しかし、昼飯のボリュームがありすぎて、まったく腹が減っていない。とりあえずは繁華街散策ということで、しばらく周囲をぐるぐる回る。人形町という所は飲食店が実に多いね。昼は親子丼、夜はしゃも鍋を出す超有名店「TH」や、居酒屋好きなら知らぬわけもない有名店「S」を発見するが、依然として何か食べたい気持ちになってこない。
そんな私を救ったのは、3日連続となるバー「N」だ。17時開店なので、ありがたいことに開いており、「また来ちゃいました」と入ってみた。ここでスッキリしたものを飲んで食欲を沸かせよう。
ということで、最初はモスコミュール。ライムを搾りウォッカを入れ、そこに注ぐのがフィーバーツリーというジンジャービアだ。これがいい刺激といい香りを兼ね備えており、食前に飲むにはぴったりの味だ。さらに上にライムの皮(1/4)を飾って、香りを増すのもいい趣向である。
2杯目は消化促進のため「苦いカクテルで」とお願いし、ジン+ベルモット+ウンダーベルグ+ライムのカクテルが登場した。これまた胃薬のような(←期待通り)、酸味あり、後から苦味がグッと上がってくるカクテルである。「この後、人形町の居酒屋に行きたいんですよね」と話をすると、マスターが飲食店マップを出してくれ、「ここは評判がいいですね」と店を教えてくれる。ありがたく地図はもらっておこう。
さて、これで空腹とは言わないまでも、何とかなりそうになったので、今日は2杯で終了としておく。人形町でバーに行きたくなったら、この店。間違いあるまい。
まだ行くと決めたわけでもなかったのだが、まずはご紹介に預かった店の様子でも見ておくかと「K」へ。小ぢんまりとしたシンプルな店構えだったので、ここが良いような気がしてきて入店。先客はなく、L字カウンターの短辺の一人で居心地の良い場所に座ることができた。
飲み物は下町焼酎ハイボールを注文し、通しはじゃこおろし。この店、本日のできるものは全て黒板に書いてあるらしく、それほど品数は豊富ではない。
さて、この中からどうメニューを組み立てるかな。聞いてみたところ、刺身盛り合わせ(1人分)はないということなので、天然しまあじ刺しを注文。
非常に新鮮、脂の乗りもいいしまあじだったが、ちょっと私には脂の味しか感じられない。もう少し魚の身の味がしないかなあ…。一緒に頼んだ秋みょうがたまり漬けは、名前から感じられる濃厚な感じではなく、漬物の塩辛さもなく、ちょうど合いの手に良い味わいである。
ここで、燗酒を頼んで和牛すじ煮込みを注文。おお、この煮込みは上質だ。まったく臭みのないすじ煮込みは少々甘めの味付け。ここにたっぷり七味唐辛子を入れると、甘辛のバランスがいい。
よし、やっぱり良い店じゃないかと思ったものの、あまり量は食べられないんだよなあ…。最後にミンク鯨ベーコンを注文しよう。鯨ベーコンは辛子醤油で食べるのだが、いまだかつて食べたことのない旨さである。いったい、そこらへんで売っている奴と何が違うのだろうか(随分、違うんだろうな)。
歯ざわりはサクサクしたところと脂身のねっとりしたところ、鹿の子状の肉の部分と変化がある。味は良くできたスペインの生ハムにも近いものがある。これはたまらないね。
というところで2軒目も終了。
まだ時間が早いので、ホテル近くのワインバルの様子を見てみたが、金曜日ということもあってか満席。無理せずこのくらいにしておけということか。今日はコンビニで缶チューハイとチーズタラを購入し、ホテルに戻る。軽く飲んで、体を休め、明日からの美術館巡りに備えよう。
そんな私を救ったのは、3日連続となるバー「N」だ。17時開店なので、ありがたいことに開いており、「また来ちゃいました」と入ってみた。ここでスッキリしたものを飲んで食欲を沸かせよう。
ということで、最初はモスコミュール。ライムを搾りウォッカを入れ、そこに注ぐのがフィーバーツリーというジンジャービアだ。これがいい刺激といい香りを兼ね備えており、食前に飲むにはぴったりの味だ。さらに上にライムの皮(1/4)を飾って、香りを増すのもいい趣向である。
2杯目は消化促進のため「苦いカクテルで」とお願いし、ジン+ベルモット+ウンダーベルグ+ライムのカクテルが登場した。これまた胃薬のような(←期待通り)、酸味あり、後から苦味がグッと上がってくるカクテルである。「この後、人形町の居酒屋に行きたいんですよね」と話をすると、マスターが飲食店マップを出してくれ、「ここは評判がいいですね」と店を教えてくれる。ありがたく地図はもらっておこう。
さて、これで空腹とは言わないまでも、何とかなりそうになったので、今日は2杯で終了としておく。人形町でバーに行きたくなったら、この店。間違いあるまい。
まだ行くと決めたわけでもなかったのだが、まずはご紹介に預かった店の様子でも見ておくかと「K」へ。小ぢんまりとしたシンプルな店構えだったので、ここが良いような気がしてきて入店。先客はなく、L字カウンターの短辺の一人で居心地の良い場所に座ることができた。
飲み物は下町焼酎ハイボールを注文し、通しはじゃこおろし。この店、本日のできるものは全て黒板に書いてあるらしく、それほど品数は豊富ではない。
さて、この中からどうメニューを組み立てるかな。聞いてみたところ、刺身盛り合わせ(1人分)はないということなので、天然しまあじ刺しを注文。
非常に新鮮、脂の乗りもいいしまあじだったが、ちょっと私には脂の味しか感じられない。もう少し魚の身の味がしないかなあ…。一緒に頼んだ秋みょうがたまり漬けは、名前から感じられる濃厚な感じではなく、漬物の塩辛さもなく、ちょうど合いの手に良い味わいである。
ここで、燗酒を頼んで和牛すじ煮込みを注文。おお、この煮込みは上質だ。まったく臭みのないすじ煮込みは少々甘めの味付け。ここにたっぷり七味唐辛子を入れると、甘辛のバランスがいい。
よし、やっぱり良い店じゃないかと思ったものの、あまり量は食べられないんだよなあ…。最後にミンク鯨ベーコンを注文しよう。鯨ベーコンは辛子醤油で食べるのだが、いまだかつて食べたことのない旨さである。いったい、そこらへんで売っている奴と何が違うのだろうか(随分、違うんだろうな)。
歯ざわりはサクサクしたところと脂身のねっとりしたところ、鹿の子状の肉の部分と変化がある。味は良くできたスペインの生ハムにも近いものがある。これはたまらないね。
というところで2軒目も終了。
まだ時間が早いので、ホテル近くのワインバルの様子を見てみたが、金曜日ということもあってか満席。無理せずこのくらいにしておけということか。今日はコンビニで缶チューハイとチーズタラを購入し、ホテルに戻る。軽く飲んで、体を休め、明日からの美術館巡りに備えよう。