散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

快適な東京(7) 教えてもらって名店

2014年09月12日 21時25分16秒 | 飲み歩き・東京
しかし、昼飯のボリュームがありすぎて、まったく腹が減っていない。とりあえずは繁華街散策ということで、しばらく周囲をぐるぐる回る。人形町という所は飲食店が実に多いね。昼は親子丼、夜はしゃも鍋を出す超有名店「TH」や、居酒屋好きなら知らぬわけもない有名店「S」を発見するが、依然として何か食べたい気持ちになってこない。

 

そんな私を救ったのは、3日連続となるバー「N」だ。17時開店なので、ありがたいことに開いており、「また来ちゃいました」と入ってみた。ここでスッキリしたものを飲んで食欲を沸かせよう。

ということで、最初はモスコミュール。ライムを搾りウォッカを入れ、そこに注ぐのがフィーバーツリーというジンジャービアだ。これがいい刺激といい香りを兼ね備えており、食前に飲むにはぴったりの味だ。さらに上にライムの皮(1/4)を飾って、香りを増すのもいい趣向である。

2杯目は消化促進のため「苦いカクテルで」とお願いし、ジン+ベルモット+ウンダーベルグ+ライムのカクテルが登場した。これまた胃薬のような(←期待通り)、酸味あり、後から苦味がグッと上がってくるカクテルである。「この後、人形町の居酒屋に行きたいんですよね」と話をすると、マスターが飲食店マップを出してくれ、「ここは評判がいいですね」と店を教えてくれる。ありがたく地図はもらっておこう。

さて、これで空腹とは言わないまでも、何とかなりそうになったので、今日は2杯で終了としておく。人形町でバーに行きたくなったら、この店。間違いあるまい。

まだ行くと決めたわけでもなかったのだが、まずはご紹介に預かった店の様子でも見ておくかと「K」へ。小ぢんまりとしたシンプルな店構えだったので、ここが良いような気がしてきて入店。先客はなく、L字カウンターの短辺の一人で居心地の良い場所に座ることができた。

飲み物は下町焼酎ハイボールを注文し、通しはじゃこおろし。この店、本日のできるものは全て黒板に書いてあるらしく、それほど品数は豊富ではない。

 

さて、この中からどうメニューを組み立てるかな。聞いてみたところ、刺身盛り合わせ(1人分)はないということなので、天然しまあじ刺しを注文。



非常に新鮮、脂の乗りもいいしまあじだったが、ちょっと私には脂の味しか感じられない。もう少し魚の身の味がしないかなあ…。一緒に頼んだ秋みょうがたまり漬けは、名前から感じられる濃厚な感じではなく、漬物の塩辛さもなく、ちょうど合いの手に良い味わいである。



ここで、燗酒を頼んで和牛すじ煮込みを注文。おお、この煮込みは上質だ。まったく臭みのないすじ煮込みは少々甘めの味付け。ここにたっぷり七味唐辛子を入れると、甘辛のバランスがいい。



よし、やっぱり良い店じゃないかと思ったものの、あまり量は食べられないんだよなあ…。最後にミンク鯨ベーコンを注文しよう。鯨ベーコンは辛子醤油で食べるのだが、いまだかつて食べたことのない旨さである。いったい、そこらへんで売っている奴と何が違うのだろうか(随分、違うんだろうな)。

歯ざわりはサクサクしたところと脂身のねっとりしたところ、鹿の子状の肉の部分と変化がある。味は良くできたスペインの生ハムにも近いものがある。これはたまらないね。

 

というところで2軒目も終了。



まだ時間が早いので、ホテル近くのワインバルの様子を見てみたが、金曜日ということもあってか満席。無理せずこのくらいにしておけということか。今日はコンビニで缶チューハイとチーズタラを購入し、ホテルに戻る。軽く飲んで、体を休め、明日からの美術館巡りに備えよう。


快適な東京(6) 学生街って…

2014年09月12日 17時21分49秒 | 食べ歩き
最終的に6時半頃目が覚めたが、かなりの二日酔い。やはりアクアビットスモーキーマティーニは危険だ。朝食はいなり寿司1つとスープを飲んで終了。何とか少し復活し、三越前から再び白山へと向かう。



午前中はがっちりセミナー参加。昼食は同じく北海道から来ていたメンバーが集合することができ、一緒にイタリアンレストラン「IB」へ。一番量が控えめのAランチで、牛肉ときのこのトマトソースパスタを注文する。まずはサラダから。さっぱりしたドレッシングに新鮮なサラダがいい。

続いてフォカッチャとパスタが到着した。お、かなりのボリューム感だ。早速食べてみると、パスタの茹で加減、ソースもいい。ひき肉ときのこもたっぷりだし、皿も温めてあり、パスタがさめることもない。量の多さだけには苦労しながら何とか食べきった。フォカッチャはちょっと味見だけしたものの、とても食べきれないボリュームだ。Bランチはこれにメイン料理、Cランチは更にドルチェが付くというのだから、やはり学生街のレストランは凄いね(注文しなくて良かった)。

最後にコーヒーを頼むと、これも少々濃い目でいい味だった。料理の出るスピード感、店員さんの感じもいい、なかなか満足すべき店である。

午後はパネルディスカッションを聞いてから、芸人みたいなオッサンの基調講演。これが実に面白く、客先もドッカンドッカン沸く状態だった。70分間をまったく飽きさせることのない、お金を払ってもいい(もちろん、参加の会費を払っているのだが)プロフェッショナルな仕事ぶりだった。

これで仕事は終了(聞いているだけという話もあるが、私も発表者に3回も質問したのだから、結構頑張った方だと言えよう)。今回はせっかく泊まった近辺をなるべく探索しようということで、人形町へ移動する。

東京写真館 人形町界隈

2014年09月12日 17時00分25秒 | 写真館
人形町といえば、結構有名な地名だが、行って見たのは2度目である。しかも初回は知人の家に泊めていただいたので、街の中を全く見ていない。まあ、初めてと言った方がいいのかもしれない。非常に飲食店が多い所であった。

中央区の施設の前にあった、謎の道祖神っぽい石像。作者、作品名などはなし。

 

老舗っぽい店が多い。

 

これはお弁当やさん兼立ち飲み屋さん。



またもや老舗っぽい。

 



ふーん、甘酒横丁というのを発見。



細い道を通り過ぎると、角打ちがあった。