散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小樽の締め

2016年09月18日 22時01分21秒 | 飲み歩き・北海道内
ワインを300ml飲んだが、ほぼハーフボトル分くらいにはなるのだろうから、少し酔ってきた。どうやら決して体調も良くはないようだ。



それでもいつもの道を通り、小樽と言えばバー「A」である。前回来たときは珍しいことに休みだったので、久しぶりの訪問である。

先客は無く、静かな「A」。この日は私の帰りがけに2人客が来たが、1時間半ほど誰も来なかったので、マスター独占でいろいろ話をさせて頂いた。せっかくの連休なのに、何をしているのかなあ。

1杯目はスーパーニッカのソーダ割り。相変わらず濃いめである。様子を見ながら、時間をかけてコクのあるソーダ割りを飲む。



2杯目はマッカラン12年のロブロイ。ほぼウイスキー味だが、ほんのりカクテル。酒好きにはたまらないな。



3杯目はアップルカー。ちょっと珍しいものを飲んでみた。



4杯目は危険ながら、これを飲まなくては帰れない、レディーズカクテル。ほとんどウイスキーにペルノー2滴、アニゼット2滴、ビターズ2滴だから、もう妥協のない味なのである。しかし、これが美味いのだ。



久々の小樽、久々の「A」を満喫し、まだ時間も早いのでバスで帰ることにした。



そして、生まれて初めて小樽からの帰り、最寄り駅を乗り過ごしてしまった…。やっぱり体調が良くなかったのかな。いや、飲みすぎなのかな。



結局、地下鉄に乗り、地下鉄駅から徒歩で帰宅したが、普段ならバス停から5分のところ、ずいぶんかかってしまった。

小樽で洋食、そして一杯

2016年09月18日 18時09分49秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽文学館から比較的近くにある洋食とワインの「OV」へ。ずいぶん久しぶりにやって来てみた。店に入ると、男性1名、女性10名くらいか。やっぱりそうだよなあ、私も浮いていないといいな。

まずは北海道ケルナーを一杯。これで一番辛口なのだそうだが、そうなると他のが(甘すぎて)飲めないな。



窓から見える雰囲気はいいが、20度を切ったので、少し寒い。



ここは温かいものをということで、海の幸のつぼ焼きスープを注文。



中身が全く見えないので、パイ包みを崩したところ、やはり何も見えない。



中には海老、ベビーホタテ、鮭などが入っており、本当に熱々である。これで体が温まった。ワインは100mlと少し少な目なので、すぐに北海道ツヴァイゲルトを注文。まあまあの渋み。



メインは森のきのこと北海道産鹿肉のラグーソース。少々塩分が強い気もしたが、キノコたっぷり。鹿肉も食べづらいこともなく、肉肉しい。



少々高い宍戸富二レゲントを注文。いったい誰なんだと思ったら、葡萄作りの匠らしい。確かに滑らかな味わいである。



これで腹一杯にはなったが、もう少し洋風酒のつまみ的なものがあるといいのだが。


よし、小樽行くか

2016年09月18日 16時51分08秒 | ART
二日酔いのため、早くは起きたものの家でダラダラと過ごす。昼食も外出せず、家にあったもので済ませる。どうしようかと思ったものの、3連休の中日だからな。小樽にでも行くか。

私の家からは地下鉄駅よりも小樽に向かうバス停の方が近いので、何とかその程度は気力が湧き、小樽行きのバスに乗車。幸い空いていたので、席をやや倒し、耳栓をして寝る体勢に入る。信号があるうちは寝られなかったが、高速に入った後に上手く寝られたようだ。気が付くと、一般道に降りるところであった。

結構、人出のある商店街を通る。何かイベントなのかな?



今日は観光客もかなり小樽に来ている模様。そんな中で私の目的地はここだ。

 

一度は行っておかなければと思っていたのだが、前回の小樽訪問では時間がなかった。絵画館ができてから見ようかというセコイ気持ちもなくはなかったが、せっかくだから行ってみるかという感じである。

入館料は700円。以前、拝見させていただいた北海道美術ネットさんの記事では有料だった音声ガイドが、何と無料。ありがたく使わせていただいた。私は「まずは解説を聞く前に見るべきだ(いや、実はお金がもったいない)」派で、音声ガイドを借りることは滅多にないのだが、キリスト教・西洋文化圏の基礎知識が薄いので、ガイドが参考になった。

館内に入ると、ステンドグラス美術館を先に見るようにと案内される。

私はステンドグラスというと、素人の教室展を思い浮かべ、あまりピンと来ないのが正直なところであった。また、美術館の開館時に新聞に取り上げられた時、「大変素晴らしい作品ばかり」と言ったことが書かれていた。これも正直なところ「これからの事を考えたら貶すわけにもいかないし、多少、ヨイショ入ってるんだろうな」と思っていた。

全くそうではなかったので、ここでお詫びしたい。実に素晴らしい展示である。19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスの教会の窓を飾ったステンドグラスとのことだが、余りに陳腐な表現で気が引けるが「壮麗」という言葉がふさわしいと思う。館内撮影可なので、ちょっとだけ写真を公開しよう。





大変素晴らしい作品が多く、ぜひ見に行ってほしいので、ほぼ全作品の写真を撮影したのだが、これ以上アップしない。

「善き羊飼い」:教会の窓枠ごと持ってきてしまったとの解説だった。
「神とイギリスの栄光」:ゲオルギウスの倒した竜はけっこう小さかったりするのだが、これも小さいけれども赤くなかなかカッコいい竜である。
「天使の祈り」:時代もあるだろうが、ラファエル前派の気配が入っているね。

次は智天使ケルビムと熾天使セラフィム。こいつら、頭に直接6枚の羽根が生えているのだ。

 

次はアール・ヌーヴォーグラス館。こちらの展示スペースは少々狭いながら、なかなか良い作品が多いと思う。北海道立近代美術館にはかなりのガラスコレクションがあるので、それを見慣れている目で見ても、悪くない。いや、ものによってはもっといい作品と思えるのだ。



展示室の照明もガレ作品だったりする。



いや、満足した。解説を聞きながらゆっくり見ているせいもあるが、1時間半強の観覧時間であった。

続いて、小樽美術館・文学館に行くが、時間が無くなってしまったので、展示はパスしてコーヒー休憩。

 

小樽市民ギャラリーは今週の展示が無いようだ。