散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

なぜか鹿児島(3) 鹿児島にも名バーあり

2014年09月22日 21時00分57秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
まずはさつま料理を堪能し、次はバーに行って見よう。こちらも事前に調査しておいた中から、入りやすそうな「I」バーへ。まずはジンフィズで様子を見る。店の雰囲気、カクテルの作り方、味ともに申し分ない。

2杯目は旅先ということもあり「強すぎず弱すぎずでお願いします」と注文してみたところ、オリジナルのコスモスというカクテルが登場した。これはジン+ベルモット+グレープフルーツジュース+モナンシトロン+プラムリキュールということで、フルーツ風味もあり、単純ではない味わいのカクテルだ。

3杯目は「苦いリキュールが好きで」といつもと同じようなことを言うと、ジン+イエーガーマイスター+ライム+ビターズの苦いカクテルが登場。なかなか私好みの味わいである。まあ、3杯が限度なのでこれくらいにしておくが、いいバーがあるのは嬉しいことである。



ということで駅ビルにある観覧車(どこの街にもあるねえ)を見ながらホテルに戻る。


なぜか鹿児島(2) 郷土料理から

2014年09月22日 18時56分01秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
そろそろ夕方であるし、天文館方面へ路面電車で出動。鹿児島市内は路面電車とバスの便がなかなか良さそう。しかし乗り込むときにSUGOCAを読み取り機にあててみるが、音がしない。焦った挙句に最終的には現金で支払いをしたのだが、どうも市営交通局では使えない模様…。今調べてみると、市営交通局+バスで別のカードを出しているのね…。どの市でも交通系カードの統一問題は根深いのかもしれない。



それはさておき、天文館到着。まだ時間があるので調査しておいた店の位置を確認しながらしばらく歩き、最終的に本日の予定の店へ行く。と、ところがだ。今日は月曜日なのに、明日が祝日のせいか、予約で満席だというのだ。

そういえば明日祝日だというのも忘れていたなあ。予定を調整し、まずはさつま料理の有名店「K」亭に行ってみることにした。店の様子をうかがっていると、声を掛けてくれたお姉さんの感じがいたって良かったのだ。

店に入り、まずはビールを1杯。料理はさっぱり様子が分からないので、お任せしようということで、一番安いさつま料理コースに酒ずしを追加することにした。

まずは突き出しのマグロホルモン、前菜盛のにがごりかつお節、もずく酢、らっかせい煮である。マグロホルモンはちょうど酒を呼ぶ味。鹿児島ではゴーヤ(にがうり)をにがごりと呼ぶようで、これはさっぱりした味わい。もずく酢は普通。らっかせい煮はサクサクした歯ごたえが残っていて、楽しめる。



次は鹿児島といえばのきびなご刺しである。酢味噌で食べるところに最初は違和感を感じるが、しっかりきびなごの味も分かっていい感じである。



続いてさつま揚げ。手前のさつま揚げには中に人参スライスが入っていた。かなり出来立てに近い状態なので、美味しい。醤油などを付けなくても、不足感のない味付けだ。



これも鹿児島名物の一つ、カツオのたたき。ポン酢に薬味を入れて、さっぱりした味わい。



そして楽しみだったのが黒豚のとんこつである。創業以来継ぎ足してきた煮汁で炊いた骨付きあばら肉だが、味は比較的あっさり、そして軟骨も食べられる柔らかさである。ちょっと驚くのは大根か冬瓜のような付け合わせがついているのだが、それにしみ込んでいる煮汁との相性が素晴らしいことだ。



酒は亀伊佐錦、南泉のお湯割りを飲んでいたのだが(今回の旅では焼酎お湯割りをメインにしてみた)、少し残っているので、黒豚チャーシューを追加。こちらは酒のつまみ用に、少し濃いめの味付けで、辛子をピリリと利かせて食べる。



最後に季節のご飯(味付け忘れた)、酒ずし、さつま汁が登場。まずさつま汁を飲むが、ほんのりと甘みのある味が体にしみこんでいく感じだ。酒ずしは具に鯛、エビ、シイタケ甘煮、玉子焼きなどが載っているのだが、やはり特筆すべきは米一升に酒一升を合わせるというその味だろう。食べた感じはかなり水分が多く、雑炊の汁をざっと切ったくらいの水分感がある。私にはそれほどでもないが、酒に弱い人はこれを食べられるのだろうか。一昼夜発酵させる作り方なのだそうだが、かなり酒の味わいがはっきりする、実に面白い郷土料理であると思った。



最後にサツマイモのデザートを食べて終了。

 

なぜか鹿児島(1) 今年は鹿児島だ!

2014年09月22日 14時51分23秒 | 旅日記
今年の夏季休暇は、またもや特に理由なく鹿児島に行くことにした。ということで、今年の「なぜか○○」シリーズをお届けしたい。

8時過ぎの電車で琴似から新千歳空港へと向かう。仕事の人も結構乗っており、座れない。



千歳~羽田間は円滑な飛行で羽田空港到着。乗換が空港のちょうど逆側ということで、連絡バスに乗って乗り場に向かい、鹿児島へ。



羽田~鹿児島便は幸いなことにすいており、ここで昼食。空港で購入したシウマイ弁当(おかず多く、つまみ向き)を食べ、夏休み気分に入り込むため麦焼酎よかいちを飲む。

 

ところでボーイング787には初めて乗るような気がするのだが、窓の偏光度合いをボタンで調整できるのだ。



日中の便とあって、着陸寸前に桜島を眺めながら鹿児島空港に到着。



ちょうどいいタイミングでリムジンバスがあるので、鹿児島中央方面へと向かう。この時点で15時位とあって、最初にホテルにチェックインする。さすがに移動時間が長い。ちなみに駅前の「SN」ホテルは大変快適なホテルであった。

さて、荷物を置いてから鹿児島中央駅へと向かう。私は札幌でも交通系の電子カードを持っていないのだが、ウィズユーカードもそろそろ切れるので、どうせなら記念に「SUGOCA」を買おうと思ったのだ(だって、SA○○○の融通の利かなさが何だか腹立たしいのだ)。少々手こずりながらもカード購入。