivory→趣味の郷の16か所。

■時計台ギャラリー「北翔大学芸術メディア学科美術コース絵画ゼミ選抜展」。
能和暁「ケムリドローイング(連作)」「同12-01」:カラフルなケムリを描いた意欲作。
石井貴子「貝」:緑色でサザエの形を描いた作品。真正面からものに向かう姿勢が感じられる。

■三岸好太郎美術館「もう一人のミギシコウタロウと節子と」。必見。



三岸黄太郎「風景」:初期作品は好太郎に近い感じがする。
同「スーバリ通り」:これはビュッフェを思わせる強い線で描かれている。
同「裸婦」:といいつつも、顔や手が描かれず、ヴィーナス像のような感じ。曲線が上手い。

同「五重塔」:黒地に青い色を載せて、スクラッチ手法で黒を浮かび上がらせた作品。HOKUBU記念美術館で見た時は、晩年の作品にスクラッチが目立ったのだが、かなり前の時代から使っているようだ。
同「冬日」:左側5分の2が白のみ。右側に黒と緑の複雑な色彩を使っている。
同「坂道」:かすかに見える空の青が眩しい。

同「カーニュ風景」:父母の影響は当然あるわけだが、独自の色彩センスも感じられる。
同「春めく」:彼の作品は概ね穏やかな感じがするのだが、年を取って妙に枯れてしまったという感じではない。
同「雷が落ちた」:HOKUBU記念美術館でも見た、傑作。雷のラインに緊張感があり、こういう所が穏やかさだけではないと思えるのだ。

同「神々が居るところ」:海岸にいくつかの石がある、不思議光景。
同「街」:暗い中に白い建物が浮かぶ。墓地のようにも、ストーンサークルのようにも見える。
三岸好太郎「アトリエの庭」:浜松市美術館から来た、珍しい作品。単純に庭を描いただけではなく、彼の作品イメージが浮遊しているようだ。

三岸節子「アルカディアの赤い屋根(ガヂスにて)」:連なる赤い屋根とわずか2センチ程の青い空。
同「僧院のある町」:暗い闇に沈んだ黄色い壁の建物。映画のワンシーンのような、デザインセンスが感じられる傑作。

非常に良い展覧会だったが、初日は講演会準備もあるため、十分に見ることができなかった。前期・後期に分かれているようなので、再訪することにしよう。なお、普段展示をしていない2階の映像室にも水彩・素描があるので、忘れずに見た方が良い。

今回で今年度のスタンプラリーも終了となり、迷った結果、「ULTRAMAN ART」の図録をもらった。



■札幌市資料館「資料館をARTする」。資料館の廊下などにある作品は、オープンスペースにあるものとみなして写真を掲載させていただこう。

村本崇洋「雪風に飾る」:ランドリーハンガーとは気がつかない、ある種の美しさがある。



冨田哲司「see:saw 見る:見られる」:資料館の天井に意外な光景が。



Morgan Wong「Odontoglossum-My color is…-」:館内にはあちこちに展示がされている。手前左は石川亨信の作品。



今回は天井に目を向けさせる作品が多い。初めて資料館のライトの美しさに気がつく。



川上りえ「Mirror to Sense the Truth」:これは、控訴院をイメージして作られた鏡なのだ。自由に触って、回転させることができる。



■ギャラリーエッセ「2012 SAPPORO ART LABO の仲間展」。
澁谷俊彦「瞑想の庭」:白い円形の物体を重ねた展示。円の下にはいつものように彩色がされているのだが、2色に塗り分けているのは初めてではないだろうか。
酒井秀治「札幌スケッチ散歩-水彩画」:札幌市内なので、場所も分かるし楽しいスケッチだ。西林のショーケースでカツライスなんてあるのを見ると、たまらない。また海外旅行時のスケッチブックがあり、おおば比呂志をちょっと思わせる。

■紀伊国屋「学校法人美専学園 北海道芸術デザイン専門学校 第44回卒業制作展予告展」。
濱田結「光はときどき毒と独」:ついキャンバスに青い絵の具をぶちまけてしまった、女生徒の後ろ姿。卒業制作らしい作品だ。
山崎憂希「50年代のアメ車」:いわゆるスーパーリアル画。アメ車のメタリックな感じが良い。

■大同ギャラリー「New Point VOL.9」。
川上加奈「ベタ」:茶色地に金魚にも見える赤が見える。珍しい絵画作品。
国松希根太「HORIZON」:地平線に見える嵐の予感。
前澤良彰「20111219113517muroran」:ボロボロの住宅風景写真。いろいろなことを想像してしまう。
水戸麻記子「犬と女」:独眼竜花嫁か? 女性の膝に雑誌「Newton」が乗っているのが水戸さんらしい。

■ギャラリーivory「グレープフルーツ展 GF10」。
本間恵「宇宙」:波打ち際にある「宇宙商店」。宇宙服の客がやってくるという楽しい作品。

■趣味の郷ギャラリー「作家不明油絵展」。版画だと3000円位からあるようだ。酒が飲めなくなったら、美術品収集をするかもしれないので、それまでは勘弁して下さい。

頭が坦々麺で一杯に

2012年01月21日 11時45分32秒 | 食べ歩き
今日の私は先日の「孤独のグルメ」のせいで、身も心も坦々麺になっていた。とはいえ、番組で登場した汁なし坦々麺を出す店は思い浮かばない。よって、普通の汁あり坦々麺を食べることにして、大通周辺の中華料理店「C」に入った。

ランチの説明をしてくれるのを聞き流し、「四川坦坦麺」を注文。しばし待つ。



期待通りの品が登場した。さっそく麺から食べていくと、結構辛い。そう、マイルドさよりも辛さを期待していたのだ。ウマ辛さに引っ張られて、汁も全部飲んでしまった。

セルフサービスのコーヒーを飲んで、急激に店が混みだしたところで退店。ちょうど良いタイミングだった。