散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

酸っぱい

2006年10月07日 14時53分10秒 | 食べ歩き
雨だし、どちらかというと寒いし、休養もあってギャラリー巡りは休み。図書館に行き、食堂「I」へ。

少々寒いので、あんかけ麺を注文。あんかけラーメンだと思っていたら、あんかけヤキソバでちょっとガッカリ。まあ、あんが熱いのを注意しつつ食べるが、これは最初っから酢が入っているな。ヤキソバを食べていて、ちょっとくどく感じた時に酢を入れて食べるのはいいものだが、最初から入っていたため終いには口が酸っぱくなってしまった。残念。

旭川グラフィティ

2006年10月07日 14時48分21秒 | 写真館
先日、旭川に行ったときの写真を見直していたら、いくつか気になるものがあったので遅ればせながら掲載。

どう見ても「イタコライス」って書いてあるよね。「タコライス」でなくて。気になってしょうがない。



「シャッターは閉まっているのに営業中」だそうだ。少々痛々しいが。



旭川にて名古屋の味。腹一杯で食べられぬ。



旭川駅の地下は以前ステーションデパートになっていて、ものすごく味のあるところだったのだ。私は閉店の日に行ったぞ。


大人か?

2006年10月06日 21時45分47秒 | 飲み歩き・琴似界隈
会社主催の全国フォーラムがあり、講演会と情報交換会(パーティー)に出席。講演会はサッポロビールの原料調達の話だったので面白かったが、やや二日酔い気味。

パーティーでは大人になって約20~30人位に挨拶をして回った。本当に久しぶりで会えて嬉しい人もいたので良かった。結構、料理は気合をいれて準備をしたらしい。エゾシカもも肉ローストにベリー系のソースがかかったものが美味しくて、2皿食べてしまった。その他、ラムを使ったアイリッシュシチュー、毛蟹鉄砲汁、近海マグロの兜煮など。

しかし、人に会うのは疲れる。一人で琴似に移動して、バー「D」へ。良かった、お店の人には悪いが、客が他にいない。前々から気になっていた、ルイスフェリペ・グランリゼルヴァというスペインのブランデーを注文。60年熟成のブランデーである。しかも、ソレラシステムで熟成されているので、60年より前のブランデーもおそらく入っているのだろう。

味は、アルコール度数(40度)を感じさせない口当たりで、シェリー酒やコーヒーリキュールの風味がする非常に複雑な味だ。まず、飲んだことの無い味なので、興味のある人はお試し頂きたい。2杯目はクロフテンギア1997バーボンカスク。シェリーカスクもあるので迷ったが、ストレートな味を予感してこちらを注文。かなりピートの香が効いた味だ。

最後は飲み疲れからカンパリ入りのオールドパルにした。苦い味をしばし楽しんでから帰宅。今日はあまり酔ってない。

大人じゃない

2006年10月05日 22時34分24秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は、本社から来た偉い人飲み会。私は大人じゃないからあまりこういう席は好きではないのだけれど・・・

1軒目は居酒屋。イカ刺しが新鮮だった。
2軒目はバー。偉い人が勘定を持つようなので、15年もののラム(バルバンクールだったか?)、サイドカー(ブランデーをフラパンにしてもらった)とちょっとだけ贅沢。

偉い人が美術鑑賞趣味で、ヨーロッパに見に行ったりもしているらしい。仕事の話やゴルフの話はダメな私だが、こういう話ならと近代美術館(翌日行くらしい)の常設展の話や、来週東京へ見に行く(また行くのだ)展覧会の話をした。周りの人間はこういう話はできない人ばっかりなので、重宝がられる。

私の持ちネタはマニアックな人に対して意外なときに効果を発揮することがある。かつてお客さんに数学科出身の人がいて、酔うと数学の話をするのだが、その時も皆さんに「頼む、相手してやってくれ」と言われて活躍したものである。

3軒目は以前から気になっていたバーらしき店へ一人で行ってみた。残念ながら失敗。

北24条

2006年10月04日 22時37分22秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
私は北24条では行く店が決まっていて、あまり新規開拓はない。今日は珍しく知人の通う「T」へ。焼鳥の有名店であり、前から行ってみたいとは思っていた所だ。先日、入居しているビルの火災があったということで、その後、新築なった店内へ。

食べたものはレバ刺し、煮込み、らっきょう、キムチ、白もつ、つくね(タレ、塩)、豚かな。煮込みは北海道ではあまり出ない牛の内臓各種。白モツ焼きもまず見ないよなあ。くにゅくにゅの部分と、薄めで良い具合にこんがり焼けている所とあってウマイ。豚もでかくて、よく焼けているが味わいたっぷり。

飲んだものはビール2、オレンジサワー2(濃い目)。酸っぱいのが苦手な人にはオレンジの風味が良いだろう。

2軒目は一人で、24条のバー「H」へ。24条には少ないちゃんとしたバーなので、再訪したいと思っていたのだが、中々機会がないのだ。バンブー、ハンター、オールドパルの3杯。いずれも良い味だった。相当酔っていたので帰宅。

滅び行くもの-食堂のラーメン-

2006年10月04日 12時24分34秒 | 食べ歩き
とにかく忙しかったため、本も読めず、飲みにも行けず。
先日、某食堂に行った時に「前回来たのは、食堂のラーメンを追い求めてだったな」と思い出したのだが、その時のことを書いたメモがあるので掲載して見ようと思う。

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私は消え去りつつあるものに目が向いてしまうようになった(年のせい?)。第1回目(今後、不定期に書く)は「食堂のラーメン」をテーマに取りとめなく書いてみたい。

もちろんまだ沢山の食堂があり、そこではラーメンがメニューにのっているのだが、店のおじさん、おばちゃんが力尽きてしまえば終わりのような危うさがある。また、ラーメンの専門店化・行列店化もはなはだしい気もするが(特に東京は。札幌はそうでもないか?)、私には少々つまらない。

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「A食堂」札幌市中央図書館の近く
インターネット上で「9月末(2003年の話です)で閉店らしい。ラーメン絶品」等と書いてあったため、市電に乗って訪問してみた。最初1時過ぎに着いたのだが、何とこの場所で行列が出来ている。行列嫌いの私は、時間調整のため、近くの図書館へ。時間をつぶした後、3時頃再挑戦。

さすがに行列が出来てないので、そのまま店内に入ると、空き席が1つしかない。そこに座った私は、醤油ラーメン(550円)を頼んだ。待つ間に店内を観察すると、店は古びているものの、厨房エリアのステンレスがピカピカに光っている。非常に綺麗だ。

私の隣の親子(母娘)はラーメンとチャーハンを頼んでいたのだが、チャーハンを娘の前に運んだお店の人が、「○○ちゃんは、いっつもチャーハンだね」としんみりした会話をしている。

やがて私の前に届いた醤油ラーメン、確かに素晴らしかった。そもそもこの店が閉店になる理由は、店主が80歳になり、それをきっかけに引退したいと言うことらしい。その店主が大きな茹で釜から上げた麺と、寸胴で作るスープの絶妙さ加減が非常に良かった。決して派手ではないが、またこの店に来たくなる味だ。

すっかりこの店が気に入った私は、一週間後にまたやって来ることとなった。前回の反省から2時過ぎに来たのだが、それでも行列が出来ている。今回は諦めて列に並び、約20分待って、店内に入った。4人がけのテーブルには私、オッサン、若い二人とバラバラの相席である。

今日は塩ラーメンを注文。80歳にならんとしてる店主は、思いもよらぬ客ラッシュのためかふらふらになっており、ラーメンの作り方を間違えて、娘らしい人に怒られ休憩タイムに入った。体力の限界とは言え、店主休憩にがっかりしたが、釜の前に立つ娘(と言っても50過ぎなんだろうな)の手さばきは極めて良い。この人がお店を引き継げば良いのに、とも思ったが、やはりそういうものでもないんだろうな。

常連らしい人達は「もう最後ですね」「長い間、ごちそうさま」と声をかけて店を出て行くが、にわか客の私は黙って店をでた。

この店の閉店が私の「食堂のラーメン」ブームのきっかけである。多分、クラシックな食堂は、今絶滅しつつあるのではないかと思う。

「H食堂」
ある官公庁の地下食堂のラーメンがなかなかと言う話を聞いて、ちょっと時間の出来た昼下がりに行ってみた。食券を購入し、クラシックな雰囲気の食堂へ。醤油ラーメン(370円)のにごったスープ(トンコツ)が、寒空にあう。(札幌在住の人は、いちど行ってみても良いと思う)

「H大食堂」
ふらふらと散歩の途中で、久しぶりにH大食堂へ行き、昔風醤油ラーメン(370円)。ちょっと物足りないような感じもあったが、食べ終わるとそこそこ満足感が。オプションで付け合せた、小松菜おひたし(60円)も嬉しい。

それはさておき、ここではいわゆる三味ラーメンが、醤油・塩・味噌ではなく、旭川醤油・函館塩・札幌味噌と名づけられている。学食におけるのラーメンの表記は「ラーメン」にして欲しい。せいぜい「醤油ラーメン」と言ったあたりにして欲しいのは、私だけか?

「F食堂」中央体育館そば
札幌の中心部にいかにも食堂的な店構え。メニューを見るとポークチャップ等の洋食メニューにも引かれるが、醤油ラーメンを注文。炒めたもやしがのっているが、私は醤油ラーメンにもやしは合わないのではないかと思っており、案の定、統一感が感じられず残念。メニューを見る限り、食堂としてのポテンシャルは高そうで、そういう方向性で再訪してみたい店だ→先日再訪。

「A」西11丁目付近
店頭にメニューサンプルがあるクラシックな造りが何とも期待を持たせる。1時過ぎに入ると、客は数人、おちついて醤油ラーメンを注文。この店ももやし+玉ねぎを炒めたものがラーメンに載っており、見た目ちょっと乱暴な感じもする。スープは少々物足りないが、その感じは悪くない。とりあえず、熱々だったのでまあまあ。値段は630円。食堂のラーメンは500円基準であって欲しい。

「M食堂」札幌ファクトリーそば
ファクトリーの近くにある、こじんまりとした感じの食堂。入ってみると客は多い。常連は塩or味噌ラーメンと、小チャーハンのセットを頼む人が多いようだが、私はいつもの醤油ラーメン。ラーメンはスープがニンニク頼りのような気がするが、結構美味しい。麺は細め、(出てきた瞬間は)硬めで旭川風のような感じがする。かなり美味しくいただいたラーメンは500円、値段もこの位が嬉しいものである。

「Hグリル」
某テレビ局の地下に一般人も入れる店がある。グリルと言っても社員食堂に近い雰囲気の店だ。店内のカウンターでおばちゃんからわざわざ食券を購入。
醤油ラーメン410円は値段が嬉しい。TV局員らしき人もちょこちょこ来ているが,特に騒がしいこともなくアットホームな雰囲気である。セルフサービスのカウンターへ行き,懐かしい感じのラーメンを受け取る。スープはやや薄め,具にインパクトなし,麺はまあまあだが,何となくおちつく食堂に私の心は寛大になっていた。

中華料理屋さんのラーメン

2006年10月01日 11時29分29秒 | 食べ歩き
土曜日に激しく遊んだ二日酔いを抱えつつ、日曜日は出勤となった。とはいえ、ダラダラと午前中に昼食。何となく以前から気にはなっていた狸小路そばの「K」へ。



体調は復活しかけていたが、かなりメニューに迷った末「鶏の塩ラーメン」にした(メニュー名は適当。思い出せない)。すぐに到着したのは、麺の歯ごたえ良し、スープは相当さっぱりなラーメンだ。もちろんさっぱりと言っても十分においしい。

そして上に載った具がまた良い。鶏はスープより僅かに濃い味付で、非常に柔らかく水気を残している(味付して蒸してあるのか? 火加減を相当考えないとできないな)。後はパリッとした青菜、刻みネギだけという潔さだ。



最後にラー油をちょっとだけという手も考えたが、胡椒を少しかけて完食(私はもちろん麺類を食べている後半戦にならないと薬味を使わない)。この店は非常にメニューも多いし、絶対近いうちに再訪だな。