散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

想像をさらに上回る

2016年09月10日 21時36分54秒 | 飲み歩き・琴似界隈
すすきのから琴似に移動。約1か月ぶりのバー「D」である。今日の注文は来る前から決まっていた。ポールジロー・オリジナルとポールジロー・グレープジュースロゼの合わせ注文である。



両方とも美味いのは分かっていたが、まずブランデーの方。かなりの凝縮した甘味、非常によくできたものであることが分かる。そしてジュースの方。こんなものを出してもらっては、困るのではあるまいか。ブドウを超え、ある種の蜂蜜のような甘味、美発泡の爽やかな味。素晴らしすぎるグレープジュースだ(これのシャンパン割りって、可能なのかな)。



これに対抗させるのは、グレンリベットカスク13年と行こう。グレンリベットがオーソドックスなウイスキーであるのは知っているが、ここまで深みのある製品を出荷しているとは思わなかった。SMWSのコメントが「Sweet day dream」ということだが、確かに深い甘みでクラクラしてきそうだ。



今日もいい飲みだったが、少し飲みすぎたかな。

旅行報告

2016年09月10日 19時28分39秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
旅行から帰ってきたら、その様子を報告しなくてはという勝手な意欲に燃え、すすきののバー「N」へ。

1杯目は旅先とは飲むものを変えて、アラン1999のハイボール。



2杯目はラム+GET27+バナナリキュール+パインジュースのカクテル。何となく南国味かな。



広島のバーは良かったのだが、創作をお願いするとやってくれないという話をする。やはり、ある程度お互いの気心が知れるまでは、オーソドックスな注文をするのが良いのかもしれない。時には一発目から思いもかけないカクテルを出してくれる店もあるんだけどね。

3杯目は新入荷のラフロイグ LORE。最初、香りはいいが味が硬いなーと思ったが、しばらく置くと驚くほどの味わいがしてきた。じんわり来る塩気がいい。またちょっと加水してみても、味が広がるので、ぜひこれを飲む方は慌てないように味が開くのを待ってほしい。



今日は次に行きたいところもあるので、定量の3杯というところで。

一度行ってみたかった

2016年09月10日 17時38分33秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
私はちょい飲みセットのようなものが好きで、この店も前々から知ってはいた。なかなか行くタイミングが無かったのだが、今日は通り過ぎる時間と気持ちがピタリと合った。1100円の方のAセットを注文し、飲み物は角ハイボール。通しとしてオリーブ、豆、マカロニのドレッシング和えが出てくる。



Aセットの方は飲み物、食べ物合わせて3品選べるので(その後、蕎麦がついてくる)、かつお叩きと鶏空揚げを注文。



まずかつお叩きがやってきたが、歯にしみるほど冷凍である。後の酒に備えて取っておこう。鶏空揚げは小さめのが5個、キャベツの上に乗ってきた。おお、これは同じチェーン店の別店舗で出てきたものよりずっといいな。ハイボールにもピッタリだし。



空揚げを食べた後に、国稀を頼んで、かなり解凍が進んだかつお叩きを食べる。どちらかというと、揚げ物・蕎麦メニューに使うものを選んだ方がよさそうだ。

最後に仕上げの蕎麦(小)を出してもらおう。「多めにもできますよ」と言われたので、蕎麦(小)大盛という訳の分からない注文になってしまった。それでも、東京名店の蕎麦の倍量はあるかも知れないな。



蕎麦湯まで飲めば、当初の思いとは違い、腹いっぱいになってしまった。なかなかこのセット、お得なのではあるまいか。


20160910ギャラリー巡り

2016年09月10日 15時50分20秒 | ART
本日は山の手→近美→三岸→資料館→コンチネンタル→三越→さいとう→富士フイルム→kitakara→大通→道新→時計台の12か所で力尽きた。

■山の手ギャラリー「川上直樹展」。これまでの国境地帯シリーズに加え、水色の色彩を生かした新たな方向性の作品を出品していた。もともと風景画としては使っていた色なので、これからいろいろ試してみたいとのこと。また、作品の中に枠のようなフレームを描いたのも、実験段階で、あまり閉塞感がでても良くないし、しっかり描かなければ意味がないしとおっしゃっていた。やはり個展で一連の作品を見せて頂くと、感じ方が変わってくる。



山の手ギャラリーまでは私の家から歩いていくことが可能なのだが、途中でプルーンがなっているのを見かけた。



帰りは街中に出るため、バスに乗って移動する。

■北海道立近代美術館「ゴジラ展」。
「メカゴジラスーツ」:よくできている。こういうのを見ると、私はゴジラよりもメカゴジラやガイガン等の、機械ものが好きなのだとわかる。
「スペースゴジラスーツ」:肩の結晶がミサイル化するっていうのはなあ。地球上の動物で移動が自由なのにもかかわらず、さらに飛び道具を使うものっていたっけ?
「デストロイア幼体(集合体)」:よく観察しなければ、カニかヤドカリ。おいしそう。

「スーパーX2」:これはもろにサンダーバード2号だな。
「ガルーダ」:メカゴジラと合体し、空を飛べるのだ。マニアに予算を持たせると、こういうのを作っちゃうよね。
「キングギドラスーツ」:私はキングギドラも好きで、コイツを見ると「行動する際は3頭による合議制なのか、多数決なのか」とか、「いや脳は胴体部に1つだけあって、頭に見えるのは人間でいう手に過ぎない」とか、余計なことを考えてしまうのだ。

「ガイガンスーツ」:ガイガンはもう破壊と殺戮の申し子デザインだ。
「ゴジラデザイン」:「ミレニアム」ゴジラで、大通公園に立つデザイン画があった。札幌に来てたっけ?
「「ゴジラvsモスラ」ポスター原画」:これだけの美しさでモスラを描くのは、生頼さんしかあるまい。

ちなみに、入口と出口、ロビーで撮影可能なゴジラがいる。

 

次は映像を合成してくれて、テレビ塔のところに立つゴジラを見上げるような記念撮影ができるらしい。面倒なので、お願いしなかったが。

 

ロビーにあった、破壊された東京駅。



見終わって外に出ると、雨が降っていた。

 

■三岸好太郎美術館「三岸交響楽」。
「オーケストラ」:三岸美術館にあるのものだけではなく、久しぶりに宮城県立美術館の「オーケストラ」が出品されていた。並んで見る機会はそうあるものではないし、もっと宣伝してはどうだろうか。
「金魚」:これも久しぶりに見たか。
俣野第四郎「郊外」:人間の登場しないルソーという感じがする。

俣野第四郎「大連市郊外」:中央の道が大きくカーブし、その先には家並みが広がっている。逆側にぽつんと一軒離れた家があり、対比的に描かれている。
久保守「リュートのある室内」:楽器の形、壁にある絵画、カラフルな布の掛物の色合いが面白い。
岡部文之助「木蓮」:花にクロースアップし、枝の曲がり具合を極めて丁寧に描いている。写実というより、その感じはシュールレアリスムに近い。

意外と面白い作品もあったので、もう少し素人にも分かりやすく、展覧会の見どころをアピールした方が良いのではあるまいか。



■時計台ギャラリー「木村由紀子展」。「CRETOS」シリーズは抽象画ではあるが、ある種の物理、または科学的な世界を展開してくれているような、不思議な存在感がある。

今日は疲れてしまい、途中から本屋、そして飲み屋へと逃避してしまった。

帰ってきて食堂

2016年09月10日 11時30分38秒 | 食べ歩き
いつものことながら、ハードな旅行であった。旅から帰ってきた翌日は休養。今日はギャラリー巡りに出かけなくてはならない。

昼食は札幌にも良い食堂はあるぞ、ということで「Y」食堂に行くことにした。まあ、ここは酒を置いていないけどね。

注文は微妙に増えたメニューの中から、オムライス大盛にした。朝、インスタントラーメンを食べたので、ご飯ものの方がいい。



ドーンと素晴らしいビジュアルだ。ケチャップが多すぎるかもしれないが、さすがに全部は使わない。以前食べた普通盛が少な目の印象だったのだが、大盛りにすると結構なボリュームであった。中のチキンライスの味は薄目。

ところで見過ごしにはできない「カレーラーメン」というメニューができていたので、次回はそれを頼むことにしよう。