散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

東京行ってきます

2006年07月19日 12時39分46秒 | Weblog
東京に行く。次回の更新は23日頃かと。

何とか、
・東京国立博物館「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」
・東京芸大美術館「ルーヴル美術館展」
・三井記念美術館「美術の中の「写」展」
・三の丸尚蔵館「花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」
・出光美術館「やきものに親しむV 青磁の美―秘色の探求―」
は見たい。

できれば、
・山種美術館「旅と画家」
・Bunkamuraミュージアム「ガレとドーム兄弟」
・戸栗美術館「古伊万里唐草展」
もみたいが、それは無理か。意外に移動時間がかかるだろう。

20060718最近読んだ本

2006年07月18日 12時45分31秒 | 読書
「コミカルミステリーツアー4」いしいひさいち
推理小説のパロディマンガ。知っている作品のパロにはつい笑ってしまうが、新しくて知らない作品が多い。文庫化されてからお願いしたい。

「川の名前」川端裕人
子供の頃にこういう冒険をしておきたいものだと思う作品。

「支那そば館の謎」北森鴻
京都の小寺を舞台に、少々グルメテイストを効かせた推理小説。この人の作品は信頼感を持って読める。

「風水火那子の冒険」山田正紀
奇抜なシチュエーションを名推理で解決。主人公が魅力を殺して平板な感じで書かれているのが疑問。意識的?

「死亡推定時刻」朔立木
救われない冤罪もの。司法関係者や警察関係者のステロタイプぶりがもの凄く目に付くのだが、これがリアリティなの?

「すべてがFになる」森博嗣
やっと課題だったS&Mシリーズの再読開始。最初に出版されたこの作品だが、処女作ではないらしい。とても素晴らしい作品だと思う(再読)。

「そして五人がいなくなる」はやみねかおる
ジュブナイルと呼んでいいと思うが、大人も楽しめる夏休み的な作品。

以下、図書館の1冊。
「目をみはる伊藤若冲の動物綵絵」狩野博幸
今週、東京出張があるのだが、プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展に行く予定。その予習(再読)

東京、暑いのだろうか。豪雨になるのはやめて欲しい。

小樽へ(夜の部)

2006年07月16日 21時03分35秒 | 飲み歩き・北海道内
まだ相当明るさの残る中、晩飯は天ぷら屋さん「T」へ。札幌では気軽に入れる天ぷら屋さんがあまり無いのだが、ここは割と入りやすい店だ。

ビールと天ぷら盛り合わせをもらう。お通しは若布(サクサクした本当に若い部分だと思う)とイカをあえたもの。なかなか良い出だしだ。次々に登場する天ぷらは、ホッキ、ホタテ、イカ、海老2、キス、なす、椎茸、れんこん、ピーマン。

天ぷらといえば真っ先に海老が出てくるような気もするが、まずは貝から。ホッキは絶妙の火加減で、あの風味が立ち上ってくる。ホタテは相当な大きさのものを、丸1個。真ん中に包丁が入っているが、鮮度のよさを出すためか、かなりレアな感じである。

そして、海老。値段はそれ程高くない盛り合わせなのだが、これだけの海老が出るなら満足である。中はほど良く火が通り、海老のエキスが活性化して口にあふれる感じだ。野菜では椎茸の香が良く出ており旨かった。

途中で日本酒冷やを頼んで、蝦蛄、春菊を追加。蝦蛄はやはり海老と違う風味(何だろう、タコでもないし、やっぱり蝦蛄というしかないか)、春菊は苦味がふわっと来てさっぱり。狙い通りだ。店主から「サービスです」という姫竹を食べて終了。姫竹はとうもろこしのような香がした。

そこそこの量を食べたので、まだ少し明るさの残る中、ぐるりと散歩をしながらバー「A」へ。小樽に来た時にはほぼいつも寄っている店である。

1杯目はジンバック+ビタース。腹ごなしに表面にビタースを浮かべてもらった。香と苦味で胸がすっとする(ちなみに、油で胸焼けがしているわけではない。単に小食なだけである)。

2杯目はメニューから聞いたことの無いキャロルというのを注文。ブランデー+スイートベルモットだそうである。なるほど、マンハッタンに近いレシピであるが、ブランデーの風味の分、上質な感じがする。

3杯目はスッキリとモッキンバード。ミントリキュールを控えてもらったので、くどい甘味がない。4杯目はブランデー+シャルトリューズヴェール+ビタースのシャンゼリゼをドライ+強力化したカクテル。

今日は調子が良いせいか、まだ飲めそうだったがこの辺で帰ることにしよう。バスを乗り過ごすと大変である。このバーの客層なのだが、本日はかなり年配の夫婦が多かった。夫婦でバーに来てそれぞれにカクテルを飲むというのも、なかなか良い大人の遊びであるなあ。

小樽へ(昼の部)

2006年07月16日 16時41分02秒 | 飲み歩き・北海道内
雨はどうやら降らない様子なので、小樽に行ってみた。途中、小樽市内に入ると道沿いに提灯がぶら下がっており、住吉神社のお祭りがあるらしい。後で寄ってみることにしよう。

まずは昼食。駅前すぐの蕎麦屋さん「Y」へ。割と良く来る感じの良い店であるが、三連休の中日とあって人が多い。店頭で5分ほど待ってから店内へ。私の後にも一組待っている人がいたが、申し訳ない。ちょっと一杯。



板わさと塩辛と冷酒を注文。ここの板わさにはとびっ子(飛び魚卵)が乗っているのがちょっとした喜びだったのだが、今回は乗ってないなあ。変えたのだろうか? ちょこっと飲んで、せいろをもらう。食べ終わって店を出ると、待ち行列はさらに伸びていた。



それから市立小樽美術館の「海のある風景 山のある風景展」へ。



北海道立近代美術館の常設展「水辺の物語」にも似たテーマだな。気になるものは、以下。

林竹治郎「積丹風景」:この人の画といえば「朝の祈り」がすぐ思い浮かぶ。良い作品ではあるが辛気臭いなあとおもっていたが、この「積丹風景」は雄大な風景画。
小川原脩「波濤B」:重く冷たい波しぶき。
宮川魏「みち潮」:微妙な色合いの海・波濤・雲の色が良い。
木嶋良治「凍る海」:シャープで寒さに身が引き締まる思い。
大本靖「マッカリの山」:山のスケール感が凄い。ふもとの街と道が効果大。

一原有徳の山シリーズもあったりして、落ち着いた良い展覧会であった。入場者数はまずまず。続いて、市立小樽文学館へ。今日始めて気がついたのだが、美術館と文学館の共通券が500円であるのだ(多分、200円お得?)。一原氏の版画が印刷されたなかなか良い感じの券である。

文学館に入り、まずはコーヒーで一服。本日の企画展は「小樽・文学館物語」である。色々な人が考える「文学館の展示」をそれぞれケース半個分で見せている。

私は人後に落ちないほどの読書家であると思うが、その私にとっても「文学館」というのはかなりツライ場所である。だって基本的に面白くないんだもん。本の表紙を並べておかれても、作家の略歴を紹介されても、自筆原稿を見せられても全然面白くない。しかし、北海道立文学館の常設展示も2回(しかも写真か画の展覧会がある時だけ)しか見たことが無い私に、それよりはるかに多く足を運ばせる小樽文学館というのは不思議な場所だ。結構、色々な層の方が来場しているのも面白い。

本日は19時からジャズ演奏会もあるようだが、その頃の私は酔ってそれどころではなくなっているだろう。16時に外にでて、歩いて住吉神社へ。子供の頃、「お祭り」と言えばそれは心弾むものであった。と言いながら、中学生の頃には私はお祭りのお小遣いをもらうと、既に本しか買わなくなっていたのであるが。

小樽は年齢層が高齢化にシフトしているのだろうと思わせる街であるが、やっぱり子供はいるもんだ。買い食いも楽しかろう。出店としては、かた抜き、綿アメ、お面を見かけないのが不思議であったが、いまだに紐を引っ張ると景品が当たる(と言うか、当たらないのだが)くじや、チョコバナナ、あんずあめなどがある。この業界も新たな視点で見直せば画期的な出店ができそうだが、既存勢力のしがらみが色々あるのかな。と、どうでも良い感想を持ってしまった。







写っているのは全て知らない人(念のため)。

小樽グラフィティ

2006年07月16日 16時29分47秒 | 写真館
住宅街の合間に「マージャンクラブ バカポン」。そういえば、最近は麻雀をする人を見かけないね。



スナック「ん」。良く見ると2軒あるのか?



肖像画の店。モナリザを見る限り、信頼感は薄い。



かっぱ塾。私、ほとんど泳げないんだよなあ。



「わかもと」入り東京ケーキ。わかもとって何?



「フランス生まれ」…た、確かに。



私がいつも飲みに行くのはここ。やっぱり。



スナック「ちぴぴ」。とても電話に出づらいのでは。



居酒屋「ちんちくりん」。「珍竹林」という当て字は良く見るが。


ギャラリー巡り

2006年07月15日 16時46分58秒 | ART
湿度が高いなあ(写真はすすきの近く。ここも再開発されるのかな)。

今日のギャラリー巡りは市民ギャラリー→近美→さいとう→セントラル→アートスペース201→北海道画廊→紀伊国屋→大同→たぴお→時計台の10箇所。

市民ギャラリーの「北海道教育大学札幌校美術科七月展」は結構好感が持てた。
松尾道行「暗乃雲」:嵐か竜巻のような暗雲。空気感がうまい。
山本育実「ふれるもの」:エジプトの壁画を思わせる不思議な画。
干場清順「歯車町・祭り」:ごちゃごちゃした描き込みが楽しい。
村山聡「IN THE ZONE」:良い意味で日本画らしくなく見えた。
中村奈々実「メッセージ」:シンプルだが人の心の動きを作る。

タイトルを失念したのだが、自転車を漕ぐと風景が動いて見える作品。前方にある道路標識がいつか読めるようになると思って漕いでいたのだが、目の錯覚で実は進んでいないことが判明。ヤラレタ。

北海道画廊「北海道風景を描く絵画展」。割と安い画もあって面白い。田辺三重松作品が重厚だった。

時計台ギャラリー「柳田昭展」。とにかくうまい。
「札幌木版画研究会展」もシンプルだが楽しい作品が多い。

蒸し暑さにビールを1杯だけやって帰宅。

中華料理

2006年07月15日 12時22分56秒 | 食べ歩き
以前、裏参道にありちょっと気になっていた店、中華料理の「O」が西18丁目に移転。やっと行く機会ができた。本日の日替り定食は鶏から揚げに酸味の効いたネギソースである。

その他はご飯、スープ、サラダ、漬け物、一口杏仁豆腐。さすがに鶏の揚げ具合が非常に良く、カラッとしており油っぽくない。ちょっとボリュームは控えめかな。もう一回ぜひ何か食べてみたい。

私という人バトン

2006年07月14日 12時28分30秒 | Weblog
041212さんから、ご指名を頂いたので、書いてみる。意外な質問に答えるのが面白いので、バトンは満更でもない。

○あなたの名前とその由来は?

SH。もちろんイニシャル。どちらが苗字でどちらが名前かは秘密。

○バトンを回してくれた人の印象は?

ああ、私にもこんな時代があったのだろうかと思い起こさせられる人。面識がないのだが、バランスの良い方のように見受ける。

○性別、種族は?

男性・人間・日本国籍。

○使ってる携帯の機種は?

使っていない。

○普段着はどんなん?

ギャラリー巡りをしていると、「画、描かれるんですか」と質問される。また「学生さんですか」と言われたこともあるような服装。

○年齢はおいくつ?

日本人男性の平均余命(0歳時)の半分は超えた。

○自分を変態or変人だと思いますか?

思わない。言われた事はある(変人の方)。

○食べたら死にますな3種の神器!

大人なので顔色一つ変えずに食べる事は可能であるが、正直苦手な3品。
・メロン・・・ニューヨークの韓国料理店で「サービスだ」と出されたが、ええ、全部食べましたよ。
・ピーマン・・・昔はよけていたが、やはりそういう人を見ると見苦しいからやめた。
・わさび漬け・・・一番最近、居酒屋のお通しででたときは、一人だったのでさりげなく残した。

○住みかにしてる場所は?

自宅、会社(積極的にではない)、飲み屋、本屋、図書館、ギャラリー

○法を犯したことは?

うーん、一般人がするような軽犯罪は犯しているのではないか。車の運転をしないので、そういう面では少ない。

○これを打ってる今現在眠い?

昼間なので、眠くは無い。

○夜型?それとも普通に昼型?

12時過ぎに寝て7時に起きているので、普通型であろう。

○ドラマとアニメどっち派?

子供の頃はアニメ・特撮好きではあったが、現在はどちらも基本的には見ない。テレ東の下らないグルメ番組が好き。
 
○貴方の性格はどんな?

論理的、気が短い、興味の無いものには一切興味が無い。

○化粧する?しない?

しない。

○ボーリング得意?

ヘタ。私より少し上の年代の人たちが上手なので、困る。

○歌は上手?

音感は優れているが、リズム感が悪い。好きな曲と歌える曲をわきまえられない。最近は曲が覚えられない(子供の頃は1・2回聴いたら覚えられたのに)。

○機械は苦手?

苦手。
 
○メール派?電話派?

仕事上では、最近メールの方が多い。個人的にはメールもしないし、電話もかけないが、文字を読む方が好ましい。

○好きな動物は?

動物は予想しがたい動きをするので、あまり好きではない。

○今叫びたいことは?

特に無い。
以前、海に行った時に、海水浴場ではないため周りに誰もいなかった。絶叫してみるかと思った時、後ろに親子連れがいたのに気が付いた。叫ばなくて良かったと思う。

○7人に回して下さい

私からはありませんが、希望者はご自由に。



こんなので良いのかな?

立ち呑み新店開拓

2006年07月13日 22時56分17秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
打ち合わせの時間調整を間違えたため、ちょっとしたあき時間ができた。5月末に開店したらしい札幌駅高架下の立ち呑み「C」へ。すすきの本店には何度か伺ったことがある。

今日は蒸し暑い。まずビール+ポテトサラダ。ふーん、ビールはプラスチックのコップか。もう少し早い時間に来ると250円だったらしい(今は350円)。ポテトサラダは本店と同じ味がするようだ。

もう一杯はハイボール+いぶりがっこ。ハイボールを作ろうとしたお姉さんが「シングル、ダブルどちらでも良いですよ」と聞いてきた。ちょっと今日は先があるからなあと「シングルのちょっと多め」でお願いした。通常のバーでは一般的にダブル=値段が倍であるから、非常にお得だと思う。ウィスキーは角サンを冷蔵庫に入れてあるもので、立ち呑み的センスとしてはこれもちょうど良い。

さっと飲んで、本来の会合へ。会社を離れたある集まりなのだが、その中の一人が東京に転勤してしまうので送迎会というところである。食べたものは刺身、砂肝、ザンギ、やきそば・・・、後忘れた。

非常に頭の良い人たちの集まりで、誰がどんなテーマを持ってきても皆一分間スピーチができそうな雰囲気なのである。面白かった。

宴会料理

2006年07月12日 23時26分12秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
会社の飲み会ですすきのの居酒屋「D」へ。

大体において、宴会コースを頼むと「まあ、しょうがないか」レベルの食べ物が多かったりするのだが、お客さんのグルメ課長A氏の紹介によるこの店はなかなか良かった。

食べたものは、前菜、生タコのあぶり焼、梅茶碗蒸し、刺身(平目、マグロ、しめさば、湯葉)、蟹クリームコロッケ、豚角煮ポテトソース、じゃこ飯。飲んだものはビール→日本酒大量。

生タコはさっと焼いた方が歯ごたえがサクサクした感じで良いのだが、よく焼いても硬くはなるが香ばしさがいい。梅茶碗蒸しも食べてびっくり、これはなかなか合う味付である。刺身はマグロが程よい脂の乗り。大根のカツラ剥きを加工したあしらいも美しい。蟹クリームコロッケは出来立て熱々、角煮はもちろん良く煮込まれており、ポテトのソースと非常に良く合う。

酒は300mlの市販冷酒であったが、割とスッキリした味で悪くはなかった。2軒目はスナックへ、ああ・・・

20060712最近読んだ本

2006年07月12日 12時35分20秒 | 読書
「日本全国奇天烈グルメ」話題の達人倶楽部
最近こういう本が非常に多く出ていて食傷気味ではある。今、食べたいのは伊那のローメン、新潟のイタリアン、金沢のハントンライスだなあ。

「七銀河同盟」マール&フォルツ
ローダン最新刊。脳の放浪サイクルは終了。今度は七銀河同盟という超科学の持ち主だが強引でモラルの低そうな敵が登場。困ったものです。

「なぞ食探偵」泉麻人
これもローカルグルメ本(東京含む)。この中では吉本の芸人さんが良く行くという食堂の「肉すい」と盛岡のじゃじゃ麺が食べてみたい(再読)。

「おいしいローカル線の旅」金久保茂樹
大体こういうのはB級グルメに行く事が多いのだが、この本はかなりの贅沢旅である。うらやましい。

以下、図書館の5冊。

「トンデモ本 女の世界」と学会
理解しがたいある種独特のものがある。

「世界美味美酒文化雑考」富田勝弘
なんとも独善的な香りの漂う文章だな。大体私は「ゲンを担ぐ」という行為が好きではないが、それをチームに強要するような人間はさらに好まない。しかもそれが「俺は晴れ男で・・・」とかいうレベルだからなあ・・・

「奈良世界遺産散歩」小川光三
奈良の季節感を味わってみたくなる写真集。冬は結構寒いのだろうな。

「日本の秘仏」
近くに住んでいないと行けないよなあ。年1回なら狙って旅行すると言う手もあるが、そこまでする気もなく。

「聖なるルネサンス 安田侃」柴橋俊夫
非常に分かりやすく彫刻業(「画業」に似た言葉)が書かれている。ちょっと褒めすぎのような気もするがなあ。

20060710最近読んだ本

2006年07月10日 12時38分31秒 | 読書
「シンギュラリティ・スカイ」チャールズ・ストロス
不思議な異星人の侵略とローカル惑星の世界観の中でのスパイ物SF。魅力的。

「晴れた日は巨大仏を見に」宮田珠己
全国各地に立てられた巨大仏(40メートル以上)は、特撮かと思うほどのシュールな風景である。来年は炭鉱町第3弾芦別にでも行くか。

「朽ちる散る落ちる」森博嗣
やや近未来SFテイスト(再読)。

「ニッポンの投書」
VOW関連で、新聞雑誌の投書を集めたもの。私自身もインパクトのある新聞の投書を切り抜いていたりするのだが、世の中には変わった人が多い。

「つきまとわれて」今邑彩
もっとドロドロしたストーカーストーリーかと思ったのだが、意外とうまく処理された連作短編集。

「百人一酒」俵万智
想像以上に酒の好きな人。グルメ自慢になりそうだが、割と嫌味がなく、素直に飲んでみたくなる。

以下、図書館の3冊。
「北海道の食」村元直人
現在からは想像もできない食生活がある。例えば、豆腐や片栗粉は手間がかかりすぎるため、作っていない。当時は梅や糠が簡単に手に入らないため梅干・沢庵は貴重品。虫害や冷害にどれだけ襲われても帯広ではバッタを食べ物とは思わなかった。入植した元の地域で食べていないのがその理由。沢庵などは非常に重要な保存食だと思っていたのだがなあ。

「正倉院よもやま話」松嶋順正
文字が多くてイメージ湧かず。もう少し図版がある方がいいなあ。

「イギリスPubウォッチング」デスモンド・モリス、ケイト・フォックス
一口にPubといっても学生向け、アッパークラス向け、音楽中心など色々あるのだなあ→日本の居酒屋の事を考えても当然か。

暑い

2006年07月09日 13時34分12秒 | 食べ歩き
今時期の札幌は暑い、と言うと南の地方の人に怒られそうだが、結構日差しがキツイ。図書館に行った後、山の手通りのラーメン「K」へ。

醤油ラーメンを注文。見ての通り地味な感じの見た目であるが、なかなか美味しい。スープは食べ進むうちにしみじみとした味わいがあり、あまり油っぽく感じない。チャーシューは2種、ロースは薄め、バラはかなりの厚めで食べ応えあり。ちょっと炒めた玉ねぎが風味を出している。

帰りは汗をかきかき帰宅。


ギャラリー巡り

2006年07月08日 17時11分13秒 | ART
本日のギャラリー巡りは、さいとう→セントラル→時計台→道新→STV北2条→たぴお→大同→富士フォトサロン→紀伊国屋→近美。

セントラルでは「本山和泉親子作陶展」。小さなかえるのお守りを購入。
時計台の「白日会北海道支部展」。中原宣孝の新作を見たいなあ。
大同で「北海道版画協会展」。三島英嗣、萩原常良、石井千晶、清野知子、菅間慧一など割とモノクロームな作品に目が行く。

北2条STVの「さわがしい卵展」。造形がかなり面白い。



近代美術館の前庭。唐招提寺から来た「蓮」らしい。